2021/05/24 19:30

先週のオトトイ(2021年5月24日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ーグルーヴの鬼×グルーヴの鬼! (西田)

ー技巧を技巧としてではなく心地よさにしてリスナーに届ける藤井風の真骨頂 (高田)

ー彼には夢を叶えたい理由があるー18歳のインドネシア人ラッパー、Warren Hueのエモーショナルなナンバー。(平石)

ーまた一歩前へと変化した新鮮な1曲。(梶野)

ー8枚目のアルバム『moana』より、アルバムの幕開けを告げるサイケデリック・チューン (高木)

その他追加曲は、Kizuna AI “RADIO LOVE HIGHWAY”髭 “Oh Baby”THE PLANET WE CAN SEE “Ocean of the Stars”plums “僕の世界”BUGS、TSUBAME “NO SAD!! feat. AAAMYYY”石崎ひゅーい “アヤメ”LEX “Loyalty”gummyboy “Woo Wee (feat. Elle Teresa)”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

街の上で
下北沢トリウッドで今泉力哉監督の映画「街の上で」を観た。この映画は下北沢を舞台に描かれた青春劇で、珉亭やスズナリ、古書ビビビなど実在のお店が登場する。途中で下北沢トリウッドも出てきたのだが、自分が見ている映画のなかに、いま自分が居る映画館が映っているのはすごく不思議な気持ちがした。観ただけで聖地巡礼。なんだかかなり得した気分になった。主人公役の若葉竜也はもちろん、ヒロインの穂志もえか、古川琴音、萩原みのり、中田青渚の4人がすごく魅力的で素敵だった。いまはまだ全然名前を聞いてもピンとこないかもしれないが、今作をきっかけに、いろんな作品に出そうな気がする。オススメです。(西田)

低気圧
最近雨が続いていますね。関西では例年よりかなり早く梅雨入りしたそうです。昔からこういった季節の変わり目には体調を崩しがちで、小学校の始業式・終業式は欠席常連でした。特に低気圧が近づいている時には『動物のお医者さん』の菱沼さんくらい動きが鈍くなります。やる気が出ないのも気圧のせい。昨日スーパーで牛乳を買い忘れたのも、そのあとレジでポイントカードを出し忘れたのも、全部気圧のせいですね。決して私のせいではない... 皆さまも適度に気圧のせいにしつつ、どうぞご自愛ください。(平石)

宇宙よりも遠い場所
女子高校生4人が南極を目指すアニメ『宇宙よりも遠い場所』を観た。Amazon Prime Videoのレヴューは、個人的に辛口が多いと思っているのだが、なんとそこで驚異の星5を獲得している。1万4000km離れた南極へ向かう道中で、それぞれが自分の抱えている傷と向き合い乗り越えていく。そして、そんな前に進もうとする友達の背中を押す言葉の数々に、気づいたらティッシュが半箱なくなっていた。単に「南極」=「宇宙よりも遠い場所」というわけではなく、話が進むにつれ、タイトルに込められた様々な意味がわかるようになる。そういった丁寧な描写も本作の魅力の1つであると思う。またキャラクター全員に一貫して言えるのが本当にまっすぐであるということ。プラスもマイナスも全部伝えながら、時には誰かの心情にズカズカ入り込んで。そういう感情表現が最初から最後まで本当に綺麗だった。全13話完結なので、是非。(梶野)

インナージャーニーの初ワンマンをみた
インナージャーニー、初ワンマン@渋谷WWW。最初の音源リリースが昨年3月、キャリアのほぼすべてがコロナ禍下、という経緯からの貴重な有観客ライヴが初ワンマンとなりました。もともとはソロアーティスト・カモシタサラのバンドセットだったインナージャーニーですが、ちゃんとバンド感があり、とてもバランスが良い。そして、平静で、ニュートラルで、真っ正面を向いたその姿勢は今の若いアーティストのありようそのもので、例によって個人的に羨ましく思うやつでした。2010年代のベッドルーム・ポップ、そして皆がベッドルームやリビングに居ざるを得なくなった2020年。グローバルなシーンにおいてそこから生まれたものが今ぼんやりと形を成しつつあると感じているのですが、それと並行に日本の「ガラクタだらけの六畳一間のこの部屋で (“クリームソーダ”歌詞より)」育まれた音楽。そのひとつの好例がインナージャーニーでしょう。未聴のかたは昨年リリースのEP「片手に花束を」と結成のきっかけとなった楽曲「グッバイ来世でまた会おう」をぜひ。(高田)

デジタル化の良し悪し
東京の西側から東側へ引っ越して5ヶ月?ぐらいが経ちましたかね。東側に来て、行動範囲が広がりました。なぜかというとアプリを利用したレンタルサイクルのスポットが充実していて、下手に電車に乗るよりもそれに乗ってしまった方が早かったり、安かったり、密を避けれたりと便利この上ないことに気付いたわけです。そんなわけで最近はすっかり移動のお供になっているレンタルサイクルなんですが、この週末にひとつ事件が。例のごとくこの週末も利用していたんですが、まさかのサーバー落ちで借りることも返すこともできないような状況に。幸い自分は帰りに利用しようとしたら使えないというのが分かったので諦めて電車に乗って帰りましたが、レンタル途中だった人は料金が加算され続けるのに返せないという地獄になってたとか…。結局その日の夜に改善されて、加算されてしまった人も後日返金されるとのことですが、こういうほぼインフラになっちゃってるようなものが急に使えなくなるのって怖いなと思った次第です。多少はアナログな部分もやっぱり残すことがベストなんだろうなぁ。(高木)

先週のカヴァー・ソング

カバー・ソング好きの編集部西田が、毎週リリースされるカヴァー・ソングのなかから、これは!という作品を紹介するコーナー。 今回は藤井 風『HELP EVER HURT COVER』をご紹介。昨年2020年のデビューから猛スピードでファン層を拡大しつつある藤井風。今作は彼のデビュー・アルバム『HELP EVER HURT NEVER』初回限定盤のDisc2に収録されていたもの。収録曲のカバー元は全曲洋楽。彼の音楽ルーツを感じる楽曲が揃っています。原曲のリスペクトと藤井 風のエッセンスが混じり合う名カバー集。ぜひ、チェックを。では、また次回!

先週の特集記事

REVIEWS : 023 「バーチャル・ミュージック」──インターネット発のリアルな現在形(2021年5月)──松島広人

ネクライトーキーが向かう新たな表現とは? ───ロック・サウンドを追求した意欲作『FREAK』

「人のためになれるような作品ができました」── 愛はズボーンが2つの新作で提示するアルバムの楽しみ方

ありぃ(ex.uijin)プロデュースのアイドル・グループ、PRSMIN、始動!

B.O.L.Tが届けるラヴ・アンド・ピースなセカンド・シングル『スマイルフラワー』

今週のFRIENDSHIP.(2021年5月19日)

老若男女全てに響かせる、“青春”の煌めき──LONGMAN、新作ミニ・アルバム『This is Youth』

【第三期BiS 連載vol.25】大切な人をより大切にしよう──ネオ・トゥリーズが繋ぐ、未来への気持ち

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.117 カヴァー・ソング沼

【行かなきゃ ASP Episode2】「宇宙ということで月とかどうですか?」──ナ前ナ以が単独インタヴューで語る、これまでの自分

【BiSH連載】Episode85 アイナ・ジ・エンド「BiSHがなかったら、今どうなっていたか分からない」

TOP