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INTERVIEW : 手羽先センセーション
手羽先センセーションがリリースした最新アルバム『ハローニューワールド』。今作には、ザ・アイドルを感じさせるキュートな楽曲や、感情を揺さぶるエモソング、自然と体が揺れるようなダンス・チューンまでありとあらゆるジャンルの曲が収録されている。そして、そのどれもが「ライヴで見たい! 」と思わせるものばかりだ。キャッチーな楽曲と情熱的なパフォーマンスが魅力の彼女たち。この記事を読んで気になった方は、ぜひライヴに足を運んで見て欲しい。いま、名古屋から全国へ羽ばたこうとしている手羽先センセーションの、熱い想いを感じられるはずだ。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : MANAMI
名古屋を背負ってますからね!
──手羽先センセーションさんは、名古屋の中心に活動されているアイドルとのことですが、名古屋という土地への思いはやはり強いんでしょうか?
日南遥(以下、日南) : 個人的には名古屋のアイドルといえば、SKE48さんやTEAM SHACHIさんの名前がよくあがると思うんです。私たちはその次に名前がもうパッと浮かぶぐらい、名古屋代表のアイドルになれたらいいなって思ってます。
茉城奈那(以下、茉城) : 私も全く同じこと言おうと思ってたー!
佐山すずか(以下、佐山) : 勢いがすごいな(笑)。この子、メンバーのなかでいちばんおもしろいんです(笑)。
──ふふふ(笑)。実際、東京でのライヴも多いですよね。かなり勢いは感じますよ。
日南 : ありがたいことにイベントに呼ばれることはかなり増えたんですが、ファンの方がすごく増えたことを実感してるわけではないんですよ。もっと知ってもらいたいという気持ちで、ずっと毎日活動してます。
三好佑季(以下、三好) : 私たち、名前にインパクトがあるので、それで覚えていただけたら嬉しいです。愛知で「手羽センの方ですよね?」って声かけられたい(笑)。
佐山 : それめっちゃわかるー!やっぱり「手羽先センセーション」ってマジで変な名前なので、それで目につくこともあると思うんです。でもしっかり王道なアイドルソングも歌っているので、そういうところで逆に覚えてもらえると嬉しいですね。
日南 : 「変なグループ名だけど、思ったよりいいじゃん」というギャップを生み出していきたいですし。
──みなさん、それぞれ変グループ名だなって思ってるんですね(笑)。
佐山 : そうですね(笑)。最初は「手羽先…?センセーション…?」って衝撃を受けましたね(笑)。
日南 : でもこれまで活動していくうちに、疑問みたいなの本当になくなっちゃった感じもあります。
カワイレナ(以下、カワイ) : 「手羽先」が名前に入っていることで、名古屋を背負ってますからね!
──手羽センはライヴ中の熱いパフォーマンスも魅力ですよね。
佐山 : 私たち自身はコロナ禍に加入しているので、最初はコールがない寂しさもあったんです。最近は状況に応じて声出し可のときもありますし、ファンの皆さんもそれに乗っかってくれるので、熱いライブが毎回届けられている実感はあります。
三好 : 私はこの手羽センがはじめてのアイドルだったので、最初のうちは1回もライヴ中に聞いたことがなかったんです。最近いろいろ規制が緩和されてきて、会場によってはみなさんに名前を呼んでもらったりして「名前を呼んでもらうのってこんなに嬉しいんだ」って感動しました。
カワイ : 声出し可のライヴは、曲が始まったときに「わー!」って声が上がるのを聴くとが、本当に嬉しいですね。
──前作アルバム『手羽先センセーション』をリリースしてからこの1年で、印象的だったことはありますか?
佐山 : 去年2022年に全国ツアー〈手羽先センセーション全国ツアー2022 ROAD TO 名古屋城〉をやらさせていただいたことは、すごく印象に残っていますね。私たちは「名古屋から全国へ」というテーマを掲げて活動しているんですけど、全国ツアーではいろんな土地に行って、名前を知ってもらういい機会になりました。ツアーファイナルでは、名古屋城の前で特設ステージを作っていただいたんです。やっぱりそれはもう私たちにとって、気持ち的にもまた一歩先へ進むことができたライヴだったなと思います。
カワイ : 「名古屋を代表するアイドルになりたい」という目標がみんなの中であるんですよね。だからその象徴である名古屋城の前でライヴができたのは、本当に名古屋を背負えてるっていう実感が湧きましたし、心にくるものがありましたね。