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2023/12/29 18:00

 

【辺境レターズ】第2回 台湾の音楽フェス

 

台湾の音楽フェスに出てきました

Glimpse Groupベースのツカダです。12月8日~10日まで、台湾は台中で行なわれた音楽フェス「Roving Nation Festival」に出演してきました。そのあとは台北のライヴハウスにも出ましたので、今回と次回でそのようすを書こうと思います。今回は台中のフェスの話です。

 まずこれに出た経緯なんですけど、このフェス、日本のミュージシャンを何組か招致するオーディションを日本でやってたんです。音源審査があって、通ったらライヴ審査。現地のオーガナイザーが日本に来て、実際に演奏を見て決める、というやつでした。ここ(https://ototoy.jp/news/113139)に詳細があるので見てもらえればいいんですが、12月にタイと台湾でやるフェスの合同オーディションみたいな感じでした。それぞれのフェスがなにか関係があったのかとかはわかりません。ともかく、そこで台湾のフェスのほうにうちのバンドが選ばれたわけです。タイのほうはD.B.Inches!僕も大好きなバンドです。タイのほうがどんな感じだったか、今度聞きたいです。

 僕らが出たのは2日目でした。まあ、いつもどおり気持ちよく演奏できたので、自分たちのことは別にいいんですが、ひとつだけバンドマン的申し送り事項をすると、「昼間の野外ステージ、エフェクターのLEDライトが光っているかどうか、けっこう見づらい!」です。この話を演奏後、翌日出演予定でこちらも日本から来ていたインナージャーニーのベース、とものしん氏と話していたらシンプルに僕らの経験不足というか知らなかっただけでした。いわく、エフェクターボードの蓋を上手いこと斜めに覆いかぶせるとか、工夫すればなんとかなったんですね。勉強になりました。

前回紹介した「コンテナー」ももちろん台湾入りしました(https://ototoy.jp/news/114803

それで、フェスのようすです
 会場は台中市中心部から車で30分くらいにある遊園地の、芝生の広場でした。ステージはふたつで、フジロックで言ったらフィールドオブヘブンくらいのステージが、背中合わせにふたつありました。僕らが出た2日目の出演者は10組で、演奏時間の被りがないので、全組観ようと思えば観られます。5分も歩けばもう一方のステージにも行けるので、移動もラク。そして12月ですが日中は25℃くらいまで上がります。夜は少し冷えますが、Tシャツに1枚羽織るものがあれば全然大丈夫でした。なんというかあらゆる面において、「ちょうどいい」感じでした。規模感、気候、出演者数などなど。

 ちなみに当たり前なんですけど、台中はあまり日本語が通じません。というか、首都の台北がスゴいんです。台北は外国人観光客も多く、なんなら現地の人が日本語で話しかけてくることもあるくらいで、英語もけっこう通じます。でも台中は英語もなかなか通じず、諦めてGoogle翻訳を使いまくりでしたね。さて、所感はこんなところにして、以下写真でなんとなく振り返ります。とりあえずとっても楽しかったです。来年も出たいのでオーディションがあったらまたエントリーしようと思います。

👆奥がWestステージ、手前がEastステージ。名前がちゃんとついているのですが、よく読めなかったので脳内でパスしました。「火炎山ステージ」と、「巴宰海ステージ」です

👆僕らが出たほうのWestステージです。前方以外は皆さん自由にくつろいでました

👆3日間のタイムテーブル。日本からは僕らのほかにインナージャーニー、羊文学。あとは恐らく全部台湾のミュージシャンかと。ちなみに僕らの前に演っていた「温室雑草」(英名:Easy weeds)というバンド、めちゃよかったなぁ~

👆フェスの公式アプリがありました。いい感じに紹介してくれてました

👆出店は会場をぐるりと回るようにあって、食べ物以外に古着屋さんとかもありました。手前中央はなぜか放し飼いになってたワンちゃんです

👆物販はステージとはちょっと離れたところに専用ブースがありました

👆本番前はバナーが下がっていて、ビジョンには出演者のMVが流れていました。ちなみに今気づいたんですけど、このバナーがステージの陽除けになってたので、リハのときはエフェクターのライトも普通に見えたんですね

👆キャンプエリアもありました。とにかく、会場全体の規模に比して、お客さんが自由にできるスペースが多いなと感じました

👆「自撮り鏡」。インカムで自分にスマホを向けるという動作がないので自撮りへの抵抗が和らぐ。これが並んでいる光景はなんだかシュールだけど、この、「説明がなくてもなんなのか理解できちゃう感じ」、好きです。置いときゃわかるだろ、的な

👆あっ、でもこれはよくわかんなかったな……。「フェスのエンブレムがあしらわれた箱が大量に入ったショッピングカート」、です

👆羊文学はEastステージのトリ。パンパンにしてました

👆控え室! (JP)! 売れた!

👆アーティストエリアは「淡麗グリーン」飲み放題! 売れた!!

👆フェスが用意してくれたホテル! これでひとり部屋! 羊文学と同じ待遇! 売れた!!!

👆動画キャプチャー。粗くてすみません。演奏が進むにつれてお客さんが集まってくる感じはけっこう快感でした。フジロックのルーキーより広かったので、僕ら的には過去イチのキャパだったんじゃないでしょうか

👆空港に着いたら通訳の方がタクシーとともに迎えに来てくれました。フェスのインスタ用にコメントを撮らされてるところです。戸惑ってます

👆もはやアトラクションとも言っていい、台湾のタクシー。気持ちいいくらいにぶっ飛ばしてくれます。急発進でお尻が「フワッ」となるやつが味わえます。それに、飛ばしながらも運転中の電話もめっちゃ出ます

👆行きの飛行機でなぜか頭をよぎった素朴な疑問。「機内食をみんなが食べたら、機体総重量は軽くなるのだろうか? いや、乗客の胃袋に入ったのなら変わらないのか? では、乗客の消化が進むごとに機体は軽くなっていくのか? これ、航空力学的な分野で教わることなのだろうか?」

ライヴ情報
Glimpse Group ライヴ情報
12月31日(日)下北沢BASEMENTBAR & THREE CALABASH COUNTDOWN PARTY ※深夜27時ごろベースメントバーに出演予定
1月13日(土)鶴見GIGS
1月14日(日)下北沢THREE
1月26日(金)新宿Marble
1月27日(土)表参道WALL&WALL

アーティスト情報
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[ニュース] D.B.Inches, Glimpse Group, インナージャーニー, 羊文学

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