2021/09/27 19:00

先週のオトトイ(2021年9月27日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー脳を直接刺激する、TORIENA式レイヴサウンド(西田)

ーWaater、約1年ぶりの新曲。1分29秒で駆け抜けるこの1年半とこれからと。(高田)

その他追加曲は、ASP “the MAN CALLiNG”James Ivy “Headset Go”peanut butters “パワーポップソーダ”Kaede “サイクルズ”
Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

神宿7周年ライヴ
ぴあアリーナMMで神宿の7周年ライヴを観てきた。アイドルグループにとって、7年という歳月はとても長い。そして、だんだん活動の規模を大きくしていきながら走り続けていくことは、とても難しいことで、それをやり続けている神宿は本当に素晴らしいと思う。映像も凝っていたし、炎の特効も、センターステージもアリーナならではの仕掛けで、来てくれたお客さん全員を楽しませる演出に、神宿というチームの本気も伝わってきた。観客席を回るトロッコでは、塩見きらさんと目が合った(自意識過剰)のだけど、なんだかめちゃくちゃ緊張した。あとは、お客さんがスマホで事前に録音した推しの名前とかイェーイとかを再生するコーナーが終始シュールで良かった。あれはまたやってほしい。(西田)

バンクシーって誰?展
天王洲にある寺田倉庫で開催中の大規模展覧会〈バンクシーって誰?展〉に行った。内容は、どんな場所で、何をしたか、なぜそれをしたのかという、名前の通りバンクシーが何者かが分かるというものだが、今回は展示方法がかなり大掛かりでとてもおもしろかった。映画のセットのような規模感で、一歩踏み入れた途端に圧倒されてしまうような臨場感があった。会場には、壁画のキャンバスとなる街並みやトンネルもセットされているだけではなく、スプレーの空き缶などもあちらこちらに転がっているという、まるでバンクシーのアートを実際に現地でみているような感覚になるのだ。ロケーションや、アートの背景となるその街で起こった社会問題、それら全てが彼のアートなのだというメッセージが込められているのだろう。壁画をメインに活動している彼だからこそ実現した企画であり、きっと記憶に残る展覧会だと思う。12月5日まで開催しており、当日券の販売もあるので、フラッと遊びに行ってみてほしい。(梶野)

BearwearとTHEティバのスプリットツアー・ファイナルをみた
今月1日にリリースされたBearwearとTHEティバのスプリットEPが好きでしょうがない。そのリリース・ツアーのファイナル、東京公演が先週金曜日に下北沢BASEMENTBARで開催された。これは行くしかない。Bearwear、THEティバ、そしてスプリットセットの3部構成。といっても、Bearwearにはサポート・ギターで明智マヤが参加、THEティバも後半はBearwearのIshimaruとBearwearサポートの加藤を加えた4人編成、そしてスプリットセットはBearwear+THEティバ+加藤の5人編成と、どれもレアなもの。BearwearのKazmaがライヴ中に繰り返し言っていた言葉の裏返しとして、このツアーに至る作品が聴けたこと、このツアーをしてくれたこと、そしてこのライヴを観ることができたこと、それらすべてに感謝したいと心から思う夜でした。“Laid back” と “Far East” ほんとうに良かったです。
p.s.
この日会場SEでかかっていたA. G. Cookの “Today” (The Smashing Pumpkinsのカバー)。知らなかったのだけどこれはカッコいい。Ishimaruセレクト。(高田)

先週のカヴァー・ソング

カバー・ソング好きの編集部西田が、毎週リリースされるカヴァー・ソングのなかから、これは!という作品を紹介するコーナー。今回は新譜でのリリースというわけではないですが、先週オトトイでもダウンロード配信がスタートした、星野源や浜野謙太が在籍したバンドSAKEROCKの「スーダラ節」をご紹介。原曲は植木等が爆発的な人気を得るきっかけとなった昭和期の代表的な流行歌。これをSAKEROCKが、広い空が似合うような、ゆるっとしたアレンジでカヴァー。星野源の優しいヴォーカルにもご注目を。では、また次回!

先週の特集記事

REVIEWS : 032 ポップ・ミュージック(2021年9月)──高岡洋詞

大切なことはフィーリング! ───“これまで”を収録したpeanut buttersの初アルバム

【ライヴレポート】3組が表現したそれぞれのポップ──peanut buttersレコ発ライヴ〈Peanut Night〉

文藝天国──聴覚と視覚で感じる淡い共鳴

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.135 再び巡り出す、SAKEROCKの季節

今は

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