JUNK Lab Records

たかが音楽、されど音楽、足掻いて紡いだ12編──Limited Express (has gone?)

インタヴュー

たかが音楽、されど音楽、足掻いて紡いだ12編──Limited Express (has gone?)

他に追随を許さない、そのオルタナティヴかつパンクなサウンドで駆け抜け続けるバンド、Limited Express (has gone?)。2020年12月にドロップした前作EP『The Sound of Silence』はコロナ禍の状況やBLMなど時代の空気を纏いつつ、サイモン・アンド・ガーファンクルのカバーも飛び出したその作品は、その当時の世間の閉塞感に一撃を入れた快作であった。そこからもバンドは活動のペースを緩めることなく継続的なライヴ活動、2022年からは配信シングルのリリースを重ねるなかでまとまった…

アップデートを繰り返して、さらなる加速へ──Limited Express (has gone?)、新作『The Sound of Silence』

インタヴュー

アップデートを繰り返して、さらなる加速へ──Limited Express (has gone?)、新作『The Sound of Silence』

近年はHave a Nice Day!とのスプリット、2MUCH CREW、ロベルト吉野との合体作をはじめ、常に刺激とユーモアを振りまき続けるバンド、Limited Express (has gone?)が前作『perfect ME』から約1年ぶりとなる作品『The Sound of Silence』を〈Less Than TV〉よりリリース! MVも強烈なインパクトを放つリード曲“Live or die, make your choice”をはじめ、まさかのアルバム・タイトルにもなっているサイモン・アンド…

「うた」に重ねた表現の祈り──ゆーきゃん『うたの死なない日』

インタヴュー

「うた」に重ねた表現の祈り──ゆーきゃん『うたの死なない日』

京都から東京へと活動の場を変え、現在は故郷・富山にて教鞭を執りながら、独自の歌を織り続けるSSWゆーきゃん。そんな彼が2020年11月25日(水)に、4年半ぶりとなるフル・アルバム『うたの死なない日』をリリースする。本作はもともと、OTOTOYが運営するライヴハウス支援企画『Save Our Place』に寄せて限定配信された1枚。企画が終了した9月末以降は配信もストップしていたのだが、この度、全国のリスナーのもとへ、彼の歌声が届けられることとなった。“ことば”や“うた”が安易に消費される世界から、あらゆる…

音は鋭さを増し、より意思は明確に──Limited Express (has gone?)、新作『perfect ME』をリリース

インタヴュー

音は鋭さを増し、より意思は明確に──Limited Express (has gone?)、新作『perfect ME』をリリース

Limited Express (has gone?)、3年ぶり6枚目となるアルバム『perfect ME』をリリース! 前作『ALL AGES』以降、ロベルト吉野とのコラボ作『Escape from the scaffold』などを経て制作された今作。MVも公開されている今作を象徴する1曲「フォーメーション」からも分かるように、サウンドはよりタイトでソリッドに、そしてフロントマンとしてさらに存在感を増したYUKARIのヴォーカルとこれまで以上に現代社会と密接にリンクした歌詞。フレッシュかつ痛快、これは間違…

ピュアに挑み続ける絶妙なアンバランス──folk enough、新アルバム配信開始

インタヴュー

ピュアに挑み続ける絶妙なアンバランス──folk enough、新アルバム配信開始

福岡のジャンク・ブルース・バンド、folk enoughが3年ぶりの新アルバム『Lover ball』をハイレゾ・リリース! フォーク・ソングのエッセンスを持ちながら鳴らされる爽快感のある歪んだ轟音、まさしく絶妙なバランス感覚で練り上げられたオルタナティヴな実験。詳しくはインタヴューのなかでも語っているが、今作はレコーディングでも独自のこだわりでもって制作されたという。21年の活動を経てもなお新たなことに挑戦し、音楽に対してピュアに向き合ってきた彼らの姿が映し出された『Lover ball』を、インタヴュー…

あら恋ベスト・アルバム発売記念アラフォー対談!!

インタヴュー

あら恋ベスト・アルバム発売記念アラフォー対談!!

叙情派シネマティックDUBバンド“あらかじめ決められた恋人たちへ”が今年2017年、活動20周年を迎えた。これを記念して20周年記念ベスト『あらかじめ決められた恋人たちへ- 20th BEST -』をリリース。あら恋の軌跡を、ぜひハイレゾで堪能して欲しい。そして今回、あら恋リーダーの池永正二と旧知の仲でもあるシンガー・ソングライターのゆーきゃん、Limited Express (has gone?)のギタリストでオトトイ編集長も務める飯田仁一郎の3人による対談をお届け。彼らはもうすぐ40歳(アラフォー)。ち…

老害と若作りはどっちが恥ずかしい?──谷ぐち順(LessThanTV)×増子真二(DMBQ)×吉田肇(PANICSMILE)によるアラフィフ対談!!

その他

老害と若作りはどっちが恥ずかしい?──谷ぐち順(LessThanTV)×増子真二(DMBQ)×吉田肇(PANICSMILE)によるアラフィフ対談!!

日本のアンダーグラウンド・シーン最重要レーベル〈Less Than TV〉主宰、そして現在はフォーク・シンガー・FUCKERとして活動する谷ぐち順、日本、果ては世界で轟音を鳴らし続けてきたDMBQのリーダーとしてはもちろん、BOREDOMSへの参加やエンジニアとしても活動をする増子真二、幾度に渡ってメンバーチェンジを繰り返しながらオルタナティヴ・ロックの地平を切り拓いてきたPANICSMILEのギター、ヴォーカル・吉田肇。そんな泣く子も黙る日本のオルタナティブ・シーンの重要人物3人も、思えば50歳目前。今回…

Limited Express(has gone?)『ALL AGES』発売記念ワンマン!

ライヴレポート

Limited Express(has gone?)『ALL AGES』発売記念ワンマン!

