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デヴィッド × デヴィッド──〈アーカイ奉行〉第20巻

連載

デヴィッド × デヴィッド──〈アーカイ奉行〉第20巻

歴史を追いかけ過去から未来、情報過多の現代社会、デジタルの海に散らばったあの名作、この名作たちをひとつにまとめる仕事人…!〈アーカイ奉行〉が今日もデジタルの乱世を治める…!'''〈アーカイ奉行〉とは…'''1.過去作の最新リマスター音源 2.これまで未配信だった作品の配信解禁 ...…

羊文学の新作──ポップとエッジーさのバランス、今作は、ポップの番です

インタヴュー

羊文学の新作──ポップとエッジーさのバランス、今作は、ポップの番です

まさに快進撃とも言える活躍を見せるバンド、羊文学。『平家物語』のオープニング・テーマとなった“光るとき”をはじめ、さまざまな場面において、そのサウンドがより多くの人々に触れる機会も格段に増えている。そんな現在の彼らを捉えた華やかなニュー・アルバム『our hope』がここにリリースされた。OTOTOYでは本アルバムをハイレゾ配信するとともに、ここに塩塚モエカのインタヴューをお届けしよう。...…

まだまだ輝く、どこまでも輝くヒップホップ・ドリーム──サ上とロ吉、新作『Shuttle Loop』

レヴュー

まだまだ輝く、どこまでも輝くヒップホップ・ドリーム──サ上とロ吉、新作『Shuttle Loop』

フロム横浜のハズレからシーンのみならず、ありとあらゆる場所で“ヒップホップ”であり続けること約20年。サイプレス上野とロベルト吉野が前作から3年4ヶ月の時を経て、新作アルバム『Shuttle Loop』をリリース! “NICE DREAM”、トラックをSTUTSが、ゲストに鎮座DOPENESSを迎えた“RAW LIFE"、tofubeatsによる“COCOLO”などアルバムに先駆けて配信となっていた楽曲はもちろん、漢 a.k.a. GAMI、TARO SOUL、KEN THE 390らが参加した楽曲も加わっ…

思い出野郎Aチーム──ソウルが手話になり、手話がソウルを伝えるまで

インタヴュー

思い出野郎Aチーム──ソウルが手話になり、手話がソウルを伝えるまで

2021年11月27日、新木場USEN STUDIO-COASTで思い出野郎Aチームがバンド最大規模となるライヴ〈ソウルピクニック 2021〉を開催。バンドとしては実に1年9ヶ月ぶりの有観客ライヴとなったこの日は、Fukaishi Norio、沼澤成毅、ファンファン、asuka ando、YAYA子もサポートに加わり、感動的な素晴らしいライヴで成功を収めた。そしてこの日はもうひとつ特別な取り組みとして、歌詞をろう者の方々にも伝えるための手話通訳もライヴに参加したのである。日本では前例もほぼない中で、バンドは…

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

コラム

OTOTOY各スタッフ+αがそれぞれ選ぶ、2020年の10作品

今年もやってきましたOTOTOYスタッフによる個人チャート。いろいろ大変だった2020年、なにを聴いてOTOTOYを作っていたのか? 今年は新人、梶野に加えてインターン、そしてコントリビューター枠としていろいろと関わっているライター陣の方にも書いてもらいました。 ■OTOTOYスタッフ■...…

OTOTOY的、買い逃し厳禁な20枚──2020年レコメンド20

コラム

OTOTOY的、買い逃し厳禁な20枚──2020年レコメンド20

OTOTOYでは今年も邦楽を中心にたくさんの音楽を紹介してきました。そんななかでもキラリと光ったアルバムたちを20枚をレコメンドいたします。まさに買い逃し厳禁な20枚、2020年の作品たちをこちらでお届けいたします。 ''OTOTOYレコメンド2020 EP編はコチラ'''''これは"日本にケンカを売る"1枚、最後の音が鳴り止む瞬間まで彼の言葉から耳を背けるな'''...…

「誰か」の背中にそっと手を添えて──羊文学『POWERS』

インタヴュー

「誰か」の背中にそっと手を添えて──羊文学『POWERS』

メジャーのフィールドへと歩みを進めた3人組ロック・バンド、羊文学。2020年9月にリリースされた先行シングル「砂漠のきみへ/Girls」からも感じ取れるように、いま彼女たちはこれまで鳴らしてきた音への自信を感じ、それを貫く強度を持っている。このたびリリースされた、『若者たちへ』(2018年)以降2年ぶりとなる新アルバム『POWERS』にも、そのエネルギーが十分に詰め込まれた。『POWERS』というなんとも力強いタイトルのアルバムを聴くと、この混乱だらけの世の中でもなんとかやっていけそうな自信が湧いてくる。今…

シンプルでエッジーなサウンドで受け止める、羊文学の目線

インタヴュー

シンプルでエッジーなサウンドで受け止める、羊文学の目線

新たなフィールドへの一歩を切り開くような躍動感のあるスネアで幕を開ける、羊文学のメジャー・ファースト・シングル「砂漠のきみへ/Girls」。ふくよかな表現力と美しいコーラス・ワークが印象的な“砂漠のきみへ”と、ソリッドで生々しい“Girls”。これらは羊文学がこれまで鳴らしてきた音楽への絶対の自信と、それを貫く強さを感じる2曲となっている。今回は、羊文学が主題歌を、塩塚モエカが音楽を担当したドラマ『放課後ソーダ日和』の第1話の舞台となる西荻窪の喫茶店、物豆奇にて、「砂漠のきみへ/Girls」の話はもちろん、…

羊文学はあなたの「居場所」に──塩塚モエカ 単独インタヴュー

インタヴュー

羊文学はあなたの「居場所」に──塩塚モエカ 単独インタヴュー

昨年夏、これまでよりもライトなEP『きらめき』をリリースし、各所で注目度が高まるネクスト・ブレイク筆頭の3人組、羊文学。軽やかでポップなサウンドを詰め込んだ前作から半年、今度はストイックでソリッドなオルタナ・サウンドを鳴らす『ざわめき』をリリース。塩塚モエカのヴォーカルと相まって、より豊かになる繊細で重厚なバンド・アンサンブル…… よりグレードアップしたサウンドが詰め込まれた今作だが、果たしてバンドが目指すべき場所はどこにあるのだろうか。バンドのソングライター、塩塚モエカへの単独インタヴューで解き明かそう。…

こだま和文 x 高橋一(思い出野郎Aチーム)──特別対談:日々の生活、そして音楽

インタヴュー

こだま和文 x 高橋一(思い出野郎Aチーム)──特別対談:日々の生活、そして音楽

この国のダブのオリジネイターにして、ミュート・ビートやソロ、プロデューサー、そして現在では“THE DUB STATION BAND”を中心とした活動を続けるこだま和文。そしてメッセージ性とポップスとしての力強さを兼ね備えた、唯一無二のファンク・グルーヴを紡ぎ出す、思い出野郎Aチーム。この2アーティストの対談を組んでみようと思ったの昨年末のことだ。2019年後半に入ってリリースされた、それぞれの作品がどこか同じ響きを根底で持っていることを感じたときだった。詳しくは後述するが、ともかく彼らを引き合わせた記事を…

生活に「祈り」と「救い」を、そして最高のグルーヴでパーティを続けよう──思い出野郎Aチームの新作がすごい

インタヴュー

生活に「祈り」と「救い」を、そして最高のグルーヴでパーティを続けよう──思い出野郎Aチームの新作がすごい

傑作です! あ、思わず言ってしまった…… 思い出野郎Aチームの3rdアルバム『Share the Light』がとにかく最高なのだ。タイトになったグルーヴは身体的にどうしても楽しいし、そのタイトル通り、優しく光が心に差し込んでくる。そんなことをいとも簡単に起こしてしまうアルバムだ。OTOTOYでは、そんなバンドがいまどこに向かっているのか? 大石始によるインタヴューをお届けしましょう!(編)...…

オルタナ・ロックの若き才能・羊文学、新たな魅力を照らす新EP『きらめき』

インタヴュー

オルタナ・ロックの若き才能・羊文学、新たな魅力を照らす新EP『きらめき』

昨年リリースした1stアルバム『若者たちへ』、初のクリスマス・シングル「1999」で一躍大きな注目を集め、現在のオルタナ・ロック・シーンを引っ張る3ピース・バンド、羊文学。澄み切った空気感とファズ・ギターの轟音、ソリッドなオルタナ・サウンドのイメージが強い彼女たちだが、今回リリースされた新EP『きらめき』は、1曲目から「あたらしいわたし」が収録されているように、これまでよりも軽やかで彼女たちのポップな魅力が詰まった作品に。OTOTOY初登場となった今回のインタヴューでは、バンドの成り立ちから今作についてまで…

