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2021/09/24 17:00

 

若き⽇のデヴィッド・ボウイを描いた映画『スターダスト』本編映像より歌唱シーン初公開

 

⾳楽史にその名を刻む偉⼤なアイコン《デヴィッド・ボウイ》。映画『スターダスト』はデヴィッド・ボウイのアルバム『ジギー・スターダスト』(1972)を発表する前年、若き⽇のデヴィッド・ボウイを描いた“ジギー・スターダスト”誕⽣の物語。

本作は、のちにデヴィッド・ボウイの最も有名な別⼈格“ジギー・スターダスト”を⽣み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった⼈たち、そして彼の内⾯を描く。

この度、ジョニー・フリン演じる若き⽇のデヴィッド・ボウイのアメリカツアーでの歌唱シーンを映した本編映像が解禁。
本作では、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッドがイギリスからアメリカへ渡り、初の全⽶プロモーションツアーに挑む様⼦が描かれている。しかしビザの⼿続きに不具合があり、コンサートを実施することができないと聞かされ、雑誌の取材やラジオ出演、⼩さな会場でのカバー曲のみの弾き語りで全⽶を巡ることとなる。
この度解禁されたのは、ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを⾏うシーン。しかしアメリカでの知名度に乏しく、ボウイは観客に⾒向きもされない。これには彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンも「参ったな」と頭を抱える。
ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン⾃⾝が作曲した「Good Olʼ Jane」というオリジナル楽曲。映画は1971年の設定で、当時のデヴィッド・ボウイはヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジャック・ブレル、クリーム、ザ・フー、ヤードバーズなどのカバーを多く演奏していた。「当時のデヴィッドはルー・リードの⼤ファンだった。幾つかの曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニーが⾒られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような響きがある。」とガブリエル・レンジ監督は語り「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れのバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他にも、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこれらの巨⼤なアメリカ⽂化を吸収していった。それをこの映画では描いている。」と語っている。
アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅⼒が詰まったライヴシーンだ。

Youtubeリンク:https://www.youtube.com/watch?v=y5LrxDJ5AlY

<映画概要>
監督:ガブリエル・レンジプロデューサー:ポール・ヴァン・カーター, ニック・タウシグ, マット・コード
脚本:クリストファー・ベル, ガブリエル・レンジ
CAST:ジョニー・フリン/ジェナ・マローン/デレク・モラン/アーロン・プール/マーク・マロン
2020年|イギリス/カナダ|109分|原題:STARDUST|PG12
©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/リージェンツ配給:リージェンツ宣伝:ビーズインターナショナル
HP: http://davidbeforebowie.com/ twitter:@STARDUST_MOVIE
10月8日(金)より、TOHOシネマズシャンテほか全国公開

[ニュース] David Bowie

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