
VOL.2
10年目にしてファイナルを迎えた総決起集会、当日の奇跡を全てレポる!

4.26の朝、まだ真っ暗な早朝5時に会場となるベイサイド集合。
今年も出演者や出演しないけど来てくれたバンド・マン、そしてお客さんなどがボランティア・スタッフとしてたくさん集まってくれた。
機材搬入、ステージ搬入、発電機やPA機材がトラックで運ばれる。
男たちがみんなで運ぶ、テントも組み立てる。
女の子たちはフライヤー折り込み、カレーやお酒の仕込み、会場の清掃。
この日、ベイサイドは朝からものすご寒かった。
空を黒く覆う雲、海風と共に吹き付ける寒気....。
最後の総決起がこの天気ってのはちょっと納得いかないけど、それでも雨よりゃマシだ! と思えば寒さも辛くはない。
機材のセッティングが終わり、県外からのゲスト・バンドらも続々と会場入り。
みんなまず最初にここのロケーション見て「うわ〜! いい感じ! 」て言う。
neco眠るがリハーサル開始。
スピーカーから音が鳴る瞬間!!!!!
この瞬間が一番ゾクゾクする、一気にテンション上昇!
毎年このタイミングに1本目の缶ビールをあけるのだ(笑)
ウマい! 寒いけどウマい!!
12時。ベイサイドにお客さんがぞろぞろと集まり、どんどん賑やかになっていく。
総決起集会スターーーーーート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ファイナルのトップを飾るのは一銭めしやだ!
バッキバキに緊張して目が空ろな村里さん(笑) 「総決起に出れたら死んでもいい! 」と言っていた村里さんは、やるまえからすでに死にそう(笑)
ユル〜くてフリ〜ダムな総決起だけど最初はこの極度の緊張感から始めたかった。
お客さんたちもその気合いに応えるが如く踊り、歓声を上げる!
続いてFIELD STAGEのトップ・バッターにとんちピクルス。
福岡にとんピク松浦さんあり!
これがどれだけ素敵なことで、他県に自慢できることかを忘れてはいけない。空は雲っていても心は晴れやかにさせてくれる。
はじめて松浦さん見た関西勢のバンドたちが「この人何者? やばいー!」って笑ってた。

miu mau。
衣装もサウンドもルックスも全部含めてカラフル・ポップ! 本当大好きなバンド。
ココエさんは何とも言えない宇宙人的オーラがあるなあと思う。
オクムラユウスケ。
野外であの新曲やっちゃったね〜(笑)。
「やったー! ちんちん! 勃ってる! 生きてる! 」草なぎ剛とデュエットでこれ歌って欲しいよ。
なぜかラストは長渕の「とんぼ」フルコーラスで熱唱!
意味分からんけど、みんな合唱(笑)。
ゲスト1組目は関西からand young...。
加納さんは演奏してなくても、その佇まいからロックが醸し出てて、演奏したらもうロックそのものになっちゃう。
ゲスト2組目は三沢洋紀と村上ゴンゾ。
やさしく、ほっこりとした時間が流れる。
総決起3年連続のスカ★ロケッツ。
管楽器隊の賑やかなサウンド、軽快なスカ・ビート、「総決起! 」と何度も煽り会場をイッキにフェス・モードに!
みんなビールが回り、だんだんバカになりはじめる。
ああ〜やっぱ楽しいな。ビールが美味い!
総決起の会場に自由の輪が広がり出した。
みんな笑顔で好き勝手に遊んで、踊って、楽しんでる。
口々に「最高だね。楽しいね」って言葉を交わしあう。
それはビールがそうさせてるし、ロケーションがそうさせてるし、音楽がそうさせてるし、なによりみんながそうしたいという気持ちがそうさせてる。

今年はAMAHAのところで火がついた!
楽しそうにAMAHAのダンス・ミュージックで踊る人々。
音が出てるのはものすご小さなスピーカーからだよ。
普段と比べて低音とか全然出てないけど、そーゆーこと関係ないよね。
楽しんだもん勝ち!
この流れでneco眠る!
お祭り度満点のダンス・ミュージック&ダブはロケーションとベスト・マッチ!
空は相変わらずの曇天だけど、ベイサイドは笑顔で踊り狂う人! 人! 人!
「ヤべー! 楽しすぎルーー!!! 」て叫びながら踊り狂ってる。
続いて日本一のチンドン屋、アダチ宣伝社のチンドン・パフォーマンス。
まさにお祭り会場!
ここで雲行きがさらに怪しくなり小雨がパラつき始めた...。
ああ...ついにきたか...と、誰もが覚悟した。
機材にビニール・シートをかけて一時中断し様子を見る。
幸い雨は激しくならずにおさまったので不安ながら再開〜。
おとぎ話!
彼らは初体験の総決起にすごい興奮して楽しんでくれてて、「今まで出たどんなフェスよりも最高です! 」って叫んでた。
うれしい言葉やね。
有馬くん楽しすぎてダイブ(笑)! めっちゃイイ笑顔でダイブしてる。
ダイレクトに良い音楽を投げつけてくるおとぎ話、良いバンドだ。

続いてクリトリック・リス。
俺はこのとき出番前のためステージでセッティングしていたからライブ見れなかったけど、笑い声や歓声がこっちのステージまで届いてた。
盛り上がってるな〜。
野外にパンツ一丁のスキンヘッド男! シュールな光景だ。
そしてクライマックスでザッパ〜ン!!!!!
海に飛び込んだらしい!(笑)
我々が散々「海にだけは飛び込んじゃダメですよ」って言ったのを前フリだと思ったらしい(笑) さすが大阪芸人!
しかし、この決死のダイブが天に通じたのか? お日様もおもわず爆笑してしまったのか?