Limited Express (has gone?) (以下リミエキ) が5thアルバム『ALL AGES』の発売を記念したワンマン・ライヴを開催した。 2014年のメンバー脱退~加入以降、精力的にライヴを重ねてきた彼ら。昨年10月に現体制初となるフル・アルバムをリリースし、満を持して開催されたワンマン・ライヴには、その勇姿を目撃しようと多くのオーディエンスが押し掛けた。カオスでありながらヴォルテージが天井を突き破った一日の様子をお届けしよう。 ...…

これが日本のオルタナティヴ。Convex Level結成30周年、待望のニュー・アルバムをリリース

インタヴュー

これが日本のオルタナティヴ。Convex Level結成30周年、待望のニュー・アルバムをリリース

京都が生んだ至宝、Convex Level。1986年に始動して以来、今年で結成30周年を迎え、遂にニュー・アルバム『Inverse Mapped Tiger Moth』をリリース。日本オルタナティヴ・ロックをひっぱり続ける存在なだけあり、今回も完全に異次元サウンド。ぜひ音源を購入し、メンバーによるアルバム解説(「個体別観察結果」)を読みながら堪能してください。その内容にきっとぶっ飛ばされることでしょう!...…

Limited Express (has gone?)、ni-hao!、アルバム同時リリース&YUKARI単独インタヴュー掲載

インタヴュー

Limited Express (has gone?)、ni-hao!、アルバム同時リリース&YUKARI単独インタヴュー掲載

Limited Express (has gone?)が、谷ぐち順、もんでんやすのり、小森良太の加入後初となるフル・アルバムをリリース。パンクをベースにオルタナやジャズの要素を取り込んだサウンドは、新しいジャパニーズ・オルタナティヴ・パンクとして圧倒的な存在感を放っている。また同タイミングで、YUKARIがフロントマンを務める関西出身のガールズ"チアパンク"バンド、ニーハオ! が、PINK MIKO(美湖、all O.K.、UnU)、PURPLE ELENA(るるる菌)を加え、初となる音源『PAYDIRT』…

福岡のジャンク・ブルース・バンド、folk enoughの新作EP2作がハイレゾ配信

レヴュー

福岡のジャンク・ブルース・バンド、folk enoughの新作EP2作がハイレゾ配信

“オルタナティブ・ミュージックの終焉を告げる”と銘打ち、アルバム『Mario found me a good Exit』を発表したのはいまから約2年前のこと。その次なる一手として、福岡の雄 folk enoughが新作EPを2作続けて連続リリースした。改めて前作を振り返ってみると、ブルース、ネオアコ、グランジから、ヒップホップまで、雑多に複数のジャンルの楽曲を1枚のなかに並列。溢れ出んばかりのアイデアの数々を象徴するかのように収録内容は全23曲、74分にも達した。そこで垣間見えた実験的とも言える彼らの取り組…

対談 : 谷ぐち順 x ぽえむ──リミエキ x 2マッチ・コラボ作を先行ハイレゾ配信!

インタヴュー

対談 : 谷ぐち順 x ぽえむ──リミエキ x 2マッチ・コラボ作を先行ハイレゾ配信!

ご存知、Limited Express (has gone?)、そして形容しがたさにおいては右に出るものはいない、2MUCH CREWの合体アルバムがリリースされる。この2バンドでスタジオに入り、そして生まれたのがこの衝撃作『CHAMPURU OF DOOM』。ローファイでスカムでユーモラス、そして得体のしれない強力な磁場を持つこの作品、すでに半開き輪ゴムどめジャケット(衝撃的すぎて一般流通できなかったとか…… )が話題になっておりますが、OTOTOYではそんな衝撃的すぎるフィジカル・リリースを前に、約2週…

とうめいロボ(ゆーきゃんからの手紙)

インタヴュー

とうめいロボ(ゆーきゃんからの手紙)

はじめに書いておく。今回のメール・インタビューはとても長いが、あえてほぼ全文を掲載したいと思う。recommuniからたとえ怒られようと、読者のみなさんの目が痛くなっても、だ。僕が、に話してくれとせがんだのだし、なによりも彼女のことばは、ひと綴りのビーズのように連なっていて、ひとつでも外そうとすればすぐにばらばらになってしまいそうだ。...…

folk enough レビュー

レヴュー

folk enough レビュー

1970年代前半。"日本のリヴァプール"とも呼ばれた博多を中心に、ブリティッシュ・ビート文化を受け継いだバンドが続々と現れ勃興した"めんたいロック"。サンハウス、THE MODS、ザ・ルースターズやロッカーズ等が、豚骨の香りと鋭いロックン・ロールを武器に日本中を震撼させた。フォーク全盛の時期に、突然変異で現れた彼らは、男臭さと硬派なオーラに満ち溢れる"健康優良不良音楽"として、求められるままに時代を駆け抜けたのだ。...…

MY DISCO レビュー

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MY DISCO レビュー

2003年、世界有数の音楽都市であるオーストラリアのメルボルンにて、友人同士であったLiam Andrews(B,VO)、Rohan Rebeiro(DR)、Ben Andrews(G)の三人により結成されたMY DISCO。結成以来、ストイックに自らの音楽を追求、構築し続け、もはやオーストラリア本国では1000人規模の会場を軒並みSOLD OUTさせ、BATTLESやDEERHOOF、MOGWAIなどのツアーサポートをこなすほどになった彼らが満を持して制作した2ndアルバム『Paradise』は、NIRV…

CONVEX LEVEL渡辺良=rw、初のソロ作品集で相関係数「0.339」の世界へ誘う

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CONVEX LEVEL渡辺良=rw、初のソロ作品集で相関係数「0.339」の世界へ誘う

京都が生んだ至宝、Convex Level。1986年に始動して以来、止まらず変わらず淡々と進化を続けてきた彼らの結成30周年記念企画がスタート。その第1弾として、ギター&ヴォーカル担当・渡辺良による初のソロ作品集「0.339」が発表された。彼らしいSF的ロマンチシズムや永遠に枯れないイノセンスをぎゅっと詰め込み、存在しそうでしない、懐かしいようで新しい景色を体験させるような仕上がりの作品となった。OTOTOYでは、24bit/96kHzハイレゾおよびmp3を、少し不思議な歌詞カードのPDFファイル付きで配…

noidとmy letterのスプリット作をハイレゾ配信開始&インタヴュー掲載

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noidとmy letterのスプリット作をハイレゾ配信開始&インタヴュー掲載

2ndアルバムが2014年の第6回CDショップ大賞甲信越北陸ブロックの大賞を獲得するなど、地元金沢で圧倒的な支持を得ている6人組バンド、noid。主催するイベント〈Magical Colors Night〉ではこれまでに国内外の豪華アーティストを招聘し、全国区でその注目を集めている、まさしく金沢のシーンのキーマンと呼べるバンドである。...…

of Montreal北陸記念鼎談 : エイジ(noid)×ゆーきゃん×岡村詩野

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of Montreal北陸記念鼎談 : エイジ(noid)×ゆーきゃん×岡村詩野

ケヴィン・バーンズ率いるof Montrealの来日ツアー。2015年6月3日の静岡・浜松公演を皮切りにした全8公演のなかで、ひときわ豪華なメンツがずらりと揃った公演がある。メジャー進出したばかりで勢いのつくザ・なつやすみバンドをはじめ、noid、LLama、王舟、ROTH BART BARON、cassette tape echo、ゆーきゃん。DJにはclub snoozerを主催する田中宗一郎(the sign magazine)と、ラジオ・パーソナリティもつとめる音楽評論家、岡村詩野。それが6月7日、…