“ナツカシサウンド”だけじゃない! “いま現在”に目を向けるバレーボウイズ『青い』

インタヴュー

“ナツカシサウンド”だけじゃない! “いま現在”に目を向けるバレーボウイズ『青い』

男女混成でメンバー7人が7様の歌声で、まさに合唱のようにハーモニーを響かせるバレーボウイズから新ミニ・アルバム『青い』が届いた! 詳しくは下記のインタヴューで語っているが、今作の制作では、バレーボウイズ、特にソングライターのネギにとって、楽曲への向き合い方に大きな変化が生じていた。その変化もしっかりと伝わりつつ、これまでのバレーボウイズにあったような懐かしさと甘酸っぱさが同居した、魅力満載な作品『青い』。そのような変化はどのように生じ、どのように作品に落とし込まれたのか、活動の初期から彼らの活動を見続けてい…

12のストーリーの“語り部“として──七尾旅人『Stray Dogs』レヴュー

レヴュー

12のストーリーの“語り部“として──七尾旅人『Stray Dogs』レヴュー

今年デビュー20周年を迎えた七尾旅人が、『Stray Dogs』をリリースした。人生の“喜怒哀楽”や、“希望”をはっきりと明示せず、示唆的に伝えようとする彼の本質は、今作でも色濃く出ている。さらに、ジャンルの橋を越境的に渡り歩いていくような音楽性もあいかわらず健在。そこからは、これまでの自身のキャリアを総括し、感謝の気持ちが込められているような印象さえ受ける。OTOTOYではそんな最新作『Stray Dogs』を、レヴューとともにお届けする。...…

サイプレス上野とロベルト吉野、メジャー1stアルバム『ドリーム銀座』をリリース

インタヴュー

サイプレス上野とロベルト吉野、メジャー1stアルバム『ドリーム銀座』をリリース

神奈川横浜、そして全国各地の現場はもちろん、お茶の間にも活躍の場を広げるヒップホップ・ユニット、サイプレス上野とロベルト吉野が〈KING RECORDS〉移籍後初となるフル・アルバム『ドリーム銀座』をリリース!! 今作では移籍後初のリリースとなった『大海賊』の楽曲をはじめ、同郷を代表するプロデューサー、DJ PMXやソロとしてはもちろん、数々のアーティストのサポートやプロデュースなどを手がけるmabanuaなどが作品に参加。OTOTOYではそんなメジャー初となったフル・アルバムについて、MCであるサイプレス…

あの日彼らは“大人”になった──Sentimental boys『Festival』ツアー・ファイナル

ライヴレポート

あの日彼らは“大人”になった──Sentimental boys『Festival』ツアー・ファイナル

Sentimental boysが2018年8月にリリースした2ndフル・アルバム『Festival』のリリース・ツアー・ファイナルが、11月9日に下北沢BASEMENTBARにて開催された。この日の対バン相手は、Sentimental boysがリスペクトを送るロック・バンド、おとぎ話。先輩としてピュアでクールでキラキラしたライヴを見せつけたおとぎ話と、まるで映画のような情景を描き出し、じわじわと熱量を増していくSentimental boys。両者の魅力を存分に感じることができた、あの特別な夜の模様をお…

稀代のストーリーテラーとして──【対談】Homecomings × スカート

インタヴュー

稀代のストーリーテラーとして──【対談】Homecomings × スカート

Homecomingsが、はじめて日本語歌詞に挑戦し、バンドとして新たなはじまりを期待させる意欲作『WHALE LIVING』をリリースした。これまでもストーリーテラーでいることに重きを置いていた彼らだが、日本語で歌うことで、その世界はより広がった印象を受ける今作。今回OTOTOYでは、ポップ・ミュージックの新たな担い手で、インディー・シーン随一のストーリーテラー、スカートの澤部渡を迎えて対談を実施。2組の出会いやバンドに訪れた転換期など、さまざまな話をしてもらった。意外にもメディアでの共演ははじめてだとい…

思い出野郎Aチームの1st EP『楽しく暮らそう』

インタヴュー

思い出野郎Aチームの1st EP『楽しく暮らそう』

昨年、15周年を迎えた〈カクバリズム〉への移籍から約1年、思い出野郎Aチームが初の5曲入りEPをリリースする。『楽しく暮らそう』と、彼ららしいスッキリとストレートなタイトルの作品。彼ららしいファンキーな「楽しく暮らそう」「去った!」、レゲエ・ディスコな「無許可のパーティー」、夏の終わりにしっくりと来そうなメロウ&メランコリックな「サマーカセット」「僕らのソウルミュージック」と、現在の彼らの勢いをそのまま象徴するような抜群な5曲を搭載したEPとなった。...…

【ハイレゾ配信】4年半ぶりの前野健太、待望の新作『サクラ』

インタヴュー

【ハイレゾ配信】4年半ぶりの前野健太、待望の新作『サクラ』

近年ではラジオ・パーソナリティ、文筆家、役者など、さまざまな分野にも活躍の場を広げている前野健太。そんな充実した活躍のなかで、ここに彼の真骨頂たる、新作アルバムを発表する。4年半ぶりということを考えれば、やはり待望と言わざる得ない作品『サクラ』である。多彩なゲスト陣とともに作り上げた世界観は、さらに豊かな表現を携えた、新たな世界の広がりを強く感じるものだ。OTOTOYは本作をハイレゾ配信、そして岡村詩野によるインタヴューとともにお届けする。...…

あたたかく揺れるギターポップ、名コラボ平賀さち枝とホームカミングス新作配信開始!

インタヴュー

あたたかく揺れるギターポップ、名コラボ平賀さち枝とホームカミングス新作配信開始!

待ってました! 2014年の名曲『白い光の朝に』から3年、平賀さち枝とHomecomingsによるコラボ・ユニット平賀さち枝とホームカミングスが新作をリリース! 平賀の透き通る瑞々しい歌と、ホムカミのあたたかいギター・ポップ・アレンジが合わさり、ただただ幸福感を感じること間違いなしのユニットとなっております! ライブで既に披露されていた「カントリーロード」含む3曲と、HomecomingsによるPavementのカヴァー「スピット・オン・ア・ストレンジャー」、平賀さち枝の弾き語りナンバー「夏風邪」の5曲をお…

OTOTOY AWARDS 2017──2017を彩った珠玉の名アルバム──

コラム

OTOTOY AWARDS 2017──2017を彩った珠玉の名アルバム──

今年もやってまいりました“OTOTOY AWARD”。今年もOTOTOY配信中の作品から選りすぐりの30作品を紹介します。さまざまなフォーマットでのリリースも多い最近ですが、ここではあえてのオリジナル・アルバムに絞ってのジャンルを超えた30作品をランキング形式でおとどけします(シングル、ミニ・アルバム、ライヴ・アルバムなどは除外させていただきました! 悪しからず!)。OTOTOYお得意のフレッシュな新人から、この国の音楽シーンを作ってきたベテランまで多様な音楽性のチャートができあがりました。ぜひとも買い逃し…

トランプ、ミーゴス、ゆるふわ、そしてPUNPEE──渡辺志保に訊く、OTOTOYトピック2017ヒップホップ編

コラム

トランプ、ミーゴス、ゆるふわ、そしてPUNPEE──渡辺志保に訊く、OTOTOYトピック2017ヒップホップ編

ということで、OTOTOYの年末企画としてさまざまなジャンルの識者に、その年のポイントを訊くという企画「OTOTOYトピック2017」スタートです(年間ベストももうすぐ発表ですよ)。トップ・バッターはヒップホップ。本文中にもあるように、本国アメリカはもちろん、ここ日本も含めてヒップホップ、そしてラップという表現は世界中のポップ・カルチャーを席巻しております。ということで、ここで「いまのヒップホップってどうなっているの?」というOTOTOY編集部の問いに快く答えてくれたのは、block.fmの名物ヒップホップ…

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

インタヴュー

映画版・RO JACK!? 新人発掘の登竜門!──音楽と映画の祭典、〈MOOSIC LAB〉より公式コンピがリリース

突然ですが、あなたは〈MOOSIC LAB〉を知っていますか?〈MOOSIC LAB〉とは、『劇場版 神聖かまってちゃん』などをプロデュースした直井卓俊による映画祭。「そもそも何でOTOTOYで映画?」と思ったそこのあなたも、歴代の参加アーティストを見ればドキリとするのでは!? そう。なんと大森靖子、BiSなどのあの作品も、全てはここがきっかけで始まったのです。数々の才能を輩出している"音楽[MUSIC]"と"映画[MOVIE]"の実験室=〈MOOSIC LAB〉、今知っておいて損はないハズ! ...…

いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズって?!

