POPGROUP Recordings

Official site: http://www.pop-group.net/
あらかじめ決められた恋人たちへが放つ、もっともタフで、もっともダブな最新アルバム『響鳴』

インタヴュー

あらかじめ決められた恋人たちへが放つ、もっともタフで、もっともダブな最新アルバム『響鳴』

叙情派シネマティック・ダブ・バンド、あらかじめ決められた恋人たちへ(通称、あら恋)から、ニュー・アルバム『響鳴(きょうめい)』が届けられた。今作で鳴らされているのは、あら恋が活動を開始して以来、常に大切にしてきた "オルタナティヴとしてのダブ" だ。原点と進化の両面が刻まれた今作について、OTOTOYではグループの中心人物である池永正二にインタヴューを実施。ショッキングなニュースで溢れ、混沌の時代を生きながらえる私たちにあら恋が提示するのは、希望や綺麗事ではなく流されないタフネスである。その裏には、バンドマ…

音楽×映像×小説──あらかじめ決められた恋人たちへ、3つの視点から紡ぐトリニティ・アルバム

インタヴュー

音楽×映像×小説──あらかじめ決められた恋人たちへ、3つの視点から紡ぐトリニティ・アルバム

結成25周年を迎えたエレクトロ・ダブ・ ユニット、あらかじめ決められた恋人たちへ(通称、あら恋)が、15分超の長尺曲2曲を含むアルバム『燃えている』をリリース。今作は、そのサウンドに紐付く形で、映画監督・柴田剛が参加した映像作品と、作家・シンテツによる書き下ろしの小説が公開されており、音楽、映像、小説の3つの視点から物語を多角的に紡いだ作品に仕上がっている。あら恋は、なぜこのような作品を世の中に出そうと思ったのか、そして、どのような経緯で作り上げたのか。今回、グループの中心人物である池永正二に話を訊くと、混…

ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第21回

連載

ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第21回

自分たちの仲間であるCBSとマイペースに活動しながらも、実は数多のアーティストのプロデュースも手がけている〈Pistachio Studio〉。そのプロデューサー陣4人を集めたインタビューの後編です。Ryo Takahashi、%C(TOSHIKI HAYASHI)、ESME MORIが自己紹介をした前篇に続き、遅れて参加してくれたQuojamaが後半を盛り上げてくれます。引き続き、CBSのBashoとChelmicoの鈴木真海子も同席してくれてますよ。鈴木真海子にビーフの兆し? レコードをアナログと呼ぶ人…

ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第20回

連載

ヒップホップ・ライター・斎井直史による定期連載──「パンチライン・オブ・ザ・マンス」 第20回

自分のスタイルで成功する。それはアーティストであれば特に強く望む事ですが、叶えられている人は多くないのも事実。今回インタビューをするのは、それを静かに叶えている"ご近所録音チーム"こと〈Pistachio Studio〉のプロデューサー陣です。彼らは仲間であるCBSのバックバンド “Chicken Is Nice”として活動を続けつつも、iriやchelmicoといったメジャー・レーベルで活躍するアーティストの楽曲も初期の頃から手掛けてきました。他にもJABBA DA HUTT FOOTBALL CLUB、…

寿福知之〈GOON TRAX〉×DJ BAKU〈KAIKOO〉──伝説のフェスティバル「KAIKOO」復活の狼煙!

インタヴュー

寿福知之〈GOON TRAX〉×DJ BAKU〈KAIKOO〉──伝説のフェスティバル「KAIKOO」復活の狼煙!

アジア、そして全世界規模で注目を集めるレーベル〈GOON TRAX〉が手掛ける、累計37万枚突破の人気ヒップホップ・コンピ、『IN YA MELLOW TONE』最新作がハイレゾにて到着! 今作もRobert de BoronやStill Caravanといったお馴染みのメンツから今後要注目の日本人アーティスト〜海外の人気アーティストまでが集結した、豪華なコンピレーションとなっております! OTOTOYでは発売を記念し、レーベル・オーナーであり株式会社FABTONEの代表取締役でもある寿福知之が現在密に手を…

RPI(ロール・プレイング・アイドル) 、ラストクエスチョン メンバー全員インタヴュー

インタヴュー

RPI(ロール・プレイング・アイドル) 、ラストクエスチョン メンバー全員インタヴュー

RPI(ロール・プレイング・アイドル) 、ラストクエスチョン。2015年に結成され、脱出ゲームでおなじみ株式会社SCRAPのアイドルとして活動したのち、2016年3月から自主運営で活動をしている。これまでの間にメンバーも複数入れ替わり、現在は初期メンバー1人、新加入の2人の計3名で活動中。そんなラスクエから、名刺代わりのフリー配信曲「マジックアワー」が到着。「ラブゾーマ」の新テイク配信も味わい深い彼女たちに、2年ぶりのインタヴューをおこなった。...…

あら恋ベスト・アルバム発売記念アラフォー対談!!

