2024/04/26 18:00

「どんなときでもスタイルを崩さない」──豊島"ペリー来航"渉(バックドロップシンデレラ) × るいまる&幸村(ビバラッシュ)

“アゲみ集団”を掲げるエンターテインメント・グループ、ビバラッシュ。彼らがとんでもないフェスを企てた! その名も〈アゲアゲJAPAN’24〉。別名、“異種格闘技”フェス。出演者は、ビバラッシュと同じくV系の枠で活躍するBabyKingdomのほか、KEYTALK / 夜の本気ダンス / バックドロップシンデレラ / かずき山盛りという意外な5組。ヴィジュアル系アーティスト × ロック・バンドによるノンジャンルのフェス型イベントというわけだ。

ほぼ初対面だという各出演バンドのフロントマンとビバラッシュのメンバー2名がイベント前に本音で語り合うこの連載。第4回目はバックドロップシンデレラから豊島"ペリー来航"渉、ビバラッシュからはるいまる&幸村が登場。カラーは違えど、それぞれが持つ揺るぎない"アゲの美学"について尋ねる。

〈ビバラッシュ Presents「アゲアゲJAPAN’24」〉

ビバラッシュ Presents〈アゲアゲJAPAN’24〉フライヤー

日付:2024年5月17日(金)

時間:16 : 30(OPEN) / 17 : 15(START)

場所:大阪・GORILLA HALL OSAKA

【出演者】

かずき山盛り/KEYTALK/バックドロップシンデレラ/ビバラッシュ/ BabyKingdom/夜の本気ダンス

料金 : 前売りチケット 5,000円 / 当日券 5,500円 ※ともに税込、ドリンク代別途

チケット:https://eplus.jp/vivarush/

ビバラッシュの直筆サイン色紙&チェキが3名に抽選で当たる!

【ビバラッシュ】直筆サイン色紙&チェキ

応募フォームhttps://forms.gle/UWW6CaSpxr1mbXH98

※締切:2024年5月15日(水)23時59分まで

対談:豊島"ペリー来航"渉(バックドロップシンデレラ) × るいまる&幸村(ビバラッシュ)

会話をするのは今回がはじめてとのことで、最初はお互いの出方をうかがっていたような2組。しかし、それぞれが並大抵じゃない想いでアゲに向き合っているとわかると、どんどん会話がフランクになり盛り上がっていった。アゲの道の先輩であるバックドロップシンデレラに、気になることを質問しまくっていくビバラッシュ。新しいアゲの道を切り開いていく後輩のビバラッシュのやりかたを、「おもしろいね~!」と受け止めて肯定していくバックドロップシンデレラ。3人のトークを聞きながら「アゲの道は今後も明るいぞ!」と希望を感じた。

取材・文:坂井彩花

人生ではじめて曲を聴いて笑いましたもん

──もしかして、ちゃんとお話しするのはこの対談がはじめてですか。

豊島"ペリー来航"渉:そうですね。

るいまる:はじめてです。

──まず、ビバラッシュがバックドロップシンデレラを知った経緯からお伺いできますか。

るいまる:「いろんなバンドさんに声をかけた新境地となるイベントをしたい!」と思い、〈アゲアゲJAPAN’24〉を開催することにしたんです。コンセプトは、"アゲ"。テンションやバイブスがあがる"アゲ"のイメージを持つバンドさんを調べていくなかで、名前があがったのがバックドロップシンデレラさんでした。

豊島:ありがとうございます。

るいまる:知ってるバンドとか箱のブッキングで絡むバンドさんとか、同じ界隈のバンドとイベントをするのって、よくあることじゃないですか。そういう同じようなイベントがよく繰り広げられていたので、「新しい風を吹かせたい」と思うと、知り合いじゃない人に声をかけていきたいという気持ちがあって。いきなりお願いしたら「無理!」ってなることもあるだろうし、すごくハードルが高いことだとはわかっていたんですけど、それでも出てくれるバンドさんと絶対にやりたかった。いろいろなところを駆使して、声をかけさせていただきました。

豊島:僕を誘ってくれた人も、そうとう辿ってくださったんですかね。

るいまる:たぶん、辿りに辿りまくった感じだと思います。

豊島:お世話になっている滋賀のライヴハウスのかた経由でお誘いいただいたんですが、その人にライヴに誘われたのはじめてでしたもん(笑)。

るいまる・幸村:えー!

豊島:「ライヴとか誘うんだ」って(笑)。

るいまる:バックドロップシンデレラさんは、アーティスト写真も物理的にすごく上がってらっしゃるし。

バックドロップシンデレラ アーティスト写真

豊島:アハハハハ(笑)。そこの高さもありなんですね。

幸村:高さも求めてます。

豊島:ジャンプはね、うちもちょっと高いですよ。かなりアゲなんで。

るいまる:あの写真って、ジャンプした瞬間に撮られたんですか。

豊島:実はそうなんです。4人で「せーの!」で撮りました。メンバーが離れすぎて1枚に収まりづらかったので横幅は調整したんですけど、縦は変えてないからジャンプの高さはあれだったと思います。

るいまる:あんなにきれいに撮れるもんなんですね。てっきりひとりずつで撮って、バランスを調整したのかと思いました。

豊島:ちゃんとジャンプしていることが、証明できればよかったんですけどね。白ホリじゃないほうがよかったかも。とはいえ、ジャンプは高いので。そこを期待されているなら、きっと応えられると思います。

るいまる:ロックバンドのかたって、ライヴでもみんなで一斉にジャンプしたりするじゃないですか。アーティスト写真のジャンプが美しいフォーメーションだったので、ライヴでも観られるのをすごく期待しています。

豊島:けっこう飛んでると思いますので、ぜひぜひ。

るいまる:各バンドさんの曲を聴かせていただきながら、自分的にすごくハマった曲をピックアップしていたんですけど、バックドロップシンデレラさんのなかでは"アメリカでウンザウンザを踊る"がすごく好きでした。

豊島:じゃあ、当日やりましょう!