インタヴュー

いま聴くべきはこいつらだ!! “合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”を謳うバレーボウイズって?!

“合唱系ノスタルジック青春歌謡オーケストラ”…… というキャッチコピーとともに7人全員がマイクをとって歌い、昭和歌謡もアイドル・サウンドもフォークもロックもパンクも飲み込んだ“ナツカシイサウンズ”を展開する京都のバンド「バレーボウイズ」。もう、これ、あなたの心を鷲掴みにすること間違いなしです! まずはOTOTOY大プッシュということで、とにかく聴いて欲しいのです。なのでフリー音源「真夜中のレコォド」を用意しました、まずは聴いてください! しかも、そんな彼らの1stをハイレゾで配信しているのはOTOTOYだけ…

【REVIEW】思い出野郎Aチームがカクバリズムより2ndアルバムをリリース

レヴュー

【REVIEW】思い出野郎Aチームがカクバリズムより2ndアルバムをリリース

2009年に結成された7人組ソウル・バンド、思い出野郎Aチームが2017年8月23日、〈カクバリズム〉移籍後、初となる2ndアルバム『夜のすべて』をリリース。世界各国の音楽から影響を受けたポップでメロウなリズムと、耳に残る個性的な歌声、それから音楽を愛する人すべてが心奪われてしまう歌詞の融合は、今作で最高潮を迎えた。先行7インチで発売された「ダンスに間に合う」や、“思い出野郎らしい”音楽愛が溢れた大名曲「Magic Number」も収録された今作。あなたの『夜のすべて』を歌った物語を、レヴューと共にお楽しみ…

*ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第6回

連載

*ヒップホップ・ライター斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第6回

暑い! 暑い! 暑い! 最近の東京はジメジメと暑く、いよいよ夏本番がすぐそこに来てるという感じですが、いかかがお過ごしでしょうか? この斎井直史による定期連載「パンチ・ライン of The Month」も6回目ということで掲載から半年! これからも細く長く続けていければと思っております! さて、先月は「#超WAVYでごめんね」というキラー・フレーズが話題を呼んでるJP THE WAVY(例の楽曲、SALUもリミックスしてましたね)と、先月待望の初来日を果たしたDC出身のラッパーGoldlinkを取り上げまし…

『SYMPHONY』が掘り起こす、あの頃の記憶──ホムカミ新作EPを独占ハイレゾ配信

レヴュー

『SYMPHONY』が掘り起こす、あの頃の記憶──ホムカミ新作EPを独占ハイレゾ配信

2015年にリリースしたシングル「HURTS」以降、注目を集め続ける京都在住の4ピース・バンド、Homecomings。昨年、2013年の“ROOKIE A GO-GO”出演から3年ぶりに〈FUJI ROCK FESTIVAL〉の舞台に立ち、観客の盛り上がりがフジロック随一とも言われる“レッドマーキー”への出演を果たす等、ライヴでの活躍が目立っていたなかで、待望の新作『SYMPHONY』をリリースする。本作で、彼らは殻を破ったと言えるだろう。バンド最高の名曲と評される「HURTS」を超える名曲が誕生した。新…

Alfred Beach SandalとSTUTS、互いにリスペクトしあう2人が遂に本格タッグ――南国の夜へトリップさせる、「まどろみ」を紡ぐ極上のメロウネス

レヴュー

Alfred Beach SandalとSTUTS、互いにリスペクトしあう2人が遂に本格タッグ――南国の夜へトリップさせる、「まどろみ」を紡ぐ極上のメロウネス

トクマルシューゴ、ceroの高城晶平、ミツメの川辺素、王舟等、現在のインディ・シーンを引っ張るバンドマンから熱烈な支持を集める、北里彰久のソロ・プロジェクトAlfred Beach Sandal。ニューヨーク・ハーレムでの路上ライヴ動画が話題となり、その後リリースした1stアルバム『Pushin’』がヒップホップ・シーンで絶賛。アナログ盤が各レコード店で即完となったSTUTS。...…

【ライブ・レポート】京都の若きノスタルジー・バンド、バレーボウイズ

ライヴレポート

【ライブ・レポート】京都の若きノスタルジー・バンド、バレーボウイズ

いま京都では、ギリシャラブや本日休演、台風クラブなど、ノスタルジックなサウンドで懐かしさを醸し出しているバンドが1つのムーヴメントになりつつある。京都のインディー・シーンは今、彼らの話題で持ち切りなのだ。かつてくるりやキセルなど、京都の音楽シーンに注目が集まっていた時代があった。そんな時代の再来を期待させるような火種が、京都には転がっている。そしてその火種の1つに名乗り上げようとしているのが、超若手の7人組ノスタルジック・ロックバンド、バレーボウイズである。avex、DUM DUM LLP.、HOT STU…

〈After Hours〉開催記念!! MONO × envy × downy、主催3組によるインタヴュー掲載!!

インタヴュー

〈After Hours〉開催記念!! MONO × envy × downy、主催3組によるインタヴュー掲載!!

2017年4月9日(日)、日本を代表するロック・バンドであるMONO、envy、downyの3組による主催フェス〈After Hours〉が開催される。昨年は〈SYNCHRONICITY'16 – After Hours –〉の中で行われた同イベントであったが、今年は〈After Hours〉が独立したフェスとして開催、日本の最前線を走るオルタナティヴなバンド、アーティスト全31組が渋谷に集結する。OTOTOYではイベントの開催を記念し、主催の3組からTakaakira ‘Taka’ Goto(MONO)、…

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【REVIEW】カフカ鼾、2ndアルバム『nemutte』ハイレゾ配信

レヴュー

【REVIEW】カフカ鼾、2ndアルバム『nemutte』ハイレゾ配信

''【Track List】''01. nemutte''【配信形態 / 価格】''24bit/48kHz(WAV / ALAC / FLAC) / AAC1トラックのみ 2,000円(税込)カフカ鼾(いびき)──このバンドを構成する3名の音楽家のそれぞれについて説明をしようと思えば、おそらくそれはとても長いものになるだろう。しかしまずは、そういった予備知識のない、まっさらな状態で彼らの音楽に触れてみてほしい。...…

一時期小説ばっかり書いてたけど、いまは音楽──いとうせいこう『再建設的』をめぐって

インタヴュー

一時期小説ばっかり書いてたけど、いまは音楽──いとうせいこう『再建設的』をめぐって

いとうせいこう & Tinnie Punx『建設的』は1986年にリリースされた最初期の日本語ラップの楽曲を含んだ作品として名高い。そんなクラシック・アルバムのリリース30周年を記念して、このたび、いとうせいこう & リビルダーズ名義でトリビュート盤『再建設的』がリリース。豪華メンツが参加し、当時の楽曲をカヴァーしている。また日本語ラップの金字塔的作品たる「東京ブロンクス」では、いとうせいこう自らがヤン冨田とともにスリリングにカヴァーしており、間違いなくアルバムのクライマックスと言えるだろう。OTOTOYで…

Second Royal Records コンピレーション第6弾『SECOND ROYAL VOL.6』特集

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Second Royal Records コンピレーション第6弾『SECOND ROYAL VOL.6』特集

京都のクラブ・シーンを代表するインディー・レーベルSecond Royal Recordsより、最新コンピレーション・アルバム『SECOND ROYAL VOL.6』がリリースされる! Halfby、Handsomeboy Technique、Satoru Onoなどの看板アーティストに加え、前作に引き続きTHE NEW HOUSE、Turntable Films、そして今作から登場のHOTEL MEXICOなど、才気あふれる若手バンドが多数参加。ジャンルレスに良質な音楽を発掘し続けるこのレーベルの鋭いアン…

Homecomings福富×もぐら、バンド史振り返り対談

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Homecomings福富×もぐら、バンド史振り返り対談

 5月11日にセカンド・フル・アルバム『SALE OF BROKEN DREAMS』をリリースしたHomecomings。京都という街にこだわって活動を続ける彼らが、バンド結成当初より通っていた〈Live House nano〉の店長・もぐらとバンドの歴史を振り返る対談を敢行。 京都で活動するあらゆるバンドたちとの関係性~土地と作品の繋がり~今後の活動についてなど、長年の親交によって築かれた2人だからこそ出てきた話もたっぷり収録しました(この対談をきっかけにして、Homecomingsの未発表デモ音源「BA…

HomecomingsがEnjoy Music Clubのクリスマスソングをカヴァー! 年内限定で配信スタート

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HomecomingsがEnjoy Music Clubのクリスマスソングをカヴァー! 年内限定で配信スタート