京都のライヴサーキット「いつまでも世界は…」第4回開催記念対談 : 西島衛(ザ・シックスブリッツ) × ゆーきゃん

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京都のライヴサーキット「いつまでも世界は…」第4回開催記念対談 : 西島衛(ザ・シックスブリッツ) × ゆーきゃん

京都の中心街、四条・新京極から木屋町まで14会場を使い、総勢約90組が出演。関西の大型ライヴサーキット「いつまでも世界は…」が今年も開催!! 第1回から追ってきたOTOTOYが今年も特集します。今回は「いつまでも世界は…」の特集第1回ぶりに主催者である西島衛(ザ・シックスブリッツ)と企画メンバーのひとりであるシンガー・ソングライター、ゆーきゃんが対談。SXSWに受けた影響、託児所を設ける意味、音楽好きの中の住み分け、いまの京都、これからの「いつまでも世界は…」、多岐に渡る話ながら非常に刺激的な話が展開されま…

〈ぐるぐる回る 2014〉が2014年9月15日に開催決定!! わくわくを抑えきれず、会場下見に同行して写真とってきちゃいました!!

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〈ぐるぐる回る 2014〉が2014年9月15日に開催決定!! わくわくを抑えきれず、会場下見に同行して写真とってきちゃいました!!

待ってました!! 埼玉スタジアム2002のコンコースを使って開催されるD.I.Yフェス〈ぐるぐる回る 2014〉の開催が決定しました!! サッカーの試合が行なわれるスタジアムのコンコースにライヴのステージが作られ、担当キュレーターがブッキング、そして演出を行う手作り感溢れる大型フェス。〈ぐるぐるTOIRO〉〈ぐるぐるコエド〉など、ぐるぐるシリーズは定期的に行なわれてきたものの、本祭である〈ぐるぐる回る〉の開催は2012年以来2年ぶりなのです。といっても、行ったことのない人は想像しづらいのでは? ということで…

folk enough、3年ぶりのアルバムをハイレゾ配信開始

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folk enough、3年ぶりのアルバムをハイレゾ配信開始

福岡のオルタナティヴ・バンド、folk enough。前作から3年半、結成17年目にして通算6作目のアルバム『Mario found me a good Exit』がついに到着。全23曲、74分のオルタナ精神にあふれる大作に仕上がった。“オルタナティブ・ミュージックの終焉を告げる”とアルバム帯に書かれた本作、衝撃的なこの言葉は一体どんな内容を意味しているのだろうか、その答えが23曲にちりばめられているに違いない。...…

Convex Level、結成28年目にして6枚目のフル・アルバム『donotcl (ドゥノットシーエル)』をハイレゾ配信開始

レヴュー

Convex Level、結成28年目にして6枚目のフル・アルバム『donotcl (ドゥノットシーエル)』をハイレゾ配信開始

「唯一無二のサウンド」なんて、安易に使うのがためらわれるほどの常套句だが、このアルバムに対してはこの言葉を使うしかない。90年代の関西インディ・シーンを牽引し、現在は地域を選ばない活動を続けるConvex Levelがリリースした、キャリア28年目の新作『donotcl (ドゥノットシーエル)』。OTOTOYでは、この作品を24bit/96kHzのハイレゾおよびmp3で配信開始した。ポストパンク / ニューウェイヴ期のサウンドを土台としながらも、それを独自に練り上げた音世界を構築する彼ら。そこにあるのは冷徹…

Limited Express (has gone?)の最新作を、先行高音質配信!!

インタヴュー

Limited Express (has gone?)の最新作を、先行高音質配信!!

4年ぶりの新作をリリースするオルタナティヴ・パンク・バンド、Limited Express (has gone?)。OTOTOYでは、7月27日から先行フル試聴で、いち早く彼らの新譜をお届けしてきましたが、ついに先行配信がスタート!! 通常のMP3音源に加えて、OTOTOY限定で24bit/48kHzの高音質wav音源もご用意しました。さらに、ギター&ヴォーカルのJJが14年の歴史を振り返るインタヴューを掲載! メンバーの心血を注いで作成したという最新作『JUST IMAGE』を聴きながら、彼らの14年間の…

Limited Express (has gone?)の最新作にして最高傑作を、1週間先行フル試聴!!

インタヴュー

Limited Express (has gone?)の最新作にして最高傑作を、1週間先行フル試聴!!

まもなく結成15周年を迎える、オルタナティヴ・パンク・バンド、Limited Express (has gone?)。前作から4年のブランクを経て、遂にリリースされるフル・アルバム『JUST IMAGE』は、最新作にして自信に溢れた最高傑作!! メンバーが心血を注いだ今回の意欲作、まずは聴いてもらいたい! そんな思いから、ヴォーカル&ベースのYUKARIへのインタヴューを掲載するとともに、7月27日から8月3日まで、先行フル試聴を実施!! さらに、OTOTOYでは8月7日のリリースに先駆けて、8月4日から2…

オルタナティヴ・フェス対談! 川瀬拓(ぐるぐる回る)×飯田仁一郎(ボロフェスタ)

インタヴュー

オルタナティヴ・フェス対談! 川瀬拓(ぐるぐる回る)×飯田仁一郎(ボロフェスタ)

前代表・竹内氏の急逝により、昨年新たな体制で再スタートを切ったインディー・ミュージック&カルチャー・フェスティバル“ぐるぐる回る”。主催者不在という状況のなか、「終わらせたくない」という気持ちで代表を継いだ川瀬拓は、今年からは“ぐるぐる回る”の名のもとで、新たな試みを次々とスタートさせた。いっぽう、“ぐるぐる回る”にもキュレーター(イベント等の企画を担う専門職)として参加し、今年で12年目を迎える西のインディー・フェス、BOROFESTAの代表である飯田仁一郎。10年以上フェスを作り続けてきた彼に、“ぐるぐ…

LIVE REPORT G/R/L/Z #3@六本木SUPER DELUXE

ライヴレポート

LIVE REPORT G/R/L/Z #3@六本木SUPER DELUXE

六本木SuperDeluxeにて、女性の表現をコンセプトにしたイベント「G/R/L/Z」が行われた。Limited Express (has gone?)とMiila and the Geeksがホストを務めるこのイベントは今回で3回目を迎え、Moon Duo(from USA)、Melt-Bananaを招いてのガチンコ勝負となった。フロアは、ここは本当に日本だよな? と思ってしまうほど(日本人のお客さんの方が圧倒的に少ない!)たくさんの外国人で埋め尽くされ、今か今かとスタートを待つ熱気に満ちている。うーん…

