2021/05/11 19:00

先週のオトトイ(2021年5月11日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ーこんな時代でも、後藤まりこは愛のうたを届け続ける。(西田)

―HR/HM愛を注ぎ込んだ新作『Van Weezer』より、彼ららしいとびきりのポップ・ナンバー。(高木)

ー札幌ならではの季節の移ろいと気持ちの変化を重ねたラヴ・ソング。 (梶野)

ー現在16才、マルチ・プレイヤー、インディー・ポップ・アーティスト、Kali Flanagan。ついにデビューEPをリリース! (高田)

その他追加曲は、諭吉佳作/men “はなしかたのなか”BiS “TOUCH ME”RYUTist “水硝子”YOSSY “BALLET FOR A RAINY DAY”Squid “2010”藤井風 “きらり”ヒトリエ “3分29秒”cuco “Forevermore”Subway Daydream “Ballad”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

やっぱ乃木坂だな
この土日は乃木坂46の若手チーム4期生と3期生の配信ライヴを観ていた。乃木坂46は大所帯のグループで、活動歴は10年目に入り、毎年毎年メンバーが卒業していく。卒業していくメンバーを見送るライヴの方が少ないくらいだ。しかし、今回のライヴには卒業という要素はなかった。それでも、途中で涙が止まらなくなったのは、純粋にパフォーマンスに感動してしまったのだ。もうボロッボロであった。生で観ていたら、立てていなかったかもしれない。本当に良いライブだった。(西田)

フェスにいった
GWに千葉で開催されていたフェス〈JAPAN JAM〉にいった。感染対策に気を遣っていても、賛否両論あることは当然だが、私は行ってよかったと心から思っている。 パフォーマンス前のステージでは、毎回スタッフさんは「コロナ禍ですが、安全・安心なコンサートを開ける事を証明したい」と話していた。マカロニえんぴつは「4年に1度のオリンピックもいいけど、毎日鳴っているロックはどうなんだ」っていっていた。BLUE ENCOUNTは「ここにいるお客さん全員がライヴを大切に思っていることの証明だ」って涙ながらにいっていた。パフォーマンスはもちろん、そういう運営スタッフの勇気とロック・バンドらしい青臭いMCが最高にかっこよかった。綺麗だった。雨に濡れながらたくさんのアーティストのパフォーマンスを観て、色々な人の想いを受け取ったこの日を大切に思う。(梶野)

立体感
何がショボいとかそういう話は放っておくとして、すこし前から感じてたのは、ステレオじゃなくてもよくなっているんだな、ってことでした。今どきのサウンドは音域と時間軸において整理され尽くしているので、モノラル・スピーカーで聴いてもじゅうぶんに“空間”が感じ取れる仕組みになっています。モノラルでも得られる立体感、その上でステレオであればそこに新たな発見や魅力がプラスで積み重なる、という構造。音楽を聴く場所、“スイートスポット”の束縛からの開放です。Sonosなどの、単体はモノラル、ステレオにしたければ2個買ってね、みたいなスピーカーの売り方はそれと軌を一にしているのでしょう。そしてもうひとつのルートは、モノラルから直接“空間オーディオ”に進むパターンでしょうか。ということで先週のリリースで特に印象的だったのが、RYUTistの「水硝子」でした。オリジナルの君島大空編曲にもカップリングのウ山あまねremixにも、そこに「整理」と「情報過多 (引き算の美学的なものへのアンチテーゼでもある)」との良いせめぎあいがみられます。今週のプレイリストにあります。オススメです。(お気に召しましたらぜひハイレゾでも) (高田)

分水嶺
昨日で28歳になった。5月10日生まれのミュージシャン、シド・ヴィシャスとU2のボノがいるのは知っていたけれど、スライ・ダンバーとリー・ブリローも同じだというのを昨日知った。2年ぐらい前にあるライブの終わりの呑みの席で「28歳が分水嶺だよ」とある方に言われたのを強烈に覚えていて(もちろん言った本人は全く覚えてないと思いますが…)、いよいよその年齢になってしまった恐怖しかいまはないんですが、あんまり力み過ぎてもしょうがないので無理せず、無理せず頑張っていこうと思います。(高木)

『映画 : フィッシュマンズ』
昨日、ひょんなところからフィッシュマンズの最新映画の試写会に。中学3年生のときにシングル「Season」を発売日に買ってハマり、戻って『空中キャンプ』。それ以降はリアルタイムにという感じで、ライヴも行きつつ、まさに多感な時期にダイレクトに衝撃を受けたので、逆にある時期、全く聴かないというか聴けない時期もあったりでという感じのバンドではあるのですが、ひさびさ3時間、やはり映画館の音響でさまざまな証言とともに聴く、かの音はどうしても心の底にくるものがあって。なんとなくちょっとの間、いろいろ考えながら聴き返したくなった、そんな映画でした。7月公開のようですので、ぜひ劇場で。

映画:フィッシュマンズ 予告第1弾
映画:フィッシュマンズ 予告第1弾


はじめまして。先日からインターンとしてお世話になっております、平石結香莉と申します。現在は一時帰国中ですが、普段はアメリカにある大学で音楽ビジネスを専攻しています。好きな音楽は、インディーロック、ポップ、昭和歌謡あたりをよく聞いていますが、最近ではベッドルームポップ、特にStill Woozyというアーティストがお気に入りです。休日は、映画、ドラマをはじめとする映像作品の鑑賞をすることが多く、昨今の事情もあって、Netflixと仲良しです。デジタルマーケティングや音楽出版の話題も好きなので、そちらの情報についても発信していければと思っています。これから、どうぞよろしくお願いします!(平石)

初めまして!
この度OTOTOYのインターン生としてお世話になります、吉田逸人と申します。現在都内の大学に通っております。普段は日本のロックバンドから、打ち込み系の音楽、アイドル、声優など幅広い音楽を好んで聴いており、特にBPMが速い音楽を好み、Age FactoryやENTHなどを目当てによくライブハウスへ足を運んでいました。今後は大学にて学んでいるファッションビジネスについての話題なども絡めて、アーティストの素晴らしい一面や面白いなと思って貰えるような記事を皆様に提供出来たら良いと思っております。これから頑張りますのでよろしくお願い致します。(吉田)

先週のカバー・ソング

カバー・ソング好きの編集部西田が、毎週リリースされるカバー・ソングの中から、これは!という楽曲を紹介するコーナー。 今回は氣志團による、作曲家・筒美京平作品のカバーのみで構成されたトリビュートアルバム『Oneway Generation』を紹介。企画・選曲・編曲・演奏・歌唱すべてを氣志團メンバーのみで取り組んだ今作。 1曲目の“Romanticが止まらない”から、原曲の良さをしっかり引き出しつつ、氣志團らしさも詰まった素敵な楽曲に仕上がっています。活動歴も長く、音楽に関する造詣も深い彼らだからこそできる、J-POP職人の匠の技のような一枚。ぜひ、チェックを。では、また次回!

先週の特集記事

Episode58 MiKiNA EMPiRE「未来のライヴに繋がる架け橋のようなツアーにしたい」

PIGGSはこれからも立ち止まらずに生きる──彼女たちが今だからこそさらけ出した、率直な気持ち

今週のFRIENDSHIP.(2021年5月6日)

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.115 ジャングル狂想曲

鈴木このみの歌声は、次のステージへ進化した──ニュー・シングル「Bursty Greedy Spider」

音楽をやっている理由を考え直そうじゃないかと──カネコアヤノの『よすが』はいずこに

Weezer、HR/HM愛を炸裂させた新作『Van Weezer』をリリース!

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