現役大学生バンドとしてデビューして以降、フジロックのルーキー枠に出演するなど急成長を遂げてきた京都出身のバンド、Homecomings。爽やかなインディー・ロック・サウンドと繊細な歌声が魅力の彼らがクリスマス・シーズンまっただ中に開催する東名阪ワンマンツアーを目前にひかえ、クリスマス・シングルをリリース。そのなかから、"日本一ポップなラップ・グループ"、Enjoy Music Clubの「クリスマスをしようよ」のカヴァー曲をOTOTOY限定で配信スタートです。配信は年内限り!! お早めに。...…

Yogee×Homecomingsスペシャル企画! <NIGHT OF PAPERTOWN>

ライヴレポート

Yogee×Homecomingsスペシャル企画! <NIGHT OF PAPERTOWN>

7月11日、開演前の渋谷クラブクアトロは静かな熱気と期待感で満ち溢れていた。この日行われたのは、それぞれ多くの夏フェス出演が決定しているHomecomingsとYogee New Wavesの2マンライヴ。ホムカミは全国ツアーの最終公演、Yogeeは自主イヴェント"Dreamin Night"の第2弾企画としてコラボ・ライヴが実現したスペシャルな夜だ。今大きな動きを見せているインディー・シーンを語る上で欠かせない大注目バンドの実力が遺憾なく発揮された、素晴らしい一夜の模様をお届けする。...…

Alfred Beach Sandal、多彩なジャンルをクロスオーヴァーしたアルバムをリリース!

インタヴュー

Alfred Beach Sandal、多彩なジャンルをクロスオーヴァーしたアルバムをリリース!

ロックやブラック・ミュージックの他にさまざまなジャンルの音楽を吸収し、独自の音楽センスでこれまでに唯一無二な作品を世の中へ送り出してきた北里彰久(Vo, Gt)によるソロ・ユニット、Alfred Beach Sandal(以下、ABS)。『Dead Montano』以降のお馴染みの岩見継吾(Wb)、光永渉(Dr)はもちろん、ビートメイカーのSTUTS、さらに、フルートの池田若菜(吉田ヨウヘイgroup)、トランペットの高橋三太(1983など)が参加したアルバム『Unknown Monument』をこのたびリ…

特集 : 2015年夏のポストロック事情ーー『ポストロック・ディスクガイド』とその後のシーン

インタヴュー

特集 : 2015年夏のポストロック事情ーー『ポストロック・ディスクガイド』とその後のシーン

初夏に刊行された『ポストロック・ディスク・ガイド』(以下、『ディスク・ガイド』)、それと呼応するようにポストロックの重要バンドのリリースが続いているーーtoe、mouse on the keys、te'らの新作が相次いてリリース、さらにはUSのポストロックの雄、バトルスの新作もリリースされる予定だ。...…

OTOTOYフジロック・レポート2015

ライヴレポート

OTOTOYフジロック・レポート2015

今年も苗場はアツかった!! フジロックを終えて“フジロック・ロス”に陥っているかたや、行きたかったけどやむなく行けなかったというかた。 そんなみなさまに、フジロックの3日間を追体験できるレポートをお届けします! ついついお酒が進んじゃって見逃したあのシンガー、やっと生で見られたあのグループ、そんな数々の出会いをライターの渡辺裕也のレポートとともに振り返り、またアツくなりましょう! 今年は、オレンジコートがなくなってしまったり、国内のメジャー・アーティストの名前が目立ったりと、例年とは少し違ったおもむきではあ…

Homecomings、新作EPリリース記念特集『今、関西のインディー・ギター・ロックに注目する』

インタヴュー

Homecomings、新作EPリリース記念特集『今、関西のインディー・ギター・ロックに注目する』

京都発、女の子3人+男の子1人の4人組バンド、Homecomings。昨年SECOND ROYAL RECORDSからデビュー・アルバムをリリースするやいなや「フジロック・フェスティバル '13」に出演、深夜のルーキーステージを埋め尽くした。そんな彼女たちが2014年、決定的一曲! といえる「I Want You Back」に加え、マグネティック・フィールズのアコースティック・カバーを収録したEPをリリース!!...…

アナログフィッシュ×前野健太 対談 オトトイ限定楽曲配信

レヴュー

アナログフィッシュ×前野健太 対談 オトトイ限定楽曲配信

5月にEP『失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい』をリリースし、6、7、8月には3カ月連続イベントTOWN MEETINGを開催。9月頭にはフル・アルバム『荒野/On the Wild Side』を発表し、この度配信限定シングル『確率の夜、可能性の朝』をリリース。10月10日にはキャリア初となる日比谷野外音楽堂ワンマン・ライヴを控えている。と、春からニュースが絶えないアナログフィッシュ。今回リリースされる作品は7月のTOWN MEETINGで行われた合唱を録音したもので、その場にいた全員の共…

What's Punk in Tokyo? 快速東京×the mornings×V/ACATION

インタヴュー

What's Punk in Tokyo? 快速東京×the mornings×V/ACATION

最初に言っておくと、「パンクとは? 」という議論はあまりに不毛で答えのない問いである。定義にそって行動するのではなく、既存の価値観を揺さぶるものこそが、パンクだからである。一つの答えを出した時点で、それは塗り替えられるためのものになってしまう。パンクは、現在進行形の概念なのだ。これまでにいくつもの雑誌でパンク特集は行われてきたし、パンク本は数多く出ている。僕もいくつか読んだけれど、わかったようでよくわからなかったものが多い。ただ、それらを通じて一貫しているものは、パンクとは何でも受け付ける寛容性のあるものだ…

平賀さち枝とHomecomingsがコラボした『白い光の朝に』リリース&独占インタヴュー

インタヴュー

平賀さち枝とHomecomingsがコラボした『白い光の朝に』リリース&独占インタヴュー

アコースティック・ギターを爪弾き、つぶやくように歌を紡ぐシンガー・ソングライター・平賀さち枝と、青く甘酸っぱいギター・ポップを奏でる女の子3人+男の子1人の4人組バンド、Homecomings。このコラボ、それはもう絶対良いだろうという予感は誰しもがしていたと思いますが、その想像を超えるアルバムが届きました。...…

ROTH BART BARON、待望のデビュー・アルバムをOTOTOY限定でハイレゾ配信&インタヴュー

インタヴュー

ROTH BART BARON、待望のデビュー・アルバムをOTOTOY限定でハイレゾ配信&インタヴュー

この2人の作る音楽が世界を変える。そう信じて、OTOTOYはこのバンドを追いかけてきました。そしていま、その手始めとなる大きな一歩を踏み出そうとしています。彼らの名前は、ROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)。東京出身の三船雅也と中原鉄也からなる2人組です。フリート・フォクシーズ、ボン・イヴェール、シガー・ロスを思い起こさせるそのサウンド・スケープとファルセット・ヴォーカルは、美しく、壮大で、畏れ多さを兼ね備えています。そんな彼らが丁寧に作りあげた本作は、ペンシルベニア州フィラデルフィアで…

武蔵野音楽集団とんちれこーど、初のレーベル・コンピレーションをリリース

ライヴレポート

武蔵野音楽集団とんちれこーど、初のレーベル・コンピレーションをリリース

2014年、OTOTOY一番最初のリリースは、 2013年に1st album『片想インダハウス』を発売し、大躍進を遂げた片想い(OTOTOY AWARD 2013にも選出)とホライズン山下宅配便のメンバーからなる武蔵野音楽集団とんちれこーどのコンピレーション・アルバム『とんちこんぴ』。収録メンツには、片想い、ホライズン山下宅配便、あだち麗三郎等のとんちの面々だけでなく、VIDEOTAPEMUSICやAlfred Beach Sandalも友情出演、そしてニceオモro、カタオモロ、MC Sirafuのソロ…

Alfred Beach Sandal、2年ぶりのセカンド・アルバム『DEAD MONTANO』リリース

インタヴュー

Alfred Beach Sandal、2年ぶりのセカンド・アルバム『DEAD MONTANO』リリース

ceroや片想い、森は生きている、oono yuukiらと肩を並べる逸材、Alfred Beach Sandalが、2年ぶりのセカンド・アルバム『DEAD MONTANO』をリリース! 今作はバンド・メンバーとして、ウッドベースに岩見継吾(ex. ミドリ、Zycos、Oncenth Trio etc)、ドラムに光永渉(チムニィ、ランタンパレード、あだち麗三郎クワルテッット etc)、サックスに遠藤里美(片想い)を迎え、これまでで最も多彩なリズムとグルーヴィーな演奏に。2013年の終わり、聴いておかなければい…

Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施

レヴュー

Radiohead、Portisheadの歴史的名盤カヴァー・アルバム発売記念、参加アーティスト4人による対談を実施

90年代に発表された2つのアルバムRadiohead『OK Computer』とPortishead『Dummy』。それぞれのバンドの代表作として、20年近くの時が経ったいまも音楽ファンに愛され、影響を与え続けている作品だ。森大地(kilk records / Aureole)、マモル(nhhmbase)、青木裕(downy)、照井順政(ハイスイノナサ)というこの日集まった4人も、“脳内再生”出来るほどにこのアルバムを聴き血肉化することで、表現者としてのアイデンティティの一部としているミュージシャンたちなの…

ROTH BART BARON×高橋健太郎 DSD徹底攻略塾課外授業

ライヴレポート

ROTH BART BARON×高橋健太郎 DSD徹底攻略塾課外授業

2013年春、エンジニア、オーディオ評論家の高橋健太郎を講師に迎えて、春期講座で開講されたDSD徹底攻略塾。MP2、WAVとも違う”超”高音質、DSDについてその基礎から学び、実際に体験する授業をおこないました。全3回を終えた本講座が、ミューズ音楽院を飛び出し、下高井戸のG-ROKSで課外授業を開催! ゲストにROTH BART BARON(ロット・バルト・バロン)をむかえて、KORGのDSDワークステーション「Clarity(クラリティ)」を使って、DSD公開録音、公開ミックスという前代未聞の講座に挑戦、…

Spangle call Lilli lineの第2期ベスト盤『SINCE2』リリース

レヴュー

Spangle call Lilli lineの第2期ベスト盤『SINCE2』リリース

2013年で、結成15周年を迎えるSpangle call Lilli line。2006年にリリースされた第一期のベスト盤『SINCE』以降の音源を中心にセレクトされた第二期ベスト盤『SINCE2』がリリースされた。''Spangle call Lilli line / SINCE2''''【価格】''mp3、wav 共に単曲 200円 / まとめ購入 2,100円...…

Homecomings、Second Royal Recordsからデビュー・アルバム『Homecoming with me?』をリリース!!

インタヴュー

Homecomings、Second Royal Recordsからデビュー・アルバム『Homecoming with me?』をリリース!!

バンド結成からわずか1年、飛躍的な活動を見せている女子3人+男子1人の京都発大学生4ピース・バンド、Homecomings。 彼らがこのたび、HALFBY、Turntable Films、Hotel Mexicoを有するSecond Royal Recordsからデビュー・アルバム『Homecoming with me?』をリリース!! 「80'S洋楽ヒット、世界各国のインディ・ポップ、クリスマス・ソングの影響を受けた」という彼らの背景や、音楽性に迫るインタビューとともに、アルバムのなかから「Sunday」…

SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!

その他

SHIMOKITAZAWA HANAUTA CRUISING、下北沢の夜を彩る企画!

2013年5月25日、下北沢に点在するライヴハウス各所を結んで開催される下北沢発サーキット・イベント「Shimokitazawa SOUND CRUISING」。今年は複数会場でのライヴ・パフォーマンスに加えて、サーキット・イベントならではの、下北沢の街中を使った企画を実施することが決定しました! その名も「Shimokitazawa HANAUTA CRUISING」! 「はなうた」がキーワードの本企画、その内容はいかに?...…

サイプレス上野とロベルト吉野『TIC TAC』を配信開始&インタビュー

インタヴュー

サイプレス上野とロベルト吉野『TIC TAC』を配信開始&インタビュー

サイプレス上野とロベルト吉野が、前作『MUSIC EXPRES$』から約1年振りとなるニュー・アルバム『TIC TAC』をリリース。事務所の先輩でもあるSHINCO(スチャダラパー)やサイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)がトラック・メイカーとして名を連ねる他、豪華アーティストが参加。前作とはうってかわり、リラックスした自分たちらしさを出した全方位的なアルバムが完成した。...…

有馬和樹(おとぎ話)×柴田隆浩(忘れらんねえよ)泥酔対談!

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有馬和樹(おとぎ話)×柴田隆浩(忘れらんねえよ)泥酔対談!

バンドにとって最も難しく、最も大切なことは「続けること」だ。10代や20代であれば、それは容易い。2、3枚のアルバムを出し、狭いコミュニティでそこそこの評価を得て、なし崩し的に解散していくバンドは数多い。家庭や将来、仕事、モチベーション、生活。何人かの人間が集まって表現活動を続けるには、時に何かを捨て、時に迷いながら、「でもやるんだよ」という覚悟が必要だ。そして、「でもやるんだよ」を続けることで、諦めないことで、意地でも伝えようとし続けることで、音楽は強度を増し、必ず誰かの心を動かす。渾身のニュー・アルバム…

前野健太『オレらは肉の歩く朝』レビュー

レヴュー

前野健太『オレらは肉の歩く朝』レビュー

''前野健太 / オレらは肉の歩く朝''これまでの作品の持ち味であった一人多重録音から一転、プロデューサーにジム・オルークを、ゲスト・ミュージシャンに石橋英子、pop 鈴木、山本達久らを招き、人里離れたスタジオで録音を敢行。歌われるのはこれまで同様に街の空気、人々、そして恋心。前野健太のファインダーを通して見えてくる、街が奏でる音。...…

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第8弾 ROTH BART BARON

インタヴュー

ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第8弾 ROTH BART BARON

インディーズに力を入れるレコード店disk unionと配信情報サイトOTOTOYがガッチリタッグを組んで、1ヶ月にわたって、たった一つのアーティストを押し続ける企画、「NEW SENSATION」が始まります! この企画でもっとも大事にするのは、バイヤー目線。広告予算がなくても、メジャー・レコード会社が決まっていなくても、「こいつら、絶対すげぇ! 」そんなバンドが現場にはいっぱいいるんです。「NEW SENSATION」は、disk unionとOTOTOYがバイヤーの威信をかけ、本当に押したいもののみを…

日本から生まれたトラッド・ミュージック、ROTH BART BARON『Chocolate Demo』

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日本から生まれたトラッド・ミュージック、ROTH BART BARON『Chocolate Demo』

''ROTH BART BARON / Chocolate Demo''(※会場限定100枚のEP。同作を高音質で聴けるのはOTOTOYだけ)【配信形態】 HQD(24bit/48kHzのwav)【価格】 単曲200円 / アルバム500円【収録曲】1. Crystal Palace / 2. 静かな嵐 / 3. 素晴らしい日々「あなたの人生を変えたアルバムは何ですか?」...…

LIVE REPORT『東京PAOS!』2012年11月7日(水)

ライヴレポート

LIVE REPORT『東京PAOS!』2012年11月7日(水)

11月7日、祭り興しプロジェクト「TAIYO33OSAKA」が主催するイベント「PAOS! 」が東京、渋谷WWWに上陸した。「PAOS! 」は、powerの「P」、ahoの「A」、oosakaの「O」、sunshineの「S」、そしてexclamationの「! 」が合わさった造語である。芸術、文化、食べ物やマッサージまで、様々な文化の持つエネルギー、また電力というエネルギーについて、祭りというイベントを通して感じて、考えようというイベントだ。...…

祭り興しプロジェクト・TAIYO33OSAKA presents「東京PAOS! 」開催決定

その他

祭り興しプロジェクト・TAIYO33OSAKA presents「東京PAOS! 」開催決定

PIKA☆(ex.あふりらんぽ)を中心に大阪で展開中の祭り興しプロジェクト「TAIYO33OSAKA」が主催するイベント「PAOS! 」が、2012年11月7日(水)に東京・渋谷WWWにて開催されます。当日は、PIKA☆と七尾旅人の対決に絵描きのサイトウケイスケが加わった特別編成のアクトをはじめ、大人気の関西在中アーティスト、N'夙川ボーイズ、奇妙礼太郎らがライヴを披露。また、そしてOTOTOY編集長の飯田仁一郎が聞き役となり、主催のPIKA☆とアチャコ・プリーズにこれまでの活動を伺う「TAIYO33OSA…

OLAibi、石橋英子Wリリース! 鼎談 : 石橋英子×OLAibi×トンチ

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OLAibi、石橋英子Wリリース! 鼎談 : 石橋英子×OLAibi×トンチ

前作『imitation of life』から間を空けることなく、クラッシック、ジャズのエッセンスも含んだシンプルなピアノ・ソロ・アルバム『I'm armed』をリリースした石橋英子。そして、パーカッショニストが奏でる音楽でありながら、今回新たに実験的かつ室内楽的で密室性の高いテイストを組み込んだ3年振りのサード・ソロ・アルバム『new rain』をリリースしたOLAibi。今回は両者のリリースを記念して、スティール・パン奏者のトンチを迎えての3者鼎談を開催。3者に通じる“音楽観”を読み解いてほしい。...…