インタヴュー

あら恋ベスト・アルバム発売記念アラフォー対談!!

叙情派シネマティックDUBバンド“あらかじめ決められた恋人たちへ”が今年2017年、活動20周年を迎えた。これを記念して20周年記念ベスト『あらかじめ決められた恋人たちへ- 20th BEST -』をリリース。あら恋の軌跡を、ぜひハイレゾで堪能して欲しい。そして今回、あら恋リーダーの池永正二と旧知の仲でもあるシンガー・ソングライターのゆーきゃん、Limited Express (has gone?)のギタリストでオトトイ編集長も務める飯田仁一郎の3人による対談をお届け。彼らはもうすぐ40歳(アラフォー)。ち…

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

コラム

OTOTOY AWARD 2016──2016年、年間ベスト、50位〜31位

2016年もあと少し。ということで、今年もやってまいりました。その年の音楽総決算、OTOTOY AWARD。2016年のOTOTOY AWARDは、ジャンルの垣根をぶち抜いて、総合チャートとして、アルバム、シングルに関わらず50枚を選出しました。まずは50位から31位までの20作品を発表いたします!...…

KAIKOO vol.16、17 名古屋 & 東京開催決定!!

その他

KAIKOO vol.16、17 名古屋 & 東京開催決定!!

今年4月に東京/晴海ふ頭で開催されたKAIKOO POPWAVE FESTIVAL'10で数千人のオーディエンスが熱狂した! 今回はその首謀者であるPOPGROUPが、またもや1年を振り返るにふさわしいメンツとインディペンデントな音楽を集結させた、KAIKOO vol.16、17。名古屋、東京両会場共にメイン・アクトを努めるのは、DJ BAKUの最新プロジェクトDJ BAKU HYBRID DHARMA BAND。彼らが先日リリースしたファースト・アルバム『D.E.F』のリリース・パーティーとして、イベント…

あらかじめ決められた恋人たちへ、約2年半ぶりとなるアルバムをハイレゾ配信!! 曽我部恵一との対談掲載

インタヴュー

あらかじめ決められた恋人たちへ、約2年半ぶりとなるアルバムをハイレゾ配信!! 曽我部恵一との対談掲載

叙情派インスト・ダブ・ユニット、あらかじめ決められた恋人たちへが、2年半ぶりとなる6thフル・アルバム『After dance / Before sunrise』を完成させた。本作は、曽我部恵一、和合亮一、ハチスノイトが参加し、情景と物語が広がるシネマティック・サウンドの進化を示した70分超の内容に。あら恋を活動初期から追い続けているOTOTOYでは、CD発売に1週間先駆け、ハイレゾ配信スタート。アルバムをまとめ購入すると、Webブックレットと、ライター森樹によるライナーノーツが特典に。さらに3月9日には、…

ラストクエスチョンのボードゲームCDにサカモト教授、劔樹人、R藤本が参戦した模様をレポート‼︎

インタヴュー

ラストクエスチョンのボードゲームCDにサカモト教授、劔樹人、R藤本が参戦した模様をレポート‼︎

謎解きRPGアイドル、ラストクエスチョン。彼女たちは2015年9月から10月にかけてクラウド・ファンディング「CAMPFIRE」にてボードゲームCD制作プロジェクトを実施。目標値を遥かに超えた208%もの資金を集めて大成功させた末、ついに完成。そんな彼女たちのボードゲームCDをいち早く体験しようと愉快なメンバーが集まった。 ...…

あらかじめ決められた恋人たちへ、16年間の歴史を振り返る!

インタヴュー

あらかじめ決められた恋人たちへ、16年間の歴史を振り返る!

