自作する、ハイレゾ対応のUSBディジタル・ヘッドフォン

電子技術雑誌の老舗『トランジスタ技術』から、ダイレクトUSBヘッドフォンの自作キットが発売、それに合わせてムック本『トラ技 エレキ工房 No.4 完全ディジタル! ダイレクトUSBヘッドフォン』が出版された。

ここ最近、DACの自作キットなど多数発売されているが今度はハイレゾ対応のダイレクトUSBヘッドフォン。このキットを発売しているのは、電子機器情報誌の老舗、CQ出版。今回は、この解説本として上記のムックも発売される。ちなみに、電子工作マニアにはおなじみだが、CQ出版はこうした基盤などのキット+解説という商品をこれまで多数リリースしている。ハイレゾを入り口にディープな電子工作の魅力に触れてみるのもいいだろう。

このムックは単なるキットの解説書ではなく、初歩の初歩のハイレゾ音源の解説、24bitと16bitの違いから、まさにトラ技の真骨頂とも言える、DAコンバータの技術的な詳細な解説などなど、かなりディープにハイレゾ再生に関して解説し、踏み込んだ内容となっている。

小野島大氏による「ハイレゾ音源の入手方法」にはOTOTOYもフィーチャーされています。が、原稿上は絶妙にトップページなどは以前のごちゃごちゃとしたイメージで掲載。もちろん、その後、ご存知のようにリニューアルされておりますのであしからず!

ちなみにこのヘッドフォン・キットはCQ出版のウェブショップから購入可能だ。
(河村)

『トラ技エレキ工房(トランジスタ技術 2014年3月号増刊)』CQ出版ページ
http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/ MTR/MTRZ201403.htm