るいまる:ええ、いいんですか! ありがとうございます。

豊島:"アメリカでウンザウンザを踊る"やります!

幸村:俺は"フェスだして"と"池袋でウンザウンザを踊る"。この2曲は、人生ではじめて曲を聴いて笑いましたもんね。あまりにも歌詞がすごくて。"フェスだして"の 「でもフェスだけが バンドのすべてじゃない!」って語りの部分で、「フェスフェス」って歌が被せてくるところとか。

【MV】バックドロップシンデレラ「フェスだして」
【MV】バックドロップシンデレラ「フェスだして」

豊島:そんなアレンジもしましたね(笑)。申しわけないことに、ライヴだと再現不可能だけど。

幸村:"池袋でウンザウンザを踊る"は、なんで池袋の真ん中でお尻を振るんだろうと思って笑いました。

豊島:僕らが池袋出身なんですよ。

るいまる:そうなんですか!

豊島:池袋のライヴハウスで出来たバンドだし、いまでも池袋をホームでやっているので。

【LIVE】バックドロップシンデレラ「池袋でウンザウンザを踊る」
【LIVE】バックドロップシンデレラ「池袋でウンザウンザを踊る」

この記事の編集者
梶野 有希

1998年生まれ。誕生日は徳川家康と一緒です。カルチャーメディア『DIGLE MAGAZINE』でライター・編集を担当し、2021年1月よりOTOTOYに入社しました。インディーからメジャーまで邦ロックばかり聴いています。

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前向きに解散をしたSUNNY CAR WASH ── 愛と敬意、軌跡を記録した最後のベスト作

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自分が聴きたい音楽を追求し続けていく──ロック・バンド、続きはらいせの美学を表現したファースト・EP

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ただ、承認されて自立していたい──励ましもせず、突き放しもしないステレオガールのアティテュード

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イズミカワソラ×ニラジ・カジャンチ ── 新作『Continue』の意外な制作過程を語る

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出発点である自分と向き合うきっかけに──ミクロを意識したJYOCHOの新作

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1万通りの1対1を大切にするpolly──つぶれかけていたロマンを再構築した新作

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理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

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これも、あれも、全部YAJICO GIRL──新作EPから聞こえる数々の好奇心

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2021年10月〜12月)

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バンドサウンドの必然性を深く問う新作──étéが鳴らす、流行へのカウンター

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原動力は「なにかを壊したい」という気持ち── 光と影が交差する、イズミカワソラの歩み

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PEOPLE 1 『PEOPLE』クロスレビュー  ── 集団として闘い、大衆を救う決意

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余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

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The fin. 『Outer Ego』クロスレビュー  ── 主観と客観を行き来する、普遍的なポップ・ミュージック

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“あなた”がいるからこそ綴られた、足立佳奈の言葉

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初ミニ・アルバムのテーマは“脱出ゲーム”!? ── ポップで攻撃的な5人組、あるくとーーふの全貌

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ポップなPARIS on the City!が、泥臭いロック・サウンドに振り切るまでの歩み

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ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

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BALLOND'ORの止まらぬ鼓動! ── 国内外から注目を集めるサウンドの生まれ方

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キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

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京都から現れた、あえて言おう“すごいバンド“! WANG GUNG BAND!!!

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谷口貴洋はどのように育ったのか?ー自由で冷静な人間性の生まれ方

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ネクストモードなEmeraldが伝える制作の秘訣──10年間で培ったバンドサウンドの楽しみ方

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日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

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謎多きアーティスト・マハラージャン──2つの新作から浮かび上がる人物像とは?

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Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

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ドレスコーズ志磨遼平がピアノで描く孤高と反抗──コンセプチュアルな新作『バイエル』に迫る

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自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

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「音楽って宇宙みたいなもの」──大柴広己の真髄に触れた新作『光失えどその先へ』

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「人のためになれるような作品ができました」── 愛はズボーンが2つの新作で提示するアルバムの楽しみ方

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パワー・ポップを愛する者へ───Superfriendsのルーツと現在地が反映された新作ミニ・アルバム

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〈NEWFOLK〉はなぜ、愛されるのか──クロス・レヴューと主宰者への20の質問から全

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多くの人に親しまれる〈NEWFOLK〉とは!?──その魅力に2部構成で迫る!!

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長く多彩なキャリアと新作から読み解く、アーティスト西村中毒の真髄とは

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誰かではなく、自分たちの歩幅で──新体制ヒトリエの現在を映したフル・アルバム『REAMP』

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[連載] バックドロップシンデレラ, ビバラッシュ

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