ODETTA

Discography

1977年4月、東京晴海の国際見本市会場で、“THE SEAS MUST LIVE”のメッセージのもと、日本とアメリカ、カナダの若者が主催。日米ほか30組、約80人のミュージシャンが無償で出演し、3日間で延べ15,000人の観客が参加した日本で初めてのベネフィット・コンサート、“ローリング・ココナツ・レビュー・ジャパン”。24chマルチテープで録音され奇蹟的に遺されたマスターから主に編集。生々しくストレートに41年前の日本で起きていたことを今に伝え、未来に語り継がれてゆく記録。

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V.A.

あの頃、いつもアコースティック・ギターを抱えていた.....。 モダンフォーク以降~70年代初頭に誕生した、日本のフォーク名曲を紐解く洋楽40曲! 「日本のフォーク・ソング」。そこに抱くイメージは人それぞれかもしれないが、学生運動華やかな60年代後半から、挫折の70年代前半の若者の感性を身に纏った、フォーク・ギターを中心とする音楽といったところがその定義づけになるだろう。そんな時代に愛された楽曲の数々に、主に参照されていたのは、何と言ってもアメリカン・フォーク・ソングだった。当初はコピーや翻案から始まり、それを土台にオリジナリティを創出していった。 そこで本コンピレーションでは『ルーツ・オブ・ジャパニーズ・フォーク』という名のもと、今なお愛される名曲の由来となったアメリカン・フォーク・ソングを収録。前半では高石友也、岡林信康などの関西フォークから吉田拓郎や加川良といったシンガー・ソングライターの黎明期を代表するアーティストまで、幅広い源流を探訪。そして後半ではフォーク界のレジェンド、高田渡のルーツにフォーカス。彼の代表曲を語るうえで欠かせない、その影響を受けたであろうナンバーを厳選収録した。 日本のフォーク・ソング、ひいてはJ-POPが形成されていく過程の一端を探る試みとして、またフォーク・ミュージックがもつ広大なルーツの歴史とその魅力をご堪能いただきたい。 (本CDはルーツである楽曲を編集したものであり、日本人アーティストによる楽曲は収録しておりません。)

40 tracks