歌の純粋さが詰まった最初の集大成、ここに完成! ──Momが音楽で語る自分自身の“デトックス”

昨年11月に1stアルバム『PLAYGROUND』をリリース以降、CM出演をはじめ、テレビ番組の音楽を担当、さまざまなイベントに出演するなど、一躍ポップ・シーンの寵児へと躍り出たシンガー・ソングライター / トラックメイカー、Mom。そんな彼が前作リリースから約6ヶ月という短い期間ながら、新アルバム『Detox』を完成させた。今回のインタヴューの序盤で「『PLAYGROUND』は思っていた広がり方をしなかった」と語った彼が、今作で表現したこと、挑戦したことは? 音楽ライター、小熊俊哉によるインタヴューをお届けします。
アルバムから「卒業」の先行配信スタート!
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※『Detox』の音源配信は2019年5月22日(水)0時からになります
INTERVIEW : Mom
「デビュー盤『PLAYGROUND』からわずか6ヵ月のハイスピード・リリース!!」というのも驚かされたが、短いスパンで届けられた新作『Detox』は、非常に赤裸々なアルバムだ。ヒップホップを通過した閃き、チャーミングな遊び心は健在だが、いつにも増してエモーショナルな歌心が際立っている。それにしても、感性が鋭そうなのは察していたけど、ここまで人間臭いアーティストだとは思わなかった。このインタビューも冒頭から、そこまでぶっちゃけるのかとドキドキの連続。どうしてこんな作品が生まれたのか。Momはいま、なにを思うのか。
インタヴュー&文 : 小熊俊哉
写真 : 作永裕範
音楽的なところで満足のいく反応はあまり得られなかった
──ひとりの作業は夜が捗るという人は多いですけど、Momさんも曲作りするのは夜が多いですか?
そうですね。気分的にも、夜の方がアイデアが浮かぶかなと。日中に生活しながら浮かんだものを、夜にいろいろ作業して膨らませていく感じですね。
──Momさんの音楽って、夜っぽい感じもあれば、それとは違う感じもするし、ハッピーだったりメランコリックだったり、感情やムードが一点に定まっていない感じがおもしろいですよね。
めっちゃハッピーとか、すごい落ち込んでいるとか、そういうものって歌にしやすいじゃないですか。でも、(実際の感情は)もう少し繊細だったり平坦な部分の方が多かったりしますよね。そういう平熱っぽいものを切り取れたらいいなっていう意識はデカイかもしれないです。
──高校時代は1年だけ軽音楽部に入っていたそうですね。
はい。
──やっぱりいまは、ひとりでやるのがしっくりくる感じですか?
いまはそうですね。気持ちの面でもサウンド面でも、制作するうえで「誰かと共有する」という過程がすごくめんどくさいんですよ。今回のアルバムも6ヶ月で作って、スピード感もあるから新鮮なうちにリリースしたかったですし。だから、そのときの場合にもよりますね。誰かと作ってもいいのかなって思う時もあります。

──本当に短いスパンだったから驚きましたよ。割と曲は早くできるんですか?
今回は割と特殊かもしれないですね。本当に「作らなきゃ」という意識が結構あって。
──普通のアーティストだったら、半年前にアルバムを出せば「これで1年はリリースしなくてもいいかな」と思っちゃう気がしますけど。「作らなきゃ」という意識はどこから?
前作の『PLAYGROUND』は、自分が思い描いていたような広がり方をしなくて、ちょっとガッカリしちゃった部分があったんですよね。それ以外にもいろんなことが重なっちゃって、あんまり上手くいかなかったなって。
──思い描いていた広がり方はどんな感じだったんですか?
めっちゃ売れると思ってたんですよ(笑)!
──ハハハ、なるほど!
「売れるもの」といったら語弊があるかもしれないですけど、時代に則したものを日本語のポップスとしてアウトプットできたという自信があったんですよ。でも、それを出したときにすごい広がりがあるわけでもないし、大きく評価されるわけでもないし。そこに関して残念だったな~という気持ちで。
──「ヤバイ、これまでにないものを作っちゃった」という手応えがあったわけですよね。実際、売れる、売れないは別としても、Momさんがそういう手応えを感じたのはよくわかる気がします。いまこうして2作目が完成したタイミングで、前作の『PLAYGROUND』というのは、自分がやりたいことがどれくらいできていたと思いますか?