岡村詩野コンピレーション・アルバム『radio kittenコンピレーション vol.2』

その他

岡村詩野コンピレーション・アルバム『radio kittenコンピレーション vol.2』

音楽評論家の岡村詩野が、毎週金曜日18時よりレインボータウンFMでパーソナリティを務めてきたラジオ番組『radio kitten』の人気コーナー「radio kittenへの道」。番組宛に送られてくるデモ音源 / 未発表音源の中から、毎回選りすぐりの1〜2組のアーティストの音源をセレクトし、岡村詩野(時にはゲストもお迎えして)のコメントと共に紹介してきました。2012年6月にリリースされた『radio kittenコンピレーション Vol.1』に引き続き、「radio kittenへの道」の全ての音源の中か…

七尾旅人『リトルメロディ』配信開始

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七尾旅人『リトルメロディ』配信開始

時代を、そしてかけがえのない瞬間を語り継いで来た七尾旅人が、新作『リトルメロディ』を発表した。2010年新たなポップ・ミュージックの到来を印象づけた傑作『billion voices』リリース後に全国各地でライヴを行い、曲を作り続けて来た七尾旅人。今作『リトルメロディ』には、2011年3月11日に起きた東日本大震災の後、すぐに被災地に駆けつけ支援し、その経験を通して作られた曲「圏内の歌」等も収録されている。誰もが忘れられない時を経て完成したニュー・アルバム。七尾旅人が語り継ぐ現代の詩(うた)が聞いてほしい。…

younGSounds『more than TV』インタビュー

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younGSounds『more than TV』インタビュー

パンク、ロック、クラブシーンの重要人物で結成されたスーパー・グループ、younGSounds初のオリジナル・アルバム『more than TV』が完成! ハードコア・パンクの加速度を内包し、ヒップホップのリズムとの融合を推し進めた、唯一無二のグルーヴを作り上げている彼ら。メンバーの豊富なバックグラウンドとアイデアが核となり、圧倒的なテンションで切れ目なく展開するフリーキーでコンテンポラリーなロック・サウンドは、タイトでソリッドなガレージ・パーティー・サウンドを生み出しています。痛快でユーモラスな全11曲。.…

radio kittenへの道!!

その他

radio kittenへの道!!

2012年始めから半年近く続いてきた、デモ音源紹介コーナー「radio kittenへの道」。ラジオ局に送られてきた全ての音源の中から、岡村詩野が選出した6アーティストをまとめたコンピレーション・アルバムをOTOTOY独占でリリースいたしました!! 音楽評論家の岡村詩野が、どこよりも早く評価した、これから世の中に羽ばたいていくであろう新しい才能をお聴きください!!...…

イントロで「おっしゃ! きた!」ってなるようなフェス・アンセム10曲

その他

イントロで「おっしゃ! きた!」ってなるようなフェス・アンセム10曲

やっぱ、フェスっていいよね。そこら中で幸せが炸裂しまくっている感じが素晴らしいよね。ハイネケンなんか飲んじゃってさ。そんで、フェスでいちばん幸せが凝縮されている時間を考えたんだけど、それって、みんな知ってる超あがる曲のイントロが始まった瞬間なんじゃないかと思うんだよね。普段かぶらないような帽子とかかぶっちゃって、ゆらゆらしているところに、あの曲が鳴り始めた瞬間。「おっしゃ! きた!」ってなるよね。ちょっとヤバいよね。ライヴ・ハウスとかクラブ、ヘッドフォンとかスピーカーから流れだした時とはまた違う。ちょっと疲…

radio kittenへの道!!

その他

radio kittenへの道!!

2012年始めから半年近く続いてきた、デモ音源紹介コーナー「radio kittenへの道」。ラジオ局に送られてきた全ての音源の中から、岡村詩野が選出した6アーティストをまとめたコンピレーション・アルバムをOTOTOY独占でリリースいたしました!! 音楽評論家の岡村詩野が、どこよりも早く評価した、これから世の中に羽ばたいていくであろう新しい才能をお聴きください!!...…

石橋英子『imitation of life』

レヴュー

石橋英子『imitation of life』

「枯れることのない泉のようなものを欲する部分がある」との言葉に集約されるように、未踏のサウンドを追い求め、即興演奏家やプロデューサー、そしてシンガー・ソング・ライターとして、文字通りあらゆる領域で活動する稀有な音楽家、石橋英子。前作『carapace』から約1年半、引き続きジム・オルークのプロデュースのもと、自然と集結したメンバーたちには「もう死んだ人たち」との名が与えられ、彼女の描いた脚本によって自在に舞い踊る。そんな鉄壁の布陣で構築された新作は、プログレッシヴ・ポップとも呼べる未知の世界である。...…

石橋英子『drifting devil』インタビュー

インタヴュー

石橋英子『drifting devil』インタビュー

石橋英子を「PANICSMILEのドラマー」と捉えている人が居るならば、是非ともこの機会に「シンガー・ソング・ライター」としての彼女の音楽を聴いてみて欲しい。最新ソロ・アルバムdrifting devilは多数のゲスト・ミュージシャンを迎えて制作され、楽曲は音の粒がアグレッシヴなものから、ゆるやかに唄とメロディが紡がれていくものまで、色彩感に富んだグッド・ポップ・ミュージックが詰まっている。インタビュー中、”可能性”という言葉を何度も口にした彼女にとって”ポップ”とは一体どんな存在なのだろうか。...…

サイプレス上野とロベルト吉野 インタビュー by JJ

インタヴュー

サイプレス上野とロベルト吉野 インタビュー by JJ

 忘れもしない。サイプレス上野とロベルト吉野の1st album『ドリーム』を聴いた時の感じ。あからさまに愛論を語るとか、強さを押し付けるだけのギャング臭にはふたをして、彼らは徹底的に軽かった。しかもちょっと優しくて、ふざけてて... HIP HOPがパーティから生まれた音楽だって事を忘れてたぜい。LIVEでならしたモノホンMCとスクラッチしまくりの大胆なトラック・メイクは、ごっついラッパーと般若みたいなDJがこれまた洒落て見えたもの。『ドリーム』は2000年以降のHIP HOP albumの中で、だんとつ…

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

コラム

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

1995年に始動。1999年シングル「はなればなれ」でメジャーデビュー。当初よりライヴやレコーディングなどにおいて他のアーティストとのコラボレーションや楽曲提供、プロデュースなど多岐に渡る活動を続けながら、独自のスタンスを築き上げている。2007年7枚目となるオリジナル・アルバム『Musical』をリリース。その後行われたライブ・ツアー「tour Musical」を追ったドキュメンタリーが映画となり、昨年に全国劇場にて公開。各地で異例のロング・ランを記録した。...…

Curly Giraffe『Thank You For Being A Friend』 インタビュー by 井上沙織

インタヴュー

Curly Giraffe『Thank You For Being A Friend』 インタビュー by 井上沙織

カーリー・ジラフが、これまでにベーシストやサウンド・プロデューサーとして関わってきた女性ヴォーカリスト達をゲストに迎えたセルフ・カヴァー・アルバムをリリースした。新居昭乃、Cocco、木村カエラ、BONNIE PINK、Chara、LOVE PSYCHEDELICO、安藤裕子や平岡恵子。これだけ豪華なメンツを揃えることが出来たのは、他でもない彼の人望の厚さで、互いの関係が強い信頼の上に成り立っているから。 ...…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

4.26の朝、まだ真っ暗な早朝5時に会場となるベイサイド集合。今年も出演者や出演しないけど来てくれたバンド・マン、そしてお客さんなどがボランティア・スタッフとしてたくさん集まってくれた。 機材搬入、ステージ搬入、発電機やPA機材がトラックで運ばれる。男たちがみんなで運ぶ、テントも組み立てる。...…

レーベル特集 SECOND ROYAL RECORDS

インタヴュー

レーベル特集 SECOND ROYAL RECORDS

京都にTSUTAYAのくせに異様に充実した品揃えを展開するCD屋さんがある。一説にはタワー・レコードを押さえ、京都NO.1の売り上げを誇った時期もあるという、TSUTAYA西院店である。そこで10年も前に働いていたのが、筆者とSECOND ROYAL RECORDSの小山内信介だ。同年齢、同期入社だった僕等2人は、よく店に残ってケミカル・ブラザーズの「HEY BOY HEY GIRL」を爆音でスピンさせ踊り狂っていた。僕はオルタナティブ・ミュージックに、彼は欧米のインディーズや渋谷系以降の音楽シーンに詳しか…

