2020/04/13 19:00

先週のオトトイ(2020年4月13日)

OTOTOY編集部が先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。先週に引き続きリモートワークしてます。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週金曜更新中、OTOTOY編集部が自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。
今週は6曲を追加しました。
光に満ちた美しい歌声をいまこそ 青葉市子 “奇跡はいつでも - "gift" live ver.”
いつも心に鮮やかなノスタルジーを 岡田拓郎 “Lost”
岡山の至宝、ロンリーのベーシストによる4年ぶりのソロ。愛さずにはいられない! 青木泰憲 “ざわざわ ”
ノスタルジーではなくアップデートされた、いまここにいるスチャダラパーのクラシック・リワーク スチャダラパー “サマージャム2020”
圧倒的な声の存在感。リアルな躍動を奏でるリズム隊。魂の奥底が踊る。 黒子首 “Champon”
優しく響く声の魔法 早見沙織 “yoso”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

あのフジロックから3年
先週ジオラマラジオのlenさんのインタヴュー記事を公開しました。2017年のフジロック。僕はlenさんと一緒に苗場にいたのですが、僕らの目当てはフジロック初登場の小沢健二。ホワイトステージに向かう道中で、ライターの岡村詩野さんに遭遇し、当時まだジオラマラジオとしてのリリースもなかったlenさんを紹介したのだ。そのときlenさんが渡したのは雨でびしょびしょになった当時のデモCD。たしかまだ音源化されていない当時のライヴでの定番曲"HEPBURN"や、"カルキ"が入っていたような気がする。1990年代J-POPからの影響(もちろん小沢健二も)が感じられるジオラマラジオと、1990年代に小沢健二への取材も数多く行なっていた岡村詩野さんが、フジロックで小沢健二を観るタイミングで出会ったのはなんともグッとくるものがあった。(鈴木)

日程未定、開催確定
誰がなにをいうか、どう語るか、アーティスト側の動きや発言が注目されてきている昨今。この土日は少し気持ちがざわざわしていました。そんな中、MOROHAが発表した〈日程未定、開催確定 TOUR〉のニュース。これは、困窮を極めているライブハウスにツアーの会場費をMOROHAが先払いし、平穏を取り戻した時に開催するというものです。一見、突拍子もないようにみえるこのプロジェクトなんですが、話を聞けば聞くほどかなり理にかなっています。かなり考えた末での着地だったのだろうと思います。ライヴハウスになくなって欲しくない、という彼らの想いは本物だと思います。うちで踊るのも楽しいですが、外でも踊ることのできる日を僕は待ち望んでいます。(西田)

この映画はまだ続いている
先日記事を公開したライヴハウス〈小岩BUSHBASH〉のYouTubeチャンネルにて現在、10日間限定で2017年公開の映画『MOTHER FUCKER』の無料公開を行っている。レーベル〈Less Than TV〉の主宰・谷ぐち順と、妻のYUKARI、息子の共鳴の谷口家と全国各地の素晴らしいバンド、アーティストたちが記録されたドキュメント映画だ。実は自分はこの映画に収められている映像の現場にほぼ居合わせている。この週末に映画を久しぶりに見返して、約4年前の撮影から息子である共鳴が大きく成長したということはもちろん、この映画が撮影、公開された後に解散したバンドや、もうこの世にはいなくなってしまった人もいたりして、なんだか色々と考えさせられた。そして何よりも今こうした状況で、ライヴハウスで自由に音楽が鳴っている映画の中の映像がとても恋しい。残り約1週間、もしまだ見たことのない方は、ぜひこの機会に見て欲しい。(高木)

「ほくろっくび」と読みます
OTOTOYのオススメ曲が詰まったSpotifyプレイリスト「OTOTOY NEW RECOMMEND」。今週私が追加推薦したのは、黒子首のデビューEP『夢を諦めたい』からリードトラックの “Champon”。バンド名は「ほくろっくび」と読みます。CDは昨年リリース済でしたが、先週から配信もはじまりました。ぜひプレイリストからアルバムに移動して聴いてみてください。ポイントは何といってもヴォーカル堀胃あげはさんの圧倒的な声の存在感。ライヴでは特にその印象が強くなるのですが、堀胃さんの声の「楽器」としての鳴りが図抜けて魅力的です。そしてその存在感に負けずリアルな躍動を奏でるリズム隊も。このデビューEP、OTOTOYではロスレスで、さらに特別にデジタルブックレット(歌詞カード)付きでダウンロード販売中。まずはSpotifyで、これは!と思われたらOTOTOYで、いかがでしょう(こちらから)。ところで今日13日、すでにティザーが公開されている “Champon” のMVが…… 今晩チェックしてみてくださいね。(高田)

僕らは離ればなれ
未曾有の危機を尻目に、ひたすらにしょうもないことばかりが山の様にふりかかってきますね(まぁ、そのへんは個人のアカウントで言っているので割愛)。1ヶ月前のことが本当に遠い昔のようですね。さて、リモート作業用に過去(1990年代前半から2010年代初頭)のミックスCDをひっぱり出してます。いわゆるアンダーグラウンドなCDRモノではなく、オフィシャルでリリースされているものです。エデットなんかもされてたりで、コンパクトに作品としてまとまっていて、いろいろと発見もあるわけです。時代のドキュメントというかなんというか。空気感も感じることができる気がします。(河村)

先週の特集記事

いま、ライヴハウス / クラブで何が起きているのか? ──小岩BUSHBASHの現状

【BiSH連載】Episode73 リンリン「人を圧倒させるくらい中身がある人になったらいい」

Episode40 MAHO EMPiRE「エージェントと共闘していく感覚を生みだしたい」

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Sorry、アルバム『925』から見るサウス・ロンドン・シーンのアティテュードと新しい波

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