1997年の活動から多種多様な楽曲アプローチを見せ、つねにリスナーへ新鮮な聴きごたえを与え続けている「あらかじめ決められた恋人たちへ」。今回の新作は初の配信シングルであるとともに、彼らの楽曲中ではいち度も使用されなかった、「ヴォーカル」の要素が加えられた意欲作となった。さらにヴォーカル担当ゲストにはeastern youthの吉野寿が抜擢され、エモーショナルとの掛け合いがどのような混合を引き起こすか、期待が高まるところである。...…

あらかじめ決められた恋人たち、2年3ヶ月ぶりのフル・アルバム『DOCUMENT』

インタヴュー

あらかじめ決められた恋人たち、2年3ヶ月ぶりのフル・アルバム『DOCUMENT』

映像、照明、構成、全てが"ショー"として確立されたワンマン・ライヴの壮絶さに、その名前を急速に広めた叙情派轟音ダブ・ユニット、あらかじめ決められた恋人たちへ。前作以降、FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCKFESTIVALをはじめ、各地のフェスに出演し、"ライヴ・バンド"としての力をより強めた彼らが、2年3ヶ月ぶりにフル・アルバム『DOCUMENT』をリリースする。...…

おすすめの2.3枚(2013/8/7~2013/8/13)

レヴュー

おすすめの2.3枚(2013/8/7~2013/8/13)

今週もたくさんの新譜が入荷しました! 全部は聴いていられない! そんなあなたのために、このコーナーでは、OTOTOY編集部がオススメする今週の推薦盤を2~3枚ピックアップし、ライターによるレビューとともにご紹介いたします。 音源を試聴しながらレビューを読んで、ゆったりとした時間をおたのしみください。あなたとすてきな音楽の出会いがありますよう。...…

Tam Tamの新作、『Polarize』を配信開始!

レヴュー

Tam Tamの新作、『Polarize』を配信開始!

新メンバーを加え、新しく生まれ変わったTam Tamの最新アルバム『Polarize』がリリース。前作の『meteorite』から10ヶ月という短いタームで完成させた今作は、全曲でシーケンスを導入し、アンサンブル面でも新たな展開にチャレンジした意欲作となっている。''Tam Tam / Polarize''...…

NINGEN OK『体温の行方』先行配信&フリーダウンロード

レヴュー

NINGEN OK『体温の行方』先行配信&フリーダウンロード

2009年に活動を開始したNINGEN OKは、石川・金沢在住のサカグチケンイチ(Dr)、ヤマシタタクロウ(Gt)の2人組。金沢のライヴ・ハウスを中心にライヴ活動を行いながら、2011年に自主制作によるライヴDVDをリリースしている。「僕らにとってロック=怒りの爆発ではなくて。ハードなサウンドだが、愛情表現であるっていうのは揺るぎない」とメンバーが語るように、生命力や人間愛が滲み出たポジティブなオーラを纏った1stアルバムを聞き逃すな!...…

POPGROUPから衝撃の新人ESMEが登場!

レヴュー

POPGROUPから衝撃の新人ESMEが登場!

POPGROUPが初めて手掛けた男性シンガー・ソングライターESME(エズミ)のファースト・ミニ・アルバム『the butterscotch sessions』をリリース! “うたもの”とビート・ミュージックの共存を目指したデビュー作で、そのベールを脱ぐ! 今話題のビート・メイカーAmetsub、EeMu、Madegg等のREMIX3曲を含む、全8曲を収録。更に、オトトイでは1週間の先行配信! 次世代のポピュラー・ミュージックと成りうる新人が現れた。...…

Tam Tamライヴ音源、高音質&独占配信開始!

レヴュー

Tam Tamライヴ音源、高音質&独占配信開始!

今年の5月に初の全国流通盤『meteorite』をリリースし、「りんご音楽祭」や「FUJI ROCK FESTIVAL」といったフェスを始め、凄まじい勢いで一躍シーンに名を轟かせている彼ら。20代前半ながらダブの深淵を覗かせるようなサウンドに、安定しながらも時に実験的な演奏、存在感大のボーカルに、絶妙なポップネス。彼らの持つ様々な要素は、多方面からの支持を集め、レコ発ライヴには『meteorite』のプロデューサーでもあるHAKASE-SUN(ex フィッシュマンズ)も参加。若手からベテランまで、数々のジャ…

LBとOtowa『インターネットラブ』先行配信開始&インタビュー

インタヴュー

LBとOtowa『インターネットラブ』先行配信開始&インタビュー

耳の早いリスナーなら彼らのことはご存知だろう。ラッパーのLBとトラック・メイカーのOtowaからなる新世代ユニット、LBとOtowaである。彼らは日本語ラップの有史で最大級のDL数を稼いだミックス・テープ(彼らは“無料配信アルバム”と表記したが)『FRESH BOX(β)』を2011年に発表して以来、TwitterやYouTubeなどネットでの活動をベースに活躍。いまだクラブや音盤などリアルな事象にこだわる、ネットに抵抗のある人をも巻き込み、名を上げていった。そして、そのレバレッジ効果の一応の着地点が今夏発…

OTOTOYでしか買えない!! FUJI ROCK FESTIVAL 2012出演アーティストの限定音源!!!