特集企画:まだまだ夏は終わらない

レヴュー

特集企画:まだまだ夏は終わらない

ここのところ全国的に雨続きで、めっきり涼しくなった。ついこの間までは「暑い暑い!」と不快指数高かった人も、「夏が終わってしまったの?」とちょっぴり寂しくなっていたりしないだろうか。でもご心配なく!長期予報によると、9月を過ぎても残暑は続くようだ。今回は、ずっと夏気分でいたい、まだ夏をあきらめていないあなたに送る特集企画。サーフ・ミュージックを中心に、その変遷や、話題となった海の家やイベントのおさらい、そしてrecommuni厳選音源の紹介など、まだまだ夏気分に浸りたい人を強力サポート!...…

YOLZ IN THE SKY 3rd Album『DESINTEGRATION』リリース

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YOLZ IN THE SKY 3rd Album『DESINTEGRATION』リリース

崩壊から創り出されたミュータント。冷めたビートと高鳴りで踊る。永遠に繰り返されるビート、上質な織物のように何層にも折り重なるサウンド。そして突如現れては霧のように消える声。音楽の様々な様式を、またバンド自身をまさに壊すように突き進み、未だ進化過程、しかし今ここに刻まれるべき発明品の様な作品の誕生。...…

サイプレス上野とロベルト吉野 × THE ZOOT16 対談

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サイプレス上野とロベルト吉野 × THE ZOOT16 対談

マイクロフォン担当のサイプレス上野とターンテーブル担当のロベルト吉野、横浜生まれドリームランド育ちの2人組「サ上とロ吉」が新作『MUSIC EXPRES$』をリリースした。本作にはMIC大将、NONKEY、Fragmentの馴染みのヒップ・ホップの面々に加え、SPECIAL OTHERS、サイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)、後藤まりこ(ex.ミドリ)が参加し、5曲目「ready to drunk」のプロデュースは渡辺俊美(TOKYO No.1 SOULSET)ことTHE ZOO…

THE ZOOT16『Z16』

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THE ZOOT16『Z16』

TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるソロ・ユニット、THE ZOOT16。2002年に活動を開始し、これまで自身のレーベル「ZOOT SUNRISE SOUND」より3枚のアルバムをリリース。そこに含まれる楽曲群と各種LP(全て廃盤)に収録されているアルバム未収録曲群の中から16曲をセレクト&ノンストップ・ミックスし、ベスト・アルバムとしてリリースします。スカ、レゲエ、ラテンへの偏愛を素直に見せた、TOKYO No.1 SOUL SETとはまた異なる渡辺俊美の音楽家としての別の顔を本作でお…

前野健太インタビュー!

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前野健太インタビュー!

「前野さん、節電でちょっと暗い東京の夜で遊びませんか? 」2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震。そこから1カ月経った4月11日、映画監督の松江哲明はミュージシャンの前野健太にそう声をかけた。「ライブテープ」を知っている方ならこの言葉の意味をすぐに飲み込めるだろう。...…

HALFBY『Leaders Of The New School』

インタヴュー

HALFBY『Leaders Of The New School』

今年で活動10周年を迎えるHALFBYが、アニバーサリー・イヤーに放つ渾身の新作『Leaders Of The New School』が到着! 本格的にスタートさせたバンド・セットでのライブ活動を通し、さらにアグレッシヴに進化したパーティ・サウンドを展開。リップスライムとの共作曲も話題の西海岸発ヒップホップ・グループ、アグリー・ダックリングのラッパー、アンディーもゲスト参加。DIPLOやA-TRAKが提示する最新ダンス・ミュージックともリンクしながら、あくまでHALFBY的ポップ感覚を突き通した過去最高級に…

下津光史(踊ってばかりの国)×有馬和樹(おとぎ話) 対談

インタヴュー

下津光史(踊ってばかりの国)×有馬和樹(おとぎ話) 対談

踊ってばかりの国の2ndフル・アルバム『世界が見たい』が完成! リリースを記念して、下津光史(Vo./Gu.)と、先月5thアルバム『BIG BANG ATTACK』を発表したばかりのおとぎ話の有馬和樹(Vo./Gu.)によるフロントマン対談が実現! どこまでも自由で甘酸っぱいファンタジアを打ち鳴らすスーパー・バンド、おとぎ話。サイケデリックで人懐っこいメロディーにシニカルな言葉をのせる踊ってばかりの国。彼らは、今や師弟関係のごとく惹かれあっている。インタビュー中も大騒ぎだった2人の、そして2バンドの共通点…

サイプレス上野とロベルト吉野 『40分』出演時のライヴ音源をリリース!

ライヴレポート

サイプレス上野とロベルト吉野 『40分』出演時のライヴ音源をリリース!

2010年6月11日に行われたOTOTOY×MOROHA×新宿MARZ企画によるヒップ・ホップ・イベント『40分』でのサイプレス上野とロベルト吉野のライヴ・パフォーマンスを、OTOTOYで独占配信します! サイプレス上野による会場の熱を上げるコール&レスポンス。ロベルト吉野の熟練されたターンテーブル捌き。そして40分という長尺だからこそ実現した、普段なかなか聞くことが出来ないロベルト吉野渾身のラップも収録! 横浜ナンバー1モテ男担当、サイプレス上野がライヴに求める一体感が見事に凝縮された本作! これぞワール…

HALFBYアルバム完成! 先行フリー・ダウンロード開始!

レヴュー

HALFBYアルバム完成! 先行フリー・ダウンロード開始!

HALFBYのニュー・アルバム『Leaders Of The New School』が完成! 本格的にスタートさせたバンド・セットでのライブ活動を通し、さらにアグレッシヴに進化したパーティ・サウンドを展開。DIPLOやA-TRAKが提示する最新ダンス・ミュージックともリンクしながら、あくまでHALFBY的ポップ感覚の過去最高級にダンサブルで刺激的な一枚。OTOTOYでは、先行で収録曲「Bitch Attack!」をフリー・ダウンロードでお届けします!...…

おとぎ話音楽への愛が溢れた大傑作『BIG BANG ATTACK』配信開始!

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おとぎ話音楽への愛が溢れた大傑作『BIG BANG ATTACK』配信開始!

どこまでも自由なファンタジアを打ち鳴らすスーパー・バンド、おとぎ話の5thアルバム『BIG BANG ATTACK』が、OTOTOYから配信開始! 曽我部恵一のその手腕を最大限に発揮した音作りと、おとぎ話のオリジナリティが炸裂したキュートでポップな甘酸っぱいロックンロール・アルバムです! 大傑作!...…

MUSICIS THIS! Vol.4 HALFBY公開インタビュー&試聴会〜DJと音楽制作でテン年代を生きぬく方法〜

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MUSICIS THIS! Vol.4 HALFBY公開インタビュー&試聴会〜DJと音楽制作でテン年代を生きぬく方法〜

OTOTOYの編集長飯田仁一郎が、音楽専門学校ミューズ音楽院にて開催する公開講座、MUSIC IS THIS!。 4回目は、今年でデビュー10周年を迎えるHALFBYをゲストに迎えてお送りする公開インタビュー&試聴会。テーマは、DJと音楽制作でテン年代を生きぬく方法! 今年で10周年を迎え、11月にはニュー・アルバム予定しているHALFBYこと高橋孝博。DJとして全国各地のクラブや夏フェス等を飛び回りながらも、リミキサー/プロデューサー/アレンジャーとして映画音楽や企業CMなどを多数手がける彼に、ミュージシ…

Alfred Beach Sandalの新作『One Day Calypso』配信開始

インタヴュー

Alfred Beach Sandalの新作『One Day Calypso』配信開始

前作『Alfred Beach Sandal』を聴きながら、歌詞で歌われる「エイブラハム」や「中国」という言葉を無視し、3年前にベトナムへ行ったことを思い出していた。一台のスクーターに5、6人が乗り「それ歩いた方が速いんじゃ」という速度で走る。排気ガスと湿気がまじって肌に貼りつく。そんなホーチミンの道路の真ん中で、自分が旅行に来ているのを忘れ「よくわかんない場所だな、ここはどこだ? こんな場所本当にあるのか? 」と、変な気分になった。その見知らぬ異国へ放り出された感覚は、彼の音楽の中にもある。...…

Curly Giraffeの全アルバムを高音質で配信開始 & インタビュー

インタヴュー

Curly Giraffeの全アルバムを高音質で配信開始 & インタビュー

80年代後半ROTTEN HATSでデビュー。解散後、GREAT 3を結成、HONESTYなどの活動や数々の実力派ミュージシャンのバックとしてひっぱりだこのベーシスト、高桑圭によるまったく一人のソロ・プロジェクト、カーリー・ジラフ。彼のソロ名義でのリリース作品、4枚のオリジナル・アルバムとセルフ・カヴァー・アルバム、またアーティストのオフィシャル・サイトのみで販売されていたライヴ音源も含めて、全8作品を一挙に高音質のHQD音源(24bit/48kHzのwavファイル)で販売開始! インタビューと共にどうぞ。…