100%できていたと思いますよ。やっぱり自分の表現したいことは移り変わりも激しいし、そこは常に100%で出していきたいと思っているので、そういう意味では満足のいくものができたんじゃないかと思うんです。でも、自分ではかなり尖ったことをしていたつもりだったけど、いざ聴かれると意外とストレートに受け取られるし、「カワイイ」みたいな感想が多かったりして。そういう受け入れられ方も、思い描いていたものとは違ったんですよね。

──前回のインタヴューでもチャンス・ザ・ラッパーやフランク・オーシャンの話をしていただけあって、歌い方のフロウとか創意工夫がいろんなところに見受けられるし、それがポップスとして成り立っているのは本当に凄いことなんだけど、そういう音楽的な点にスポットが当たらなかったと。
僕のなかで2018年は、SNSを使って主体的に発信していくのを頑張った年で。曲を作ったら、そこにビデオをくっつけてYouTubeに投稿していたので、自然と1曲1曲がリード曲のような感じになっていったんですよ。キャッチーな部分を用意して、耳に留まる曲を作ろうと自分でも意識していましたし。そうしたら結局、「現役大学生」「ひとりで作っている」「SNSを使って発信」みたいな話題性ばかり先行して、音楽的なところで満足のいく反応はあまり得られなかった。そこの悔しさはあります。
自分の内省を切り取ること=歌うこと
──いきなり反省会みたいになってすみません(笑)。でも、そういう落胆がスタートラインにあったなかで、今回の『Detox』は「今度こそアッと言わせてやる!」と先鋭性を強化するのではなく、もっとパーソナルな部分を掘り下げているのは興味深いです。
いまは、自分の内省を切り取ること=歌うことだなと思っていて。その時期に思っていたことをすぐに書いてアウトプットしないと意味がないと思って、勢いで作った感じです。
──なるほど、ある意味で私小説的というか。
制作スタイルの話でいうと、これまでの自分は割とドライな書き方をしていたんですよ。自分の意思はあまり曲の中に介在していないというか。ストーリーテリングみたいに組み立てていくやり方が多かったんですけど、それを自分が歌っていくとなったときに、どうも誠実じゃない気がして。『PLAYGROUND』までの自分が作ってきたものに対し、モヤモヤしている部分があるとすればそこですね。
──モヤモヤ?
これまでは、自分の思っていることを曲にするスタイル自体が“恥”だと思っていたんですよ。もともと、自分が思っていることを人に伝えるタイプでもなかったし、「こういうことを考えていたんだ」って思われたりするのがめちゃくちゃ嫌で(笑)。
──自分のマインドをさらけ出したくなかった。
そうです。でも、それって結局、表現としては“逃げ”だと感じるようになってきて。だから今回は、もっと歌の純粋さを大事にしようと思って作りました。

──なるほど。唐突ですけど、自分の性格ってどう思います?