レヴュー

OTOTOYでしか買えない!! FUJI ROCK FESTIVAL 2012出演アーティストの限定音源!!!

今年のフジロックのチケット、ちゃんと買ってありますか? 7月24日の時点で、3日通し券と、最終日のチケットは売り切れてしまったそうです!! そんな例年にも増して盛り上がりを見せるフジロック2012に出演するアーティストの中から、OTOTOYでしか聴くことの出来ない音源をピック・アップ!! フジロックに行く人も、行かない人も、行けない人も、これを聴いてフジロックをスピン・オフ的に楽しんでみてはいかがでしょう!!...…

「OTOTOY presents VANISHING POINT vol.2」ライヴ・レポート

ライヴレポート

「OTOTOY presents VANISHING POINT vol.2」ライヴ・レポート

前回の「VANISHING POINT vol.1」から約半年。ヒップ・ホップ、アイドル、更に漁師(!)など、ジャンル・レスでバラエティに富んだ内容であった前回とは打って変わって、今回はDUBというテーマの下に3バンドがそれぞれのDUBを引き連れてフロアを盛り上げてくれた。OTOTOYの主催する「オトトイの学校」の中の「シギー吉田のライヴ写真講座」受講生たちによる写真と共に、熱狂の一夜を振り返りたい。...…

OTOTOY presents VANISHING POINT Vol.2開催!

その他

OTOTOY presents VANISHING POINT Vol.2開催!

OTOTOYが主催するライヴ・イヴェント「VANISHING POINT」のvol.2が開催決定。今回は、DUBを内包したアーティスト達が集結。レジェント、ミュートビートのこだま和文 from DUB STATION、昨年5作目となる名盤をリリースしたbonobos、そしてあらかじめ決められた恋人たちへ! 超弩級のアーティスト達が、国内随一のWWW音響システムで、最高の音楽を奏でます。...…

Tam Tam×HAKASE-SUNスペシャル鼎談!! Tam Tam『meteorite』リリース

インタヴュー

Tam Tam×HAKASE-SUNスペシャル鼎談!! Tam Tam『meteorite』リリース

新鋭現る。これこそミュート・ビートを出発点として30年に亘る変遷を辿っていった日本のダブ・バンドにおける最新形態だろう。ジャマイカでルーツを育み、クラブ・ミュージックを通過しながらダブ・ステップなどに派生していったのが現在のダブだとしたら、このTam Tamが鳴らすのはそうした最新のビート・メイカーからの反響をバンド・アンサンブルに加えつつ、オーセンティックなソング・ライティングを基調とさせたサウンド・コラージュであり、その最もポップな形を提示したのが、彼らのファースト・フル・アルバム『meteorite』…

レーベル特集 POPGROUP Recordings

インタヴュー

レーベル特集 POPGROUP Recordings

夏フェスが始まる。どのラインナップも素晴らしいと思うんだけど、なぜか行く気がしない。音楽フェスティバルが氾濫し、独立したカルチャーとして動き出したために、毎日の現場=ライブ・ハウスやクラブで興っているリアリティとはほど遠く、退屈に感じてしまうから。2008年4月26日、27日にKAIKOO meets REVOLUTIONというイベントが横浜のZAIMで行われた。レーベルPOPGROUPと横浜/湘南地区で活動するMEETS★REVOLUTIONの共同主催。アンダーグラウンドからオーバーグラウンド、ビートも…

環ROY×DJ YUI×今井智子

インタヴュー

環ROY×DJ YUI×今井智子

インタビュ— & 文 : 今井智子''—今回のコラボレ—ションのきっかけは?''''環ROY(以下 環)'' : YUI君に「ソロアルバム作るからお前やれよ! 」みたいに言われて、最初は「え〜」と言っていたんだけど、曲を聞かせてもらったら、僕が最近やりたいような曲だったんです。アメリカのサウス(南部)を意識して作られた音楽。そういうのやっている日本人ってゼロに近くて…、ちょうどやってみたいと思っていたので「むしろ一緒に一枚作ってみませんか?」って言いました。 ...…

