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INTERVIEW : レオナエンパイア(豆柴の大群)
レオナエンパイアの姿を新体制お披露目ライヴで見たとき、あまりの堂々とした佇まいに驚き、そのキラキラとした輝きに目を奪われた。それは衣装のせいだけではないだろう。大きな覚悟を持って、彼女はオーディションを受け、そして合格した彼女。その存在は、豆柴が大きくなるために絶対に必要なピースだ。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 大橋祐希
本当にただただアピールしたかっただけなんです!
──レオナさんは、アイドルへの憧れはいつ頃からあったんですか?
レオナ : 遡ったら4歳くらいの頃、ミニモニ。さんが好きでそれが最初ですね。小学生くらいになるとPerfumeさんを好きになって、人前で歌って踊るのって楽しそうだなと思ったんです。それから中学生くらいの時にももクロさんに出会って、元気に汗を流しながらパフォーマンスしているのを見て「私もアイドルになりたい」って意識が芽生えました。
──WACKのことを知ったのはいつ頃ですか?
レオナ : アユニ・Dさんが入る前くらいに、BiSHさんが出ているサーキットのライヴを見たことがあって。それがきっかけでBiSHさんの動画を見ているうちに、だんだんWACKのことを好きになりました。
──豆柴のオーディションの前にもWACKのオーディションには応募されていたんですか?
レオナ : 2021年に初めてオーディションを受けました。その時は面接まではいけたんですけど、そこで落ちました。悔しかったから、そこからはずっと何かあるたびに応募していたんですけど、それ以降は全部書類で落ちていたんです。豆柴のオーディションは応募条件ギリギリの年齢でもあったので、これが最後のチャンスと思って受けました。
──2022年12月11日~12月14日にかけて新メンバーオーディション合宿〈豆柴の大群なりの合宿〉が開催されました。合宿オーディションの思い出を聞かせてください。
レオナ : 普段のWACK合宿オーディションでは最初に歌唱審査をやっていたから、そのつもりで来ていたんです。でもはじまったらバラエティー的な審査ばっかりで、「思っていたやつと違う!」ってびっくりしました。最初は自分の個性が出せずにいたから、どうしたらいいのかわからなくて悩みましたね。
──ほかの候補生をみて、印象に残っている事はありますか?
レオナ : スズノちゃんという候補生のことですね。スズノちゃんは運動が苦手みたいだったんですけど、すごく頑張り屋さんでした。あるとき、私とスズノちゃんで腕立て伏せが何回できるかという対決をしたんですけど、彼女がずっと一生懸命やっていたから「これは諦めちゃダメだ、負けたくない」と思って、私もそれにつられて頑張れたんです。スズノちゃんがいなかったら、わたしはとっくに脱落していたかもしれないです。候補生はみんな本当に真剣で、そういう子たちと一緒に同じ夢に向かって頑張れたことがすごく良かったです。
──そういえばレオナさんは、合宿中ずっとEMPiREのグッズを着ていたことが話題になりましたよね。ちなみにこれはどういう思いで着ていたんですか?
レオナ : やっぱり話題になっていましたよね(笑)。今回は豆柴だけの合宿だったけど、私はWACKへの愛をアピールしたかったんですよ。私はEMPiREさんが好きだったので、それをアピールしようと思って、Tシャツを着ていたんです。
──ナオさんがインタヴューのなかで、「その度胸がすごい」っておっしゃっていましたけども。
レオナ : 度胸っていうか、本当にただただアピールしたかっただけなんです!
──さきほどBiSHが好きだったと言っていましたが、合宿のときはどっちが好きだったんですか?
レオナ : EMPiREさんがいちばん好きでした。また、BiSHさんとは違った感じでかっこよくて。でも合宿でも言っちゃったんですけど、ExWHYZさんになってからはWACKに入るまで見れていなくて…。
──正直ですね (笑)。
レオナ : 嘘ついちゃだめだと思って、正直に言っちゃいました。でもいまはちゃんと見させていただいてますし、ExWHYZさんの事も大好きです。
──実際「レオナエンパイア」という名前をもらったときはどういう気持ちだったんですか?
レオナ : びっくりしましたね。でも嬉しかったです。EMPiREさんが好きだったし、かっこいいと思いました。それにEMPiREさんがExWHYZさんになったり、名前に「エンパイア」がつく人がWACKからいなくなったじゃないですか。だからわたしがそれを受け継いでいけることが光栄ですね。その名に恥じないように頑張ります。