手羽先がタイにまで届いてたよね
──ツアーで印象的なエピソードはありますか?
三好 : 全国ツアーはみんなでご飯を食べるのが楽しかったですね。例えば仙台だったら牛タン食べたり、北海道だったら海鮮食べたり、ライヴもすごく充実してたんですけど、それ以外でも充実した時間が過ごせました。
日南 : 全国ツアーではご当地の名物を食べたり、お土産を買ったりするっていうのを、楽しみにしてました。手羽センがメンバーみんな食べることが好きなんですよ。
三好 : グループ名に食べ物入ってるからね(笑)。
カワイ : 地方の方もすごく暖かくて、それぞれの県の良さ、魅力にも気づけましたね。実際、やっぱり会いに来てもらうばっかりだったので、みんなが居るところに会いに行けるっていうのが楽しかったです。
茉城 : 私は日南遥ちゃんと行動を共にしてたんですよ。いろんなところ連れていってくれました。福岡行ったときに全員でライブの後もつ鍋を食べたんですよ。それが一番おいしかったです。あと、福岡ではドンキホーテで靴下買いましたね。
──ええ? わざわざ福岡でドンキホーテに?
佐山 : 「靴下買って帰る」って佑季ちゃんが言ったから。じゃあみんなで靴下買おうかってなったんですよ。それで、ライヴハウスの隣のドンキに行って(笑)。しかもご当地とかじゃない何でもない、東京にも売っているようなサンリオのやつをみんなで買ったんです(笑)。でも、そういうのも思い出ですね。
──手羽センさんは、昨年タイのイベントにも出演されていましたよね。
佐山 : そうなんです。タイは笑微笑みの国って言われてるだけあって、会う人会う人すごく笑顔でしたね。ウェルカムな感じで、すごく暖かく出迎えてくれたんですよ。ライヴもすごく盛り上がりました。
カワイ : しかも、タイにも「世界のやまちゃん」があったから、たぶん手羽先も知ってもらってたみたいで(笑)。
佐山 : 手羽先がタイにまで届いてたよね。
──すごいですね!3月8日には、サード・アルバム『ハローニューワールド』がリリースされました。こちらはどんな作品になっていますか?
佐山 : 前回のセカンドアルバムは、これまでの既存曲を再収録したものを入れさせてもらってたんですが、今回はこの1年間ぐらいで増えた曲をたっぷり収録したアルバムになっています。
日南 : ツアーやワンマンライブの、その大事な場面でお披露目させていただいた楽曲たちなので、1曲1曲にすごく思い入れが深いです。私たちのたくさん活動してきた1年がぎゅっと詰まったアルバムかなって思います。
茉城 : 楽曲もいろいろな手羽センを楽しめるアルバムだと思います。かっこいい手羽センだったり、可愛い手羽センだったり、そういうのを一気に楽しめるアルバムになっているのではないでしょうか(笑)?
一同 : その喋り方、なに(笑)?
──今作には、作詞を及川眠子さん、作曲を井上ヨシマサさんが手がけられた“どっちが悪役”や、杉山勝彦さんが作詞作曲を手がけた“モブ”も収録されています。
佐山 : “どっちが悪役”とか“モブ”は、タイトルや歌詞だけ見てると、びっくりされるんですよね。でも、いままで手羽センにはなかったような、新しいかっこよさが出てる曲です。実際この2曲は共演したアイドルさんにも人気なんですよ。私も大好きなんですけど、手羽センをたくさんの人に知ってもらえる曲が増えた印象はありますね。
日南 : 速いだけとか明るいだけじゃないし、ただクールでかっこいいだけでもないし、いろんな表情を見せられるのが、手羽センかなって思いますね。
──僕は“Wonderland”がすごく好きなんです。
日南 : この曲は、私たちがクラップするので、それを一緒にまねしてもらって、一緒に盛り上がってもらえるかなと思います。ライヴではすごく一体感が出ると思います。