RATVILLE『Dubs on the Corner』インタビュー text by 小山真帆

インタヴュー

RATVILLE『Dubs on the Corner』インタビュー text by 小山真帆

RATVILLEはインスト・ダブ・バンドだ。3人の男が奏でる低音は堅く、そしてしなやか。サウンドは、まるで大きく不思議な軟体動物のよう。7月にリリースされるRATVILLEのファースト・フル・アルバム『Dubs on the Corner』はシンプルでクセになるアルバム。色で言ったら、真っ黒の空間に原色だ。今回は曲作り、ダブというジャンルや新レーベル等について、ミックス・コンソール前田耕輔・ドラムス有井佑樹の2人に話を伺った。...…

あらかじめ決められた恋人たちへ インタビュー by 西澤裕郎

インタヴュー

あらかじめ決められた恋人たちへ インタビュー by 西澤裕郎

'''乳化して辿り着いた、流動的で肉体的なDUBサウンド'''''「アルバム・タイトルに『ラッシュ』ってつけたのは、ライヴをした場所がLUSHっていう理由もあるんですけど、混むとか集合するとかを示す「RUSH」の意味もあるんです。あと「LUSH」は豊かなとかお酒を飲むとか、そういう沢山の意味がある。その他に「RASH」「LASH」という単語もあって、4つのラッシュがあるんです。だからアルバム・タイトルは、カタカナで『ラッシュ』にしました」''...…

DJ BAKU『THE 12JAPS』インタビュー by JJ(Limited Express(has gone?))

インタヴュー

DJ BAKU『THE 12JAPS』インタビュー by JJ(Limited Express(has gone?))

噂をよんでいたDJ BAKUの新作『THE 12JAPS』が遂に解禁。日本のヒップホップ・シーンでちゃんと評価を得ている1曲目のB.I.G. JOEからラストのILL-BOSSTINOまで総勢12人のラッパーが、BAKUのトラックの上で叫ぶし、踊るし、泣くし! このメンツが媚びてないのは、日本のヒップホップの事を少しでも知っていればわかるはず。このアルバムは、現在のジャパニーズ・ヒップホップをリアルに再現したものだ。ラストのILL-BOSSTINOが歌った「JAPANESE HIPHOP AND ME」は、…

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

コラム

recommuni パワー・プッシュ!! Fuji rock出演アーティスト特集

1995年に始動。1999年シングル「はなればなれ」でメジャーデビュー。当初よりライヴやレコーディングなどにおいて他のアーティストとのコラボレーションや楽曲提供、プロデュースなど多岐に渡る活動を続けながら、独自のスタンスを築き上げている。2007年7枚目となるオリジナル・アルバム『Musical』をリリース。その後行われたライブ・ツアー「tour Musical」を追ったドキュメンタリーが映画となり、昨年に全国劇場にて公開。各地で異例のロング・ランを記録した。...…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

4.26の朝、まだ真っ暗な早朝5時に会場となるベイサイド集合。今年も出演者や出演しないけど来てくれたバンド・マン、そしてお客さんなどがボランティア・スタッフとしてたくさん集まってくれた。 機材搬入、ステージ搬入、発電機やPA機材がトラックで運ばれる。男たちがみんなで運ぶ、テントも組み立てる。...…

View More Articles Collapse
Tam Tam 『Come Dung Basie』大石始インタビュー

インタヴュー

Tam Tam 『Come Dung Basie』大石始インタビュー

平均年齢20代前半というから、全員MUTE BEATが活動していた時期に生まれた世代。東京のレゲエ、ダブ・バンドのなかでも最若手の部類に入るであろうTam Tamのファースト・アルバム『Come Dung Basie』は、ルーツ・レゲエ、ダブの伝統に囚われることなく瑞々しい音楽世界を構築した力作となった。そこにはメンバーそれぞれの多様なバックボーンと新世代ならではの自由奔放さがあり、東京のレゲエ、ダブ・シーンの未来を感じさせる力強さがある。今回は5人のメンバーのうち、黒田さとみ(ヴォーカル)、小林樹音(ベー…

