「この5人でのASPは最高だね」と思ってもらえるのが目標
──そして、ナアユさん作詞の“You don’t say”と“I wanna live”が入っていますが、この曲の感想を教えてください。
ユメカ : ナアユちゃんが作詞した曲はこれが最後だから、伝わるものがありますよね。私、この2曲を歌うとき涙が止まらなくなるんですよね。でも、グッとこらえて頑張るしかないです。
──「生きていたいと思わなかったのに 生きていたいよ」(“I wanna live”の歌詞より)は、彼女のそのままですよね。
ユメカ : 感情のまま、魂を殴り書いたような歌詞でグッときますね。「ナアユちゃんにもっとしてあげられることはあったんじゃないか」とか、いろいろ考えちゃったりするんですけど、ASPは続いていくし前を向いていくしかないです。本当に歌っていてグッとくるんですけど、まっすぐ前だけを見て、私は進んでいきたいと思っています。
──ナアユさんの歌詞のどういうところに、いちばんグッときますか?
ユメカ : ファースト・アルバムのときからなんですけど、本当にナアユちゃんは歌詞を書くのがとても上手で、歌詞はナアユちゃんのままだから何度も思い出してグッときますね。ナアユちゃんは、“I wanna live”のサビの歌詞をならず者に向けて書いたと思うんですけど、私はこの歌詞をナアユちゃんに伝えたいです。私が歌っている姿をナアユちゃんに見ていてほしくて、そう思っちゃうと毎回泣きそうになりますね。
──そして、モグさん歌詞の“いつでもファッキュー♡”は、どのように捉えていますか?
ユメカ : この曲は、「FUCK YOU」しか言っていないです。振り付けもFUCK YOUですし、本当にモグちゃんの反抗期な感じが最高ですよね。たまんないですよ。
──次の“M”で収録曲は最後ですが……。
ユメカ : おいおいおいおい! あれ!? あれ!? あれ!? ユメカの歌詞がないなー。
──“いつでもファッキュー♡”のハッピーヴァージョンを書いたらいいんじゃないですか。
ユメカ : 恥ずかしいんですけど、私はハッピーな歌にして提出したんですよ。「何秒も何秒もやれ」の歌詞を「ハッピーガール」みたいな歌詞にしたんですけど選ばれなかったんです。やっぱり「FUCK YOU」ぐらいいかないと、パンクさは感じないですよね。パンクな女になりたいですね。悔しいなー。
──まだ終わるわけじゃないですから。
ユメカ : そうですよね! これがラスト作品なわけじゃないから、私はまだまだ続いていくんですから。ASPは、“ITSUMO KOKOKARA”ですよね。
──そして、“M”のMV出ましたが、撮影はどうでしたか?
ユメカ : 私、演技ができなくて後悔しているんですよ。
──ただ、ASPを引っ張っているのは間違いなく、ユメカさんなので。
ユメカ : えっ! キュン!
──(笑)。話は戻りますが、“M”を歌ってみてどうでしたか?
ユメカ : “M”は歌うのが難しかったですね。サビが高くて、音域的に苦手でめちゃめちゃ練習しました。
──“M”は、なんの頭文字か聞きましたか?
ユメカ : “M”は、「歌にはじめて出会ったときの感情を書いた」と渡辺さんは言っていました。でも、この曲は大切なものとか歌とか、家族も恋人も誰でもなんでも歌詞の言葉のまま伝わる歌になっていて、その人の大切ななにかに当てはまるので、“M”はみなさんの心にグッとくると思います。私は、この曲をならず者に向けて歌っているので、“みんなに会えてよかった”という想いが伝わったらいいなと思います。
──ユメカさんのなかで、ナアユさんがいたときの4人のASPと、ツインズが入った5人のASPでは、どのような違いがあると思いますか?
ユメカ : まだ、なにが違うのかわからないですけど、4人と5人ではまた別な感じがします。体制が変わってもみなさんにASPを楽しんでもらえるようにできたらいいなと思うし、別の楽しみ方として楽しんでもらいたいですね。
──最後に、2022年はどのように活動していきたいですか?
ユメカ : 2022年は、2月21日にZepp DiverCityでワンマン・ライヴがあります。もちろんZepp DiverCityは簡単に立てる場所ではないことはわかっているので、そこに私たちが立たせていただけることは、本当にありがたいですね。新体制になって、「この5人でのASPは最高だね」と思ってもらえるのが目標で、とにかくいいステージにしたいです。そして、2022年は寅年なので、ASPがたくさんの人たちの心を捉えて、何事にも囚われずなんでもトライしていく年にします。ガオーという感じです。
編集 : 東原春菜
LiVE iNFORMATION
東名阪ツアー〈REDO BEGiNNiNG TOUR〉
2022年1月16日(日) @東京 下北沢SHELTER
OPEN 11:00 / START 11:30
2022年1月22日(土) @大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
OPEN 16:30 / START 17:00
2022年1月29日(土) @愛知 新栄 DAYTRIVE
OPEN 11:00 / START 11:30
詳しくはこちら→https://www.wack.jp/posts/26891435
ワンマン・ライヴ〈ANTi SOCiAL PAiNS〉
2022年2月21日(月) @東京 Zepp DiverCity
OPEN 17:30 / START 18:30
詳しくはこちら→https://www.wack.jp/posts/23987363
ASPディスコグラフィー
新→古
ASP連載記事はこちら
PROFiLE:ASP
2021年3月「WACK合同合宿オーディション2021」の最終日に突如渡辺淳之介より発表された新グループ。 当初メンバーは頭部まで覆われた黒い覆面マスクを着用しており、各メンバーのTwitterフォロワー数に応じて顔の覆面マスクがとれていくことが公表された。 2021年4月9日に1stフルアルバム「ANAL SEX PENiS」の発売が発表され、収録楽曲の「拝啓 ロックスター様」「BE MY FRiEND」をSoundcloudにて公開。同時にほぼ顔がでた状態のビジュアルを公開、twitterにてメンバーの名前も発表された。9月22日に1stシングル「the MAN CALLiNG」をリリースし、〈MARCH of ROGUES TOUR〉と題したワンマンツアーを行った。11月24日に東京・LIQUIDROOMでファイナルを迎え、同公演をもって、脚の怪我の悪化に伴いナアユがグループを脱退。新メンバーとしてマチルダー・ツインズとウォンカー・ツインズの2名がサプライズでお披露目された。2022年1月5日に2ndアルバム『PLACEBO』をリリース。同年2月21日には、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でワンマンライブ〈ANTi SOCiAL PAiNS〉を開催する。
メンバーのTwitterアカウントもチェック!
ユメカ・ナウカナ? : @ASP_YUMEKA
ナ前ナ以 : @ASP_NAMELESS_
モグ・ライアン : @ASP_MOGRYAN
マチルダー・ツインズ : @ASP_MATiLDER
ウォンカー・ツインズ: @ASP_WONKER
ASP 公式twitterアカウント
https://twitter.com/ASP_idol
ASP 公式SoundCloud
https://soundcloud.com/asp_idolude