ゆーきゃんの新作『あかるい部屋』リリース&インタビュー

インタヴュー

ゆーきゃんの新作『あかるい部屋』リリース&インタビュー

前作『ロータリー・ソングズ』から1年ぶりのアルバムとなるゆーきゃんの新作『あかるい部屋』。山梨・白州に新設された田辺玄(WATER WATER CAMEL)のホーム・スタジオにて録音が行われ、サポート・メンバーとしてピアノで森ゆに、ベースで田代貴之、ドラムで妹尾立樹(sistertail、LLama)、ギターで田辺玄が参加した。濃厚な時間が詰め込まれた新作をじっくりと聞いてほしい。...…

folk enough『Exit』レビュー

レヴュー

folk enough『Exit』レビュー

福岡が生んだオルタナティヴ・バンドfolk enoughから2012年の初秋に届いたのは、なんとアナログ盤! OTOTOYでは、配信版音源としてお届けします。アナログ以外でこの音源を手に入れられるのは、OTOTOYのみ! 繊細かつ大胆にスタイルを追求した本作は、6th albumの制作をスタートさせたバンドの状況が如何に良いかを伝えてくれるもの。アルバムに期待を寄せつつ、まずは彼らの最新作を聴いてみましょう。そして、9月28日に六本木SUPER DELUXEにて行われるライブに向かおう!...…

ぼくらの文楽×TAIYO33OSAKA×BOROFESTA ローカル・フェスティバルのつくりかた

インタヴュー

ぼくらの文楽×TAIYO33OSAKA×BOROFESTA ローカル・フェスティバルのつくりかた

あふりらんぽのPIKA☆が主催する大阪の祭「TAIYO33OSAKA」、SHIFTの船山裕紀が主催する山形の祭「ぼくらの文楽」、そしてLimited Express (has gone?)の飯田仁一郎が主催する京都の祭「BOROFESTA」。2000年頃に結成した3バンドは、アルバムを出したり、休止したり、解散したり、復活したり、それなりに色々あって、今「祭」を主催している。今回、大阪、山形から東京に集い、自分達が「祭」を創る動機、やりたいこと、そして未来について話し合った。三者三様だけれども、共通した思い…

新宿歌舞伎町・廃キャバレーでの新宴「PACKaaaN!!!」開催記念特集

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新宿歌舞伎町・廃キャバレーでの新宴「PACKaaaN!!!」開催記念特集

「下北沢発、宇宙着」をキーワードに、2007年から2010年にかけて下北沢で行われていたDJとLIVEの融合イベント『eetee』が、装い新たに「歌舞伎町発、宇宙着」『PACKaaaN!!!』として復活。場所は、なんと歌舞伎町のど真ん中、レトロな雰囲気漂うキャバレー跡地、風林会館5Fの『ニュージャパン』! メンツは、YOUR SONG IS GOOD、奇妙礼太郎、LUVRAW&BTB、DJ YOGURT等が揃い、ホストのLimited Express (has gone?)や西村道男、WSZ80等と共に会…

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Convex Level『CL5』高音質で販売開始

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Convex Level『CL5』高音質で販売開始

二十数年に渡って同じメンバーで活動を続け、ギターの渡辺良は90年代に関西の数々のインディー・オルタナティヴ・バンドのプロデュースを、ベースの前川健一は山本精一率いる羅針盤に参加するなど、幅広い音楽活動で音楽ファンの間で根強い人気を保っているCONVEX LEVELの最新作『CL5』が到着! 2009年に突如リリースされた10年ぶりのオリジナル・アルバム『New Moon 1st Contact』以降、下北沢THREEでのライヴ・アルバム『LIVE JUNK』、未発表曲&リマスター集『DIY』と作品を生み出し…

京都サーキット・イベント『いつまでも世界は…』開催! 西島衛×ゆーきゃん対談

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京都サーキット・イベント『いつまでも世界は…』開催! 西島衛×ゆーきゃん対談

2011年6月より期間限定でリリースされた京都コンピレーション『All Along Kyoto Tower (京都タワーからずっと)』。その特集の中で、一度上京を経験し、2年前に再び京都へ戻ったシンガー・ソングライターのゆーきゃんに当時の京都の音楽事情について語ってもらった。「これからの京都は面白くなる」と、その話は希望に溢れていた。それから1年と経たない2012年1月、京都で新しく始まるイベント「いつまでも世界は…」のサイトに、イベントの発起人である西島衛(THE Six BULLETS)がある文面を載せ…

ゆーきゃん レビュー

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ゆーきゃん レビュー

東京のインディー・ロック・シーンに大きな変化が起こった。京都の吟遊詩人”ゆーきゃん”が上京してきたのだ。囁くように歌うその姿は、内省的で孤独。一見するといわゆる一般的なフォーク系シンガー・ソング・ライターとして見られがちである。しかし、内に秘めた音楽に対する深い情熱と幅広い音楽性は、その佇まいからは想像できないほど強く、そして広い。彼の活動はそれを顕著に表わしている。京都でBorofestaというD.I.Y.ロック・フェスを主催し、自らの力で音楽シーンを作り上げていこうとする強い意思は、多くのミュージシャン…

Mirah『(A)Spera』について/ゆーきゃんからの手紙

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Mirah『(A)Spera』について/ゆーきゃんからの手紙

へお手紙できてうれしいです。2005年に、あなたがタラ・ジェーン・オニールとトクマルシューゴと一緒にツアーで京都へいらっしゃったとき、ぼくも共演させていただきました。あなたのライブをすごく素敵だと思ったのですが、そのときは(どうしたわけか)すこし気恥ずかしくて、お話したいこともあったのに、できずじまいでした。...…

KIRIHITO『Question』 竹久圏(KIRIHITO)×JJ(Limited Ex) オルタナティヴ・対談

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KIRIHITO『Question』 竹久圏(KIRIHITO)×JJ(Limited Ex) オルタナティヴ・対談

KIRIHITOのアルバム『Question』は、劇的なアルバムだ。ミュージック・マガジンでは、久しぶりの10点満点が出た! 当然だろう。原始的だし、グルーブに溢れているし、めっちゃポップ・・・ 等のフレーズさえ不要。本当に何者にも似ていなくて、 KIRIHITOでしかないから、評価するのもおこがましいってもんだ。...…

SU: 「Deep」フリー・ダウンロード&インタビュー by 西澤裕郎

インタヴュー

SU: 「Deep」フリー・ダウンロード&インタビュー by 西澤裕郎

未知のモノに出会った時、人はとまどいを覚える。そのとまどいを克服するために名前を与え、ジャンルという棚に整理し系統化する。自分の尺度で管理することで安心を覚えるのだ。だとしたら、あなたはSU:の音楽をどのように自分の棚に落とし込むであろう? SU:は、名古屋を拠点に活動する3人組ユニットである。ポスト・J・DILLA世代の新鋭と言われるような細やかなトラック作りと、それを演奏する際の融和感が特徴的なユニットだ。音源主体ではなく、ライヴ活動も積極的に行っており、一見の客は彼らの音楽への対処方法を模索すること…

