2021/03/23 17:45

先週のオトトイ(2021年3月23日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

今週の追加曲を編集部コメントと共にご紹介。

ー至極のバラード。奥行きあるサウンドに切ない歌声が際立つ。(梶野)

―暖かい春の風を感じさせる、ミツメ×STUTSによるコラボ・チューン(高木)

ーサウンドプロデュースのケンモチヒデフミ節が炸裂した、クールな1曲(西田)

ー未来からの肯定を軽やかなサウンドにのせて(高田)

その他追加曲は、リーガルリリー “東京”記憶の宮殿 “ゆらゆら - dreamy”Le Makeup “Moon Hit (feat. Ryan Hemsworth)”valknee “Sweetie30”TENDOUJI “STEADY”羊文学 “ラッキー”the McFaddin “SPIRITED AWAY”tiger bae “Where is the night flame”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

1年前のオランダ旅
1年前の3月はオランダに行っていたことを思い出した。入国審査で足止めを食らったこと以外はとてもスムーズなひとり旅で、今でもよく思い出すほど貴重な体験となった。毎日10kmほど歩き回って美術館にひたすら通って、目的もなく街を探検してたな。ホテルは水面の上に浮かぶ船を改造したものだったから室内が常になんとなく揺れていて変な感じだった。ホテルといえば、朝食担当のコックさんが偶然にも私と同じ名前だったらしく、毎朝行くたびに「Hey!Aki!」ってハイテンションで挨拶してくれたのも嬉しかったっけ。 あまり海外は詳しくないけど、だからこそ全部が新鮮に感じて、本当にいい旅だった。今度はスウェーデンのストックホルムに行こうと企ててたけど...。いつか行きたい、2019年にリリースされたヨルシカのアルバムに影響を与えた地、ストックホルム。先週は書くにあたらないことが多かったので、つい回顧してしまった…。昨日から緊急事態宣言が解除されたけど、なんとなくまだ自粛ムードなので、羽を伸ばすのはもうちょっと我慢!(梶野)

今の仕事やっていてよかった
「今の仕事やっていてよかった」と思うことがよくある。公開からやがて2ヶ月ともなろうともいうのに、まだまだ話題の映画「花束のような恋をした」。1ヶ月前に見たのだけど、観賞後の感想後としては、「今の仕事やっていてよかった」だった。菅田将暉演じる主人公の麦くんは、学生時代に音楽や漫画や文学など、カルチャーにどっぷり浸かった生活をしていて、そのカルチャーが恋のきっかけだったりもする。しかし、時が経って流通の会社に勤めると(しんどくなってパズドラぐらいしかできないシーンは絶妙だと思う)、途端に恋愛もうまくいかなくなってしまう。このシーンを見て、すごく胸がキューっとなった。もし、僕がいわゆる普通の会社に勤めていたら、僕は麦くんのような生き方をしていたかもしれない。今頃、僕は菅田将暉だったかもしれない。 いま、僕が僕であって、人間関係も割と良い感じで幸せを感じられているのは、今、音楽やカルチャーと繋がる仕事をやっているからだと思う。本当にありがたい話だ。(西田)

まんまとエヴァに乗っちゃってる
世間の流れに乗っかって、この2週間ぐらいで人生初エヴァ体験。なんとなくストーリーとか作中に出てくる名言なんかは知っていたので、あぁこれが…という感じで一気にアニメ版、旧劇、新劇と全部見たんですが、みんな『Q』のあの展開でよくここまで待ったね…(笑)。昨日NHKで放送されたプロフェッショナルも見ちゃったので、おそらくこのまま近日中にシンエヴァ見に行っちゃうといます。たった2週間前に見始めた人でもこんだけ楽しんでるんだからそれはずっと追い続けてきた人はそりゃあ、たまらないものがあるんだろうなと。自分の人生で小さいころから現在に至るまで追いかけ続けられてるコンテンツって全然思いつかないんですけど、これから先そういうものに出会うことってあるのかなぁとは思うので、そういう体験が今回エヴァで出来てる人が少し羨ましいなと思ったり思わなかったり。あ、ザコシショウの碇チンボウの面白さが倍増したのでそれが最大の収穫かもしれません。(高木)

配信音源の値段
基本的に新譜はここ数年、音源はほぼすべてロスレス以上のデータで買うことにしていて、よっぽどのことが無い限りアナログやCDの新譜は買わずといった感じだったりします(基本サブスクは試聴用といった感じ)。で、ちらっと考えたのはデータ音源の値段。まだCDなどは原材料費があり、そこに対して粗利があり、制作費をどう載せるかみたいな計算式がある程度成り立つと思うのですが、配信音源ってそれがないのですよね。さらに言えばもっと価格の弾力性というか、いわゆる需要と供給による価格=市場価格というのも、基本的に供給が無限にコピーできるデータが元なので存在しないという。もちろん音源配信を置いておく=サーバーやらのシステム運用費などがありますが、それとて微々たるもので……いまの音源の価格って基本的にはアナログのレコードやCDの価格ではじまって、そこに対してのイメージ=ある意味で伝統というか慣例的に踏襲したもの、もしくはその比較でしかないと思うんですよね(「CDよりかは圧縮だから安い、もしくはハイレゾの場合は価値があるから高い」など)。ある意味で、なんとなくのイメージで決められているわけで、なんとも不思議だなと言う今日この頃でした。(河村)

先週のカバー・ソング

カバー・ソング好きの編集部西田が、毎週リリースされるカバー・ソングの中から、これは!という楽曲を紹介するコーナー。 第4回はスマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」内で大人気のカバー楽曲を集めたアルバム「バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバコレ Special Selection2」をご紹介。目下話題沸騰中のエヴァンゲリオンの、言わずとしれた名曲“残酷な天使のテーゼ”や、SEKAI NO OWARI の大ヒット曲"Dragon Night"など7曲を収録された今作。それぞれのキャラクター性がバチッとハマったアレンジにも注目です。ぜひ、チェックを。では、また次回!

先週の特集記事

退廃とファンタジーの狭間で──Ms.Machine、ファースト・アルバム『Ms.Machine』

今週のFRIENDSHIP.(2021年3月17日).

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.108 推しを祝ってもいいよね?\いいよー!/

比喩根(chilldspot)──信念を歌声に乗せて。世の中へ疑問を投げかける若きシンガー

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