かっけえ! 早く歌いてえぇ!
──4月にリリースした“BOLLOCKS”は、ユメカさん的にどういう曲になりましたか?
ユメカ : よく「時間がない」って言い訳にしちゃうじゃないですか。だから、1番と2番に出てくる「時間がない あぁそんなんじゃダメ」っていう歌詞がめちゃめちゃ響きました。私のことを毎日監視していたのかなと思うぐらい、いまの状況にぴったりの歌詞で「そんなんじゃダメだな」って思わされたし、サビ最後の「馬鹿野郎」の歌詞で一撃です。HPゼロって感じでした(笑)。
──カップリングの“SPiT OUT”はウォンカーさんの作詞曲ですが、作詞担当取られているじゃないですか。
ユメカ : やめてください(笑)。本当に取られてしまいました!
──新譜が出るたびに、「次はユメカさんの歌詞あるかな?」と期待しているんですよ。
ユメカ : 「あれ? あれ、ユメカ・ナウカナ? あれ? ウォンカー・ツインズやないかい!」っていう感じですよね(笑)。ウォンカーの歌詞すごいんですよ。
──(笑)。いい歌詞ですよね。
ユメカ : いい歌詞なんですよ。ASPに入ってきたときは弱っちいウォンカーだったのに、いまこの歌詞を書いているって思うとすごく思うことがあって。最近は、いっぱい自分のことを喋っているし一生懸命思っていたことを捨てないで吐き出して、頑張っている姿を見ているからグッときてしまいますね。
──そして新曲の“Hyper Cracker"はASPの新境地ですが、この曲をはじめて聴いたときは、どう思いましたか?
ユメカ : 私は前からヒップホップをよく聴いていたので「かっけえ! 早く歌いてえぇ!」と心がとてもキラキラしました。
──“Hyper Cracker”の聴きどころを教えてください。
ユメカ : いままでのWACKにもASPにもなかった新しい曲調だったので、歌い方やリズムのとり方を意識しました。夏のキラキラ感と夏の終わりの寂しくなる気持ちを詰め込んだような曲で、メンバーそれぞれの声の良さが際立っているし、聴いていて超楽しいところが聴きどころです。
──“Why donʼt you KiLL me??”は、どのような曲になりましたか?
ユメカ : タイトルを見てわかる通りちょっと変わっているんです(笑)。だから、脳みそがぶっ飛ぶぐらい「気持ちいい〜」って感じで歌いました。
──“Why donʼt you KiLL me??”のおすすめポイントはどこですか?
ユメカ : ASPのメンバーそれぞれが、あるイタリアのロックバンドを真似して歌いました。7人それぞれ、中毒性のある歌い方をしていて1度聴いたら脳みそにこびりついて離れないのがおすすめポイントです。なので、いっぱい聴いて歌ってもらえたら嬉しいです。