意固地だなとは思いますね。プライドが高くて負けず嫌いです(笑)。
──ハハハ。そんなMomさんが変わろうとしていると。でも、俯瞰的なストーリーテリングにこだわってきた理由もなんとなくわかるんですよね。というのも、トラックリストを見れば一目瞭然で、かなりの映画好きなんだろうなって。前作もそうでしたけど、今回はかなり映画ネタのタイトルが増えてますよね。「卒業」「シングストリート」「Mr.Lonely」……。
知識はそんなにないですけど、映画を観るのは好きで。音と映画って親和性も高いじゃないですか。映画が音と映像で作り上げるアートだとしたら、音楽もそうあるべきだなと思いますし。
──1曲目から「Spike Jonze」で「おぉ~!」となりましたけど、いざ歌詞を読むと、なんでこれが「Spike Jonze」になったんだろうと思ったりもして。
いままでは発信していく側、表現をしていく側に自分がいるという意識があんまりなくて。だけど自分のなかで、ちゃんと血の通ったものを作らなきゃと意識も切り替わってきたんです。そこのひとつの覚悟として、自分の目指すべきところを歌った曲ですね。
──そのモチーフが、スパイク・ジョーンズであると。
そうですね、割と直感的なものでもあると思います。
──でも、Momの音楽性とスパイク・ジョーンズの組み合わせはしっくりきますよ。とても遊び心のある監督だし。
ユーモラスな部分がかっこいいなって思いますね。映画もそうだし、MVもめっちゃ作ってるじゃないですか。僕はもともとロック少年だったので、バンド系のMVを作っている印象が結構強くて。
──ソニック・ユース、ブリーダーズ、ウィーザー、ペイヴメント…… すばらしいMVが多いですね。
そうそう。映画に興味をもつ前から、MVのインパクトが自分のなかにあったので。そこに対する憧れもありつつ、という感じですかね。
──そういうロック少年っぽさも、Momさんの他にはない個性だと思うんですよね。あと、ご自身でイラストも描いて、Instagramに投稿しているじゃないですか。「味のある画風だなー」と気になってたんですけど、やっぱり1990年代っぽいテイストが好きなのかなって。
そうかもしれないです。1990年代のオルタナから音楽が好きになったし、多感な時期に聴いてきたものなので。
──いまでも聴きます?
最近はあんまりですね。でも、1990年代のヒップホップにある煙たい空気感がめっちゃ好きで。(同時期の)ロックにもその空気感はありますよね。そのあたりは嗜好として、自分のなかにあると思います。
──1990年代のヒップホップといえば、Momさんの音楽って、どこかで懐かしい感じがずっとしてたんですよね。そうしたら、Momさんの選んだプレイリストにチボ・マットが入っていて。「これだ!」って(笑)。
あぁ、大好きです(笑)。チボ・マットを聴いたのは、自分がヒップホップを本格的に聴きはじめる前だったので、その思い入れもあるかもしれないですね。日本人がやるヒップホップって、もしかしたらこれが正解なのかもしれないって。海外の人から聴いたら相当奇妙なものだと思うし、あれは最高ですよね。
──実際、海外でも歓迎されたわけですしね。ここ最近はどんな音楽を聴いています?
ヒップホップは日常的に聴いてますね。最近流行っているトラップっぽいものも好きだし。あとはなんだろう…… 歌心のあるものかな。
──たとえば?
井上陽水さんを聴いてますね。あとはザ・フォーク・クルセダーズやザ・スパイダースとか、その辺のフォーキーなものがいいなって。
──たしかに、そういうフォーキーな感じは新作に大きく反映されている気がしますね。自分でもそう思います?
そう思います。ギター主体の音楽はもともと好きだし、最近はギター主体のR&Bが割とスタンダードなものになっているじゃないですか。フランク・オーシャンの『Blonde』からはじまって、スティーヴ・レイシーとかもそうだし、そういう人たちにかなりシンパシーを感じていて。でも、それをそのままトレースしてもおもしろくないじゃないですか。だから日本的な情緒として、フォーキーな古き良き音楽を参考にしている部分はありますね。
──前回も「フランク・オーシャンの『Blonde』が人生でいちばん感動したアルバム」って話してましたけど、具体的にどの辺りに感動したんですか?
なんですかね……。どこに感動したのか上手く言えないから、いいアルバムなのかもしれないです。トラックメイクとかサンプリング、歌もすごい素敵だし、グッとくる部分はめちゃくちゃあると思うんですけど、それって既存の文脈に依存してしゃべっているだけじゃないですか。そんなことを考えなくてもいいくらい、純度が高い歌モノのアルバムとして魅力的なところが、心に響いたんじゃないかなと思いますね。
──そういう純度の高さは、今回のアルバムで目指したものとも近いんじゃないですか?