ゆーきゃんからのてがみ to キツネの嫁入り

ライヴレポート

ゆーきゃんからのてがみ to キツネの嫁入り

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回の相手は、言葉に重きを置いたシンプルな音楽を奏でるキツネの嫁入りです。...…

Limited Express(has gone?)  「ナイチンゲール」 高音質で独占配信 レビュー

レヴュー

Limited Express(has gone?) 「ナイチンゲール」 高音質で独占配信 レビュー

間もなくリリースされるLimited Express(has gone?) の新作『LTD』をいち早く聴かせてもらった。いいだろー! そんなわけで、すぐにでも詳細をお伝えしたいところなのだが、まあ焦らずいきましょう。何せアルバムとしては前作からもう5年近く経っているのだ。彼らを取り巻く環境も少なからず変化しただろうし、この新作に対して世間がどんな反応を示すのか、ちょっと予想がつかないので、今回はまず「リミエキは2009年にどうフィットするのか」を考えてみましょう。...…

Limited Express(has gone?) ニュー・アルバム『LTD』より「Heavenly」を先行フリー・ダウンロード レビュー

レヴュー

Limited Express(has gone?) ニュー・アルバム『LTD』より「Heavenly」を先行フリー・ダウンロード レビュー

''キーズブズブズブ・・・ギャギャギャドド 三分だけ、あなたの側にこのラヴ・ソングを!''今回、ついに3年ぶりとなる待望のアルバムをリリースするLimited Express(has gone?)。2008年4月に関東進出を果たしてからは、「DO IT」や「廃校FES」、「東京ボアダム」など数々のインデペンデント・フェスに出演しながら、自らのコーディネートする「eetee」や「ボロフェスタ」まで、まさにDIYと名のつくところに必ず彼らの姿があるといっても過言ではない存在として認識されている。 ...…

ゆーきゃんからのてがみ to オオクボ-T

その他

ゆーきゃんからのてがみ to オオクボ-T

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回の相手は、福岡を拠点に活動を続けること15年。些細な日常から不条理、どうでもいい怒りなどを大小無限に拾い出し、身勝手なワールドに放り出すアーティスト / パフォーマーのオオクボ-Tです…

Limited Express(has gone?)『LTD』 インタビュー

インタヴュー

Limited Express(has gone?)『LTD』 インタビュー

Limited Express(has gone?)を率いるJJこと飯田仁一郎は、当recommuniのチーフ・プロデューサーでもあり、目下進行中のイベント「BOROFESTA '09」の主催者でもある。寝る暇もなさそうな日々なのに、Limited Express(has gone?)は5年ぶりの新作『LTD』を発表した。いつもはインタビューする側だが今回はインタビューされたい、という彼から、紆余曲折の5年とバンド、そしてBOROFESTA、recommuniへの思いを忌憚なく語ってもらった。...…

ゆーきゃん「サイダー」レビュー by 渡辺裕也

レヴュー

ゆーきゃん「サイダー」レビュー by 渡辺裕也

先日の東京BOREDOMで観た彼の姿が、今も脳裏に焼き付いて離れない。 aie、Melt-Bananaに挟まれる形で、いつものようにギター1本を片手に、どこか所在なさげに現れたゆーきゃん。転換なしでひたすらテンションの高い熱演が続く中で、唯一静かで穏やかな時間を演出してくれた彼のパフォーマンスが、結果的に最も印象深く残っているという人は、きっと僕だけではないだろう。 ...…

ゆーきゃんからのてがみ to enami Taisuke

その他

ゆーきゃんからのてがみ to enami Taisuke

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回の相手は、フィールド・レコーディングされた音にキーボードやピアノが絡み合う、明るく、開かれたアルバムをリリースしたenami Taisuke。、やエマーソン北村等との共演・セッションを…

ゆーきゃんからのてがみ to 未知瑠

その他

ゆーきゃんからのてがみ to 未知瑠

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回のお相手は、東京芸術大学音楽学部作曲科を首席にて卒業し、横浜開港博Y150 に於いてはパビリオン『氷山ルリの大航海』音楽を担当するなど幅広い活動をする作曲家。クラシック音楽の基礎をルー…

ゆーきゃんからのてがみ to oono yuuki

その他

ゆーきゃんからのてがみ to oono yuuki

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回のお相手は、にせんねんもんだいが主催する美人レコードより CD-R作品『LEONIDS』『fin,fur and feather』をリリースし、現在は主にソロで、八丁堀七針、高円寺円…

テクマ! ベスト・アルバム『ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。』発売記念 ゆーきゃんからのてがみスペシャル

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テクマ! ベスト・アルバム『ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。』発売記念 ゆーきゃんからのてがみスペシャル

東京を代表するテクノ歌手・テクマ!が、ベスト・アルバム『ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。』をリリース。このベスト・アルバムは、音質はもちろん高音質のHQD。まとめ購入特典として、歌詞画像をプレゼント。まずは、1週間フリー・ダウンロードの代表曲「My Sex & Your Sex」を聴いてみてください。そして、ototoyの人気コーナー『ゆーきゃんからのてがみ』のスペシャル・バージョンでは、テクマ! とゆーきゃんのロング・インタビューが掲載。さらにさらに、公開インタビュー番組「ゆるストリーム」へのゲスト…

長谷川健一、待望のフル・アルバム『震える牙、震える水』発売記念 ゆーきゃんからのてがみ

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長谷川健一、待望のフル・アルバム『震える牙、震える水』発売記念 ゆーきゃんからのてがみ

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回のお相手は、同じ京都出身のシンガー・ソング・ライター、ハセケンこと長谷川健一。リリースされたばかりの待望のフル・アルバム『震える牙、震える水』とあわせてお楽しみください!...…

ゆーきゃんからのてがみ to swimmingpoo1

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ゆーきゃんからのてがみ to swimmingpoo1

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。『ゆーきゃんからのてがみ』は、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・マガジンにまとめました。今回のお相手は、アコースティック・ギターとブレイクビーツを織り交ぜた、フォークトロニカを展開中の3人組swimmingpoo1。シンガー・ソング・ライター兼トラック・メーカーの根岸たくみに…