あらかじめ決められた恋人たちへ『CALLING』

インタヴュー

あらかじめ決められた恋人たちへ『CALLING』

これまで叙情派エレクトロ・ダブ・ユニットと形容されてきた、あらかじめ決められた恋人たちへ。もともと池永正二のソロ・ユニットとして始まったとは思えないくらいバンドとしての厚みを増し、もはやダブという言葉だけでは形容できないオリジナリティを確立している。今年はフジロッックへの出演も決定し、その存在をより多くの人たちに知らしめることは間違いない。本文の中で少し触れているけれど、池永は一昨年末に子どもを授かった。そのとき嬉しそうに写メールを見せ回っていた姿は今でも忘れられない。「ライヴ=LIVE、すなわち生活」と以…

環ROY『あっちとこっち』インタビュー

インタヴュー

環ROY『あっちとこっち』インタビュー

環ROYが新作『あっちとこっち』を発表した。今までありとあらゆるトラックに独自のライミングを乗せ、ヒップ・ホップを表現してきた環ROY。彼のラップは煙たくもなければ、イリーガルでもない。けれども日本語ラップの概念を軽く飛び越え、より多くの人に届ける環ROY。前作『BREAK BOY』から1年、間隔を空けずに制作された今作は、今までの活動をレポートしているようにも聞こえた。ラップをより生活に近い存在として、捉え楽しんでいる。ヒップ・ホップの、そして音楽の可能性を常に試行錯誤しながら、ラップを愛し続ける本人にイ…

KMC×FIRSTSEED 『なぜPOPGROUPを選んだのか?』先行配信開始  & 対談インタビュー

インタヴュー

KMC×FIRSTSEED 『なぜPOPGROUPを選んだのか?』先行配信開始 & 対談インタビュー

12月22日のKAIKOO Vol.17に参加するKMCとFIRST SEEDのファースト・アルバムが到着。その中からKMCは「東京ウォーキング」を、FIRST SEEDは「Reverse Babel feat.BABA」を先行配信。KMCのロックンロールを感じるラップ、FIRST SEEDの冷静に忍び寄ってくるビートは、色さえ違えどPOPGROUPの音だ。両者に、KAIKOO Vol.17を、そしてアルバム発売を前にしてどんな心境なのか? 是非インタビューを覗いてほしい。POPGROUPが眠ることはない…

DJ BAKU HYBRID DHARMA BAND 『D.E.F』配信開始 & DJ BAKUインタビュー

インタヴュー

DJ BAKU HYBRID DHARMA BAND 『D.E.F』配信開始 & DJ BAKUインタビュー

DJ BAKUの新たな試みが始まった。彼が作り上げるトラックはいつでも挑戦的で、攻撃的なサウンドであるように今作の『D.E.F』もまさに攻めの姿勢を貫いている。HIP HOPから派生しているDJ BAKUの音楽スタイルは、様々な音楽性を一同に表現するKAIKOOという境地にまで達した。今回はDJ BAKU HYBRID DHARMA BANDのファースト・アルバムでもある『D.E.F』の配信と共に、インタビューを決行し、DJ BAKUが何を思ってバンドを開始したのかを語ってもらった。今まで多くのHEADZを…

東京BOREDOM

インタヴュー

東京BOREDOM

 東京BOREDOMは、単なるフェスではない。ライヴ・ハウスをおもしろいものにするために作り上げられた、新しい形のライヴ・イベントである。確かに、お祭りであることには変わりないけれど、決してその日限りのものではない。毎日のライヴ・ハウスをおもしろいものにしようという明確な意思がそこにはある。スタッフをしている大半が出演者自身というのも、自分たちでライヴ・ハウスを盛り上げていこうという意識の現れだろう。それはD.I.Yという言葉で片付けるのも違和感があるくらい、泥臭い。そう、東京BOREDOMにあるのは浮かれ…

Less Than TV総力特集Vol.2

インタヴュー

Less Than TV総力特集Vol.2

今年で設立から18年。至宝のレーベルLess Than TVが送る極上の夏祭り、メテオナイトの開催が決定!! 渋谷O-west&O-nestの2会場を舞台に、狂乱のフェスティバルが繰り広げられます!! メテオナイトの開催にあたり、OTOTOYでは、Less Than TV総力特集を実施。さらに、ダウンロード・サイトではどこよりも早く、音源の販売を一挙に開始します!...…

Less Than TV 総力特集Vol.1 レビュー

レヴュー

Less Than TV 総力特集Vol.1 レビュー

今年で設立から18年。至宝のレーベルLess Than TVが送る極上の夏祭り、メテオナイトの開催が決定!! 渋谷O-west&O-nestの2会場を舞台に、狂乱のフェスティバルが繰り広げられます!! メテオナイトの開催にあたり、OTOTOYでは、Less Than TV総力特集を実施。さらに、ダウンロード・サイトではどこよりも早く、音源の販売を一挙に開始します!...…

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

コラム

緊急レポート DOMMUNEはすごい!