そうかもしれないですね……。ただただ尊敬しています(笑)。
常にフレッシュに、自分のアイデアが湧き出るような土台で
──それで『Detox』は、楽曲ごとのグラデーションもありつつ、アルバム全体で割と一貫したムードがあるようにも感じたんですよね。自分ではどういったものを描こうと意識しました?
「フレッシュなものを作りたい」というのは根底にあるんですけど、それよりもまず「いい歌を歌いたい」という意識が、やっぱり今回は特にデカかったのかなと思います。でも、どっちなんだろうなぁ……。トラックも結構遊んだつもりなんですよ。普通の人はこんなことしないだろうなって録り方をしてみたり。
──曲でいうと?
「シングストリート」ではヴォーカルのエフェクト代わりに、ギター・アンプのプリセットを通して声を出したりしていて。あと、この曲はベースとリズムしかなかったり。そういう組み立て方もいろいろ工夫しています。曲作りの素養がないので、逆に新鮮なものを作れるのかもしれないですね。
──アイデア勝負というか。
「Boys and Girls」もUKガラージというか、2ステップ的なリズムをやろうというところからスタートして。でも、歌も2ステップっぽい感じにすると、「いまさらこれ?」って興醒めするじゃないですか。だからそこで、いい歌をしっかり聴かせるために試行錯誤をしていて。そこのバランスは意識しました。
──Momさんは自分の音楽を“クラフト・ヒップホップ”と銘打っていますけど、ただ曲だけ聴いたら、この音楽をヒップホップと思わない人も結構いると思うんですよ。でも一方で、明らかにラップを聴き込んでいないとできないフロウが随所に出てきますよね。その辺りはどうでしょう?
「ここでこんな譜割りが来るの!?」みたいな、ドキっとする感じは自分が好きだから入れている部分はありますね。たとえば、「卒業」の途中でいまっぽいリズムが入ってきますけど、現行のヒップホップとは絶対に違うし。いまあるものとは違うものを絶対に作りたいという気持ちは強いです。そもそもラップだって、ヒップホップの人だけのものじゃないですからね(笑)。ビリー・アイリッシュもそうだし、若い世代のシンガーはみんな普通にヒップホップを聴いているじゃないですか。この時代に生きていたら、表現方法のひとつとして当たり前に組み込まれている感覚だと思うので。そういう括りみたいなものは取っ払っていいんじゃないかなって。
──逆に、日本の音楽を聴きながら「なんで誰もやらないんだろう?」と思ったりします?
そこまではちょっと(笑)。そんなに前のめりじゃないですけど、「俺がやらないで誰がやるんだ!」とは思いますよ。
──あとは歌詞も印象的で。リード曲の「ひみつのふたり」にしても、〈もう一層の事 牙でも生やして 君の肩に齧り付きたい〉〈頭もバカになり君を襲ってしまうかもな〉とか、こういう歌詞も書くんだと思って。
怪しいっちゃ怪しいですよね。「どういう関係性なんだろう?」みたいな。自分のなかでは、すごくポジティヴな意味合いを込めた曲で。
──そうなんですか。
そもそも、自分の感情と折り合いをつけられるように、アルバムの曲順も組み立てていったんですよ。だから、いろんなものに思いを馳せてみたり、昔の自分がどんなことを考えていたとか、あのとき自分はどういう人と関わって、どういうことを考えていたのか、みたいなことをじっくり考えているアルバムだと思うんですよね。そのなかで、「ひみつのふたり」という曲の位置付けは、未来に対する期待感みたいなところかな。やっぱり昔のことばっかり考えるだけじゃ…… この先の人生の方が長いので(笑)。
──まだ若いですしね。「talkaboutmyteacher」に出てくる「忘れてしまった先生」も実在した人なんですか?
そうですね。普段、生活をしながら、昔お世話になった先生について考える機会ってそんなにないなと思って。この曲を作ったときはかなり落ち込んでいて、いろんなことを考え込んでいた時期だったんですよ。そこで、昔の自分はどんなことを考えていたのか思い出してみようと。本当はそういう自分の青い部分と向き合うのは大嫌いなので、すごい嫌だったんですけど(笑)。今回はそういうのも大事なのかなと思って。自分の気持