ゆーきゃんからのてがみ  to 森ゆに

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ゆーきゃんからのてがみ to 森ゆに

アコースティック・バンド、ビンジョウバカネのボーカルとしてデビュー。その後はAPOGEEのサポート・キーボーディストとして活動し、2008年よりソロ活動をスタートさせた森ゆにのセカンド・アルバム『夜をくぐる』が完成。今回、同じくSSWのゆーきゃんの連載コーナー「ゆーきゃんからのてがみ」にて、ゆーきゃんと森ゆにの往復書簡を実施。普段から交流のあるふたりが、あらためて向かい合った、丁寧で真摯なやりとり。そこから見えてくる森ゆにという音楽家は、一体どんな人なのでしょうか。...…

ゆーきゃんからのてがみ  to 穂高亜希子

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ゆーきゃんからのてがみ to 穂高亜希子

マヘル・シャラル・ハシュ・バズの2004年Yik YakからのアルバムFaux Departにベーシストとして参加し、その前後より弾き語りライヴ活動を始めたシンガー・ソングライターの穂高亜希子が、初のソロ・アルバム『ひかるゆめ』をリリース。一言一言ゆっくりと紡がれるように唄われる言葉が心の深部に感動を呼び起こします。今回、ゆーきゃんの連載コーナー「ゆーきゃんからのてがみ」にて、ゆーきゃんと穂高亜希子の往復書簡を実施。丁寧で真摯なやりとりから見えてくることばの数々とともに、彼女の音楽に潜むこころに迫ります。.…

ゆーきゃんからのてがみ  to 麓健一

連載

ゆーきゃんからのてがみ to 麓健一

都内を中心に活動するシンガー・ソングライター麓健一。にせんねんもんだいが運営するレーベル「美人レコード」より数々の作品をリリース、2008年にはkitiより待望のファースト・フル・アルバム「美化」を発表。にせんねんもんだいの高田正子、mmmとの共演や、oono yuuki、昆虫キッズらの作品への参加など、数多くの演者との交流を深める一方で、2010年からはスッパマイクロパンチョップ、T.T.端子、ホソマリとの4人のバンド編成でライブを重ね、待望の新作『コロニー』を完成させました。今回、ゆーきゃんの連載コーナ…

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

コラム

LOCAL REPORT『こぼれ落ちた福岡音楽事情』VOL.2

4.26の朝、まだ真っ暗な早朝5時に会場となるベイサイド集合。今年も出演者や出演しないけど来てくれたバンド・マン、そしてお客さんなどがボランティア・スタッフとしてたくさん集まってくれた。 機材搬入、ステージ搬入、発電機やPA機材がトラックで運ばれる。男たちがみんなで運ぶ、テントも組み立てる。...…

ゆーきゃんからのてがみ to Akron/Family

インタヴュー

ゆーきゃんからのてがみ to Akron/Family

京都にて歌いはじめ、現在は主に東京で活動している、富山出身のシンガー・ソング・ライター、ゆーきゃん。ゆーきゃんからのてがみは、彼が国内外を問わずリスペクトしているミュージシャンにてがみを書くコーナーです。丁寧に綴られたお互いのやりとりを、本のようなレイアウトで楽しめる、”BCCKS”というウェブ・ページにまとめました。今回の相手は、アニマル・コレクティヴやデヴェンドラ・バンハートとパラレルを描きつつも、全く独自の次元を切り拓く驚異の音楽集団、Akron/familyです。...…

大特集:ニュー・オルタナティブ・ミュージックの未来

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大特集:ニュー・オルタナティブ・ミュージックの未来

PUNKやHARDCORE、HIP HOP、NEW WAVE、NO WAVE、POST ROCK、EMO等の流れをしっかり汲み取り、自分達のオリジナルとして再生させる。そんなオルタナティブなアーティスト達のサウンドが成熟を迎え、素晴らしいアルバムと共に次々と紹介されている。彼らは、全国各地に点在しており、その土地毎のミュージック・シーンのキーパーソンとして活躍、自主イベント等も積極的に行う。共通して持っている精神は、『DO IT YOURSELF』= 『自分でやる事』。...…

Lovejoy meet ゆーきゃん

インタヴュー

Lovejoy meet ゆーきゃん

Lovejoyの新作『あの場所へ』がリリースされた。 70年代末期のパンク/ニュー・ウェイヴ黎明期からアーント・サリーで活動しているbikkeと、数多くのバンドのサポートや「かもめ食堂」等の映画音楽、CM音楽で活躍している近藤達郎を中心に、元ミュート・ビート、sim、渋さ知ラズのメンバー等豊富なキャリアのメンバーが結集して活動しているスーパー・バンドだが、...…

HANDSOMEBOY TECHNIQUE meets ゆーきゃん

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HANDSOMEBOY TECHNIQUE meets ゆーきゃん

HANDSOMEBOY TECHNIQUEこと、森野義貴のDJがとても好きで、京都METROでの名物イベントSECOND ROYAL(森野氏はレギュラーDJのひとり)に遊びに行くだけでは飽き足らず、自分のイベントに誘ったり、ボロフェスタに出てもらったりしてきた。新譜についてはおととしくらいから噂されていて、老舗レコード・ショップ、JET SETのウェブ・サイトではリリースまでの間、彼が毎日一枚ずつレコードを紹介していくという企画が開催されていたりした。とにかく、スピンするレコードもリコメンドする盤も多彩き…

Limited Express (has gone?)、ni-hao!、FOLK SHOCK FUCKERS 一挙3タイトルリリース!

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Limited Express (has gone?)、ni-hao!、FOLK SHOCK FUCKERS 一挙3タイトルリリース!

Limited Express (has gone?)、そしてni-hao!のフロントマン、YUKARIが関わる3バンドから、それぞれ新作が到着! 1つ目は、日本のオルタナ・パンク・シーンを牽引するLimited Express(has gone?)の出来たての新曲「we love this country like banana」がフリー・ダウンロードで到着! 2011年のクリスマスに録音された本作は、ギター・ボーカルのJJ(BOROFESTA / OTOTOY編集長)がどうしても2012年の初めにリリー…

OTOTOY presents VANISHING POINT Vol.1

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OTOTOY presents VANISHING POINT Vol.1

『VANISHING POINT vol.1』の前売りチケットはOTOTOYでも購入できます。しかも出演者の音源が詰まった『VANISHING POINT sampler vol.1』をプレゼント! 出演者の音源を聴いて『VANISHING POINT vol.1』に遊びに来てください!''『VANISHING POINT sampler vol.1』''''収録アーティスト : ''...…

noumi yoshie band『life』

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noumi yoshie band『life』

ガロリンズの藤井よしえ(noumi yoshie)が、2010年の1月から9月までの9ヶ月の間、闘病生活を続けながら、極めて近くにいた友人たちと藤井よしえとその家族(夫・野海順治、娘・野海はるね)と一緒に制作したアルバム『life』。彼女が曲を書いてほしいと選んだミュージシャンたちが楽曲を提供し、それをnoumi yoshie チーム(松雪弘[蝶丁・noumi yoshie band]、加藤久輝[moth])がアレンジ。2010年11月の他界後も、彼女の意思は多くの人々に引き継がれ、あたたかな12曲が完成し…