Alfred Beach Sandalの自主音源がライヴ音源を含み配信開始&フリー・ダウンロード開始

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Alfred Beach Sandalの自主音源がライヴ音源を含み配信開始&フリー・ダウンロード開始

'''自主制作版が配信開始! オトトイではライヴ音源を配信限定収録'''ベースやアナログ・シンセが加わった曲、そのどれもが不思議なリズム(というか呼吸)とコード進行を絡み合わせていて、その中を人を食ったような歌詞(しかもいい声!)がつらつらと流れてゆく。 ''【Track List】''...…

石橋英子『carapace』

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石橋英子『carapace』

石橋英子の、ソロとしては3枚目の作品となる『carapace』。この作品を聴きながら、何度も夢の中に引きずり込まれるような感覚を覚えた。夢の中の世界独特の、形が掴めない曖昧な、でもきっと意味深い、起きてからしばらくぼーっとしてしまう、年に数回しか会えない強烈な印象を残す夢。浅い睡眠の中で自分の記憶の中まで旅をした時に見る、あの変な夢。石橋英子が歌詞の中で描く風景は、夢の中で見る曖昧な風景に似ている。懐かしくて大切だけれど、どこか怖くて触れがたい。...…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.4 有馬和樹 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.4 有馬和樹 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.3 風間洋隆 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.3 風間洋隆 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.1 前越啓輔 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.1 前越啓輔 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.2 牛尾健太 インタビュー

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おとぎ話『HOKORI』リリース記念連続企画Vol.2 牛尾健太 インタビュー

下北沢発、奇跡のコラボがここに完成!! 有馬和樹の独特なヴォーカルと甘酸っぱい青春サウンドで、各方面から人気のバンドおとぎ話。彼らが渾身の4thアルバム『HOKORI』を完成させました! おとぎ話史上、もっとも自由にバンド・サウンドを炸裂させた一発録り(なんと、レコーディング期間は2日! )の楽曲群を、ROSE RECORDS主宰、曽我部恵一が奔放にミックス。サイケデリックなガレージ・サウンドと、ドリーミーなロックンロールが混在する、エネルギーに満ちた傑作がここに。OTOTOYも、おとぎ話と曽我部恵一のパワ…

やけのはら 『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』インタビュー

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やけのはら 『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』インタビュー

やけのはらのニュー・アルバム『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』の曲だけしかなかった未完成版と今回届いた完成版で、その感想は逆転してしまった。流れも風景もなにもなかった未完成版は、たった1ヶ月の間に、植本一子が映し出したジャケットと同じように、京王線代田橋の夕暮れそのものとなった。この作品を聞いているだけで、沢山の人間の息づかいが聞こえてくる。ライブ・ハウスの階段か... クラブ終わりの朝方か... はたまた、眠りこけた始発電車か... もう出合って5年以上になるけれど、やっと完成したやけ…

七尾旅人『billion voices』レビュー

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七尾旅人『billion voices』レビュー

ほぼノン・プロモーションにも関わらず、多方面から反響が起こり奇跡と言われた七尾旅人×やけのはら名義のシングル『Rollin' Rollin'』から半年が経った。独力で作り上げた3枚組超大作『911fantasia』以降、全国各地の独自の活動で出会った仲間を迎え、新旧問わず七尾ファンが間違いなく心揺さぶられる入魂のマスターピースが遂に完成。音楽の全てを飲み込んだ七尾旅人が解き放たれた様な衝撃作。大人気の既発曲「検索少年」「Rollin Rollin」、UAにカバーされた「私の赤ちゃん」等含めた全14曲。七尾の…

藤枝憲(Spangle call Lilli line)×ミト(クラムボン)×美濃隆章(toe) キーパーソンが語るHQD鼎談

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藤枝憲(Spangle call Lilli line)×ミト(クラムボン)×美濃隆章(toe) キーパーソンが語るHQD鼎談

''Spangle call Lilli line / forest at the head of a river(HQD音源)'''''購入者特典''' : ダウンロード限定のオリジナル・ブックレットをプレゼント(楽曲ダウンロード時に同封されます)。大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人によるバンド、Spangle call Lilli line。先日行われた恵比寿リキッドルームでのワンマン・ライブも大盛況だった彼らが、「dreamer」(3月発売)、『VIEW』(4月発売)に続くオリジナル作品第3弾『fore…

Spangle call Lilli line『forest at the head of a river』高音質Ver. 予約開始

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Spangle call Lilli line『forest at the head of a river』高音質Ver. 予約開始

大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人によるバンド、Spangle call Lilli line。先日行われた恵比寿リキッドルームでのワンマン・ライブも大盛況だった彼らが、「dreamer」(3月発売)、『VIEW』(4月発売)に続くオリジナル作品第3弾『forest at the head of a river』を、6月22日(火)にリリースします。本作には、toeの美濃隆章が共同プロデュースで参加。バンドでのセッション&一発録りを中心に、国籍もジャンルも不明、不思議な世界に迷い込んだかのような作品が集まった…

Spangle call Lilli line『VIEW』『dreamer』インタビュー

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Spangle call Lilli line『VIEW』『dreamer』インタビュー

メンバー全員がデザイナーやカメラマンなどの仕事を持ちながら、12年かけてじっくりファン・ベースを築き上げてきたSpangle call Lilli line(以下、スパングル)。彼らが約1年半振りのオリジナル作品を、3作連続で発表する。第1弾は、プロデューサーに相対性理論のギタリスト永井聖一を迎えて制作された7年振りの2ndシングル「dreamer」。そこに2枚のアルバム『VIEW』と『forest at the head of a river』(6月発売)が追随する。オフィシャルのインタビューで答えている…

アナログフィッシュ「最後のfuture」レビュー

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アナログフィッシュ「最後のfuture」レビュー

今年2月に、ニュー・アルバム『Life Goes On』をリリースしたアナログフィッシュ。 ドラマー斉藤州一郎が復帰し、再び3ピースとなった彼らが、アルバム未収録の大名曲「最後のfuture」を、配信限定シングルとしてリリース! 未来を見据えたポジティヴな楽曲です。ototoyでは、HQD(24bit/48khzの高音質WAVファイル)で販売。さらに購入者特典として、メンバー直筆・歌詞入りオリジナル画像をプレゼントします!...…

有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー

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有馬和樹(おとぎ話)×前野健太 対談 & 高音質ひき語り音源発売 インタビュー

名曲「東京の空」を作った。名曲「White Song」を作った(おとぎ話)。おとぎ話は、1月20日に「White Song」が入った『FAIRYTALE』というアルバムを完成させた。は、ラストで「東京の空」が流れる『ライブテープ』という作品の中で、たった一人で歌い続けた。現在の日本の歌心溢れる音楽シーンの核となる2人である。心を揺らす歌を作ることの出来る才能を持った2人は、強烈な磁石のように惹かれ合い、前野健太 with おとぎ話まで結成している。今彼らを紐解くことは、TVからは見えてこない、現在の日本の歌…

アナログフィッシュ『Life Goes On』インタビュー

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アナログフィッシュ『Life Goes On』インタビュー

昨年10月に病気療養中だった斉藤州一郎が復帰し、再び3ピースとなった新生アナログフィッシュが、新作『Life Goes On』を発表した。当初、斉藤の脱退後に編成されたキーボードを含む4ピースでのレコーディングが進められたものの、その途中で斉藤の復帰が決まり、後を受け継ぐ形で斉藤がレコーディングに参加するという変則的な形式が採られた『Life Goes On』は、いわばアナログフィッシュが3ピースに回帰するまでのドキュメントのような作品と言えよう。そして、そんな作品のタイトル・トラック「Life goes …

SISTER JET 『JET BOY JET GIRL』インタビュー by 井上沙織

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SISTER JET 『JET BOY JET GIRL』インタビュー by 井上沙織

5月にリリースしたファースト・アルバム『三次元ダンスLP』リリース以降、積極的なライヴ活動でその名を広めているSISTER JET。彼らが新作『JET BOY JET GIRL』をリリースした。堀江博久をゲストに迎えた、カラフルなキーボードが際立つ「恋してクレイジー」、音源化が切望されていたライヴでは定番の「DJ SONG」や、ベイ・シティ・ローラーズのキラー・チューン「Saturday Night」のオリジナル詞でのカヴァーなど、極めてポジティヴな一枚となっている。ロックンロールのビートとダンサブルなサウ…

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