ライヴ・ストリーミングでトーク・ライヴや音楽の配信を続けるスタジオ『DOMMUNE』。このスタジオを個人で立ち上げたのは宇川直宏。現代美術家、グラフィック・デザイナー、VJなど、様々な肩書きを持ち、常に新しいことへの挑戦を忘れない。今では夜毎5000人前後の"観客"を集めるようになったこのスタジオは、3月1日、東京・渋谷に開局した。「週末はクラブへと足を運んでほしい」との思いから、放送は週末を外した、日曜から木曜までの19時から24時の間となっている。19時から21時まではゲストを呼んでのトーク・ライヴ、2…

環ROY『BREAK BOY』インタビュー

インタヴュー

環ROY『BREAK BOY』インタビュー

環ROY(たまきロイ)のセカンド・アルバム『BREAK BOY』。そこにあるのは奔放な少年性と、それ故に余計なものに捕らわれず本質を見抜く知性だ。エレクトロなトラックの中を自由に跳ね回るラップ、そして、的確で時にトリッキーなリリック。そんな音楽を弾き出す彼の考えに迫った。...…

session#10 環ROY×森本雑感(BREAKfAST)

連載

session#10 環ROY×森本雑感(BREAKfAST)

様々なアーティストと共演し今や新世代のラッパーの中でも大注目の環ROYと、90年代後半から日本のハードコア・シーンを音楽面と精神面で支えるだけでなく、チェコのBADMANとアメリカの625との共同リリースなど世界的に活躍するBREAKfASTの森本雑感によるSessioNが実現しました。...…

session#9 KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S×環ROY

連載

session#9 KOCHITOLA HAGURETIC EMCEE'S×環ROY

いわゆるアンダーグラウンドといわれるヒップ・ホップがダントツに面白い。アイドルからロック・バンドまでが、ラップのファッション性やスタイルのみを拝借するほどヒップ・ホップが市民権を得た中、ずば抜けた技術とユーモアに溢れるラップを披露する新世代のラッパーが頭角を表してきている。彼らのMCバトルで鍛えられたセンスとスキルは、決してまねごとでは到達出来ない境地なのだ。今回、そんな今後のジャパニーズ・ヒップ・ホップ・シーンを担っていくであろう二組のアーティストによる対談を行う事ができた。...…

session#6 あらかじめ決められた恋人たちへ×はせはじむ

連載

session#6 あらかじめ決められた恋人たちへ×はせはじむ

ライブ・ハウス、クラブ、ギャラリーなど様々な場所でライブをこなし、映画から演劇の音楽制作まで幅広く活動する池永正二によるソロ・ユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」の3rdアルバム『カラ』。エイドリアン・シャーウッド、ミュート・ビート、JAGATARA等のレゲエ・ミュージック、ダイナソーJr、マイ・ブラディ・バレンタイン、ストーン・ローゼズ等90年代初頭のインディ・ロック、関西アンダー・グラウンド、日本のルーツ・ロックに影響を受けたその広い音楽性と、三池崇史、坂本順治の映画を愛するという、映像的なセンス…

session#5 poodles×あらかじめ決められた恋人たちへ

連載

session#5 poodles×あらかじめ決められた恋人たちへ

1996年結成と決して短くないキャリアを持つジャム・バンドpoodles。2nd album『STREAMIN' BLUE』以降、新たにZEROのドラマーであったKUJUN、安藤淳平(BASS)、HBのmuupy(percussion)、元犬式のアリゾノハヤト(PA&DUB mix)が加入し、新たなフェーズに突入。新横浜の20畳以上あるというDIAMOND STUDIOにてジャムリ続けるだけでなく、渚ミュージック・フェスティバル等の野外イベントにもひっぱりだこ。コンスタントにジャムとライブを繰り返し続けた事…

Collapse
TOP