ぼくらの文楽×ボロフェスタ 「D.I.Y.フェスティバルのつくりかた」

インタヴュー

ぼくらの文楽×ボロフェスタ 「D.I.Y.フェスティバルのつくりかた」

山形で今年からスタートするD.I.Y.フェスティバル、ぼくらの文楽。総合文化フェスティバルと名付けられているように、単なる音楽のイベントではなく、音楽と講義を柱にした新しいフェスティバルである。主催者は、同じく山形で行われた狂喜乱舞のイベントDO ITの主催者であり、バンドSHIFTのメンバーでもある、船山裕紀。一方、今年で10周年を迎える京都の音楽フェスティバル、ボロフェスタ。西部講堂で始まったD.I.Y.なフェスティバルは、多くのフォロワーを生み出し、今あるD.I.Y.フェスの雛形にもなっている。oto…

folk enoughライヴ版『One man show -DISCO TAPE-2011.01.23』をDSDで販売開始

ライヴレポート

folk enoughライヴ版『One man show -DISCO TAPE-2011.01.23』をDSDで販売開始

福岡の雄・folk enoughが、最新アルバム『DISCO TAPE』の楽曲群を引っ提げて、2011年1月23日(日)に下北沢THREEでワンマン・ライヴを敢行! なんと、東京でのワンマン・ライヴはこの日が初。オルタナティヴ、ロック、ジャンク… と雑多な音楽性を詰め込んだポップ・ミュージックを、絶妙なバランスで披露していった。ototoyでは、その模様を最高音質のDSDとHQD(24bit/48kHz)で販売する。アルバム収録曲をメインに演奏された本編に加え、「LOVE TRAIN」や「mamashit」…

JESUS FEVER『Dozens Of Great Views』DSDリマスター版発売&レビュー

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JESUS FEVER『Dozens Of Great Views』DSDリマスター版発売&レビュー

少年ナイフやDMBQ等にも所属した凄腕ドラマー故Chinaも所属した奇跡のバンドJesus Fever。今年9月にリリースした8年越しのセカンド・アルバム『lemniscate』は、彼女たちの活動をリアルタイムで観てきた世代から新しい世代まで、大きな反響を起こしました。今回、彼女たちのファースト・アルバム『Dozens Of Great Views』がリマスター版として到着! そしてその名盤を音のたゆたう空間をより近くに感じさせる、高音質のDSD音源での販売します! さらに、多くの人に彼女たちの生み出した音…

『All Along Kyoto Tower(京都タワーからずっと)』ゆーきゃんと巡る京都音楽百景

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『All Along Kyoto Tower(京都タワーからずっと)』ゆーきゃんと巡る京都音楽百景

大好きだった京都を離れて4年も経った。最近になって、京都という土地とそこで生まれる音楽シーンがとても魅力的であると強く感じるようになった。BOROFESTAで京都には行くし、京都には多くの音楽仲間がいるけれど、その思いは年々強くなってくる。そんな思いが積もって「今の京都ってどうなっているんだろう? 」と、一度上京して、昨年京都に戻ったシンガー・ソングライターのゆーきゃんに今の京都の音楽シーンのことを聞いてみた。ここにその内容を、京都音楽シーンに最大の敬意を込めて記す。そして、ゆーきゃんが監修したこのフリー・…

folk enough『DISCO TAPE』

レヴュー

folk enough『DISCO TAPE』

ついに完成! 福岡の雄folk enoughが、ニュー・アルバム『DISCO TAPE』をドロップ。先行シングル「Mario」のフリー・ダウンロードで多くの話題を呼んでいる中で、満を持してのリリースとなる本作は、ベースに柴田剛を迎え、新体制での2年間の巡業の末に辿り着いた、雑多な音楽性を詰め込んだ極上のポップ・ミュージック集。レーベルe.g.recordの主宰、また音楽イベント「総決起集会」を10年に渡り主催するなど、名実共に福岡の音楽シーンを先導してきた彼ら。福岡が、日本が誇るオルタナティヴを、その耳で確…

folk enough ニュー・アルバム『DISCO TAPE』より先行でフリー・ダウンロード

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folk enough ニュー・アルバム『DISCO TAPE』より先行でフリー・ダウンロード

福岡のジャンク・ブルース・ロック・バンド、folk enoughのニュー・アルバム『DISCO TAPE』が完成! ナンバー・ガール、MO'SOME TONEBENDER、スパルタローカルズ、パニックスマイル... めんたいロック以降、対向するように現れた福岡のオルタナティヴ・ロック・バンド達。 そんな中一際輝き、現在も福岡シーンを先導する主役が彼らである。ベースに新メンバーの柴田剛を迎えて初のリリースとなる本作は、彼との2年間の巡業の末に辿り着いた、誰も聞いた事のない極上のポップ・ミュージック。OTOTO…

folk enough ニュー・アルバム『DISCO TAPE』より先行でフリー・ダウンロード

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folk enough ニュー・アルバム『DISCO TAPE』より先行でフリー・ダウンロード

福岡のジャンク・ブルース・ロック・バンド、folk enoughのニュー・アルバム『DISCO TAPE』が完成! ナンバー・ガール、MO'SOME TONEBENDER、スパルタローカルズ、パニックスマイル... めんたいロック以降、対向するように現れた福岡のオルタナティヴ・ロック・バンド達。 そんな中一際輝き、現在も福岡シーンを先導する主役が彼らである。ベースに新メンバーの柴田剛を迎えて初のリリースとなる本作は、彼との2年間の巡業の末に辿り着いた、誰も聞いた事のない極上のポップ・ミュージック。OTOTO…

東京BOREDOM

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東京BOREDOM

 東京BOREDOMは、単なるフェスではない。ライヴ・ハウスをおもしろいものにするために作り上げられた、新しい形のライヴ・イベントである。確かに、お祭りであることには変わりないけれど、決してその日限りのものではない。毎日のライヴ・ハウスをおもしろいものにしようという明確な意思がそこにはある。スタッフをしている大半が出演者自身というのも、自分たちでライヴ・ハウスを盛り上げていこうという意識の現れだろう。それはD.I.Yという言葉で片付けるのも違和感があるくらい、泥臭い。そう、東京BOREDOMにあるのは浮かれ…

JESUS FEVER『lemniscate 』 text by 滝沢 時朗

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JESUS FEVER『lemniscate 』 text by 滝沢 時朗

少年ナイフ、DMBQ等にも所属した凄腕ドラマー故Chinaも所属した奇跡のバンドJesus Fever。京都から関西、そして全国へ... 人々に強い衝撃を与え続け伝説となった彼女等が吐き出したあまりに透明な音が、今なお人々の皮膚に染み入る。'''Jesus Feverの音を高音質のHQDで。アルバム購入者には、ボーナス・トラック「see you again」、さらに寺島みどりが描いたジャケット画像とFMN SOUND FACTORY石橋正二郎の解説付き。'''...…

Less Than TV総力特集Vol.2

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Less Than TV総力特集Vol.2

今年で設立から18年。至宝のレーベルLess Than TVが送る極上の夏祭り、メテオナイトの開催が決定!! 渋谷O-west&O-nestの2会場を舞台に、狂乱のフェスティバルが繰り広げられます!! メテオナイトの開催にあたり、OTOTOYでは、Less Than TV総力特集を実施。さらに、ダウンロード・サイトではどこよりも早く、音源の販売を一挙に開始します!...…

Less Than TV 総力特集Vol.1 レビュー

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Less Than TV 総力特集Vol.1 レビュー

今年で設立から18年。至宝のレーベルLess Than TVが送る極上の夏祭り、メテオナイトの開催が決定!! 渋谷O-west&O-nestの2会場を舞台に、狂乱のフェスティバルが繰り広げられます!! メテオナイトの開催にあたり、OTOTOYでは、Less Than TV総力特集を実施。さらに、ダウンロード・サイトではどこよりも早く、音源の販売を一挙に開始します!...…

Limited Express (has gone?) 『LIVE JUNK』衝動に満ちたライブ音源を高音質で配信

ライヴレポート

Limited Express (has gone?) 『LIVE JUNK』衝動に満ちたライブ音源を高音質で配信

Limited Express(has gone?)が、ライブ音源『LIVE JUNK』をリリース! 本作は、2010年4月25日に下北沢THREEにて行われたイベント"LIVE JUNK”でのライブの模様を収録したもの。昨年リリースしたアルバム『LTD』収録曲を中心に、未発表の新曲を含む全12曲が披露されました。ototoyでは、HQD(24bit/48khzのwavファイル)での販売。ミックス&マスタリングは、高橋健太郎が担当しました。現在の彼らのグルーヴが存分に発揮されている、衝動に溢れた音と緊張感が…

CONVEX LEVEL 高音質ライブ音源「you are the alien」 フリー・ダウンロード

ライヴレポート

CONVEX LEVEL 高音質ライブ音源「you are the alien」 フリー・ダウンロード

''LIVE JUNK / CONVEX LEVEL''本作は、2010年4月25日に下北沢Threeで行われたライブの模様を収録したもの。昨年末に突如リリースした『New Moon 1st Contact』収録曲を中心に、80年代に作られた曲まで、数々の名曲が演奏された。全く無駄のない、どこまでも格好良く昇華されたギター・ロック・サウンドに、ただただ圧倒されてください。本作は、もちろんHQD(24bit/48khzのwav)で販売。全音楽ファン必聴のマスト・アイテム。...…

JESUS FEVER『lemniscate 1』 text by JJ(Limited Express(has gone?))

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JESUS FEVER『lemniscate 1』 text by JJ(Limited Express(has gone?))

一番最初にを見たのはいつだっただろう…。強烈に印象に残っているのは、1999年12月23日に、京大西部講堂で行われた、渡辺良のgreen records主催のSCIENCE FICTIONというイベントに行ったとき。SCIENCE FICTIONは、竹村ノブカズやレイハラカミも出演していて、当時の京都のエレクトロニカとオルタナティヴをクロス・オーヴァーした画期的なイベントであり、僕がBOROFESTAというフェスティバルを開催するきっかけにもなった。最も若手であったは、キャパ1000人という西部講堂で、先輩…

CONVEX LEVEL 10年ぶりの新作『New Moon 1st Contact』よりフリー・ダウンロード

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CONVEX LEVEL 10年ぶりの新作『New Moon 1st Contact』よりフリー・ダウンロード

未知の音楽をひたすら探し回っては貪るように聴き続けて、ひとつ実感した事がある。それは、個性ある作品には必ず明確なバック・グラウンドがあるという事だ。音楽家であれば、自分の作った作品が「他のどこにも鳴っていなかったものでありたい」と願うのは何も不思議な事ではない。しかし、仮に現代の編集技術を駆使してこれまで存在しなかったようなリズムやテクスチャーを組み立てたとしても、そこに作家の個性は宿らない。優れたポップ・ミュージックとは、常に過去と何かしらの連なりを持ったものだ。そこに作り手の新たなアイデアと思想が注ぎ込…

ツジコノリコ『penguin2009』remixes text by 金子厚武

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ツジコノリコ『penguin2009』remixes text by 金子厚武

 10月にHQDによる高音質で配信された、“エレクトロニカの歌姫”と、MASのヤマダタツヤのソロ・ユニットTyme.によるコラボ・ナンバー「penguin2009」を、、、という気鋭の3組が24bit/48KHzでの高音質リミックス! の作品としては珍しい、ポップでスペーシーな原曲を、それぞれのアーティストがどう解体・再構築したのか? ちょっとずつ紹介しよう。...…

イベント・レポート「ボロフェスタ'09」

ライヴレポート

イベント・レポート「ボロフェスタ'09」

ボロフェスタが誕生してから早8年。日本のフェスティバル事情も当時とは随分と様変わりした。企業傘下の大型フェスから、個人発信のインディものまで、今や音楽フェスは全国各地で乱立状態。その数、集客状況を見ても、ひとつのピークを迎えていると言っていいと思う。そして8回目を迎えたボロフェスタも今年は少し様相が違う。西部講堂を離れ、1度規模の縮小を経て、今回はKBSホールという大きな多目的ホールに会場を移しての初開催。インディペンデント・フェスティバルの先駆けとして、今や全国で認知されているこのイヴェントにとっても、今…

NEXT POP powered by Motion VOL.5

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NEXT POP powered by Motion VOL.5

このコーナーは日々新しい才能を排出し続け、今最も勢いのあるライヴ・ハウス新宿Motionのスタッフが、“NEXT POP”をキーワードに次世代のミュージック・シーンを担うアーティストを、どこよりも早く紹介するコーナー。今回は、「''Motionがたった4年で東京で最も勢いのあるライヴ・ハウスの一つとして急成長をした''」その秘密を探るために、10月から始まる4周年のアニヴァーサリーを目前に控え、大忙しのMotionの店長 鶉野拓人氏とブッキング・マネージャーの池内恵己氏にインタビューをしました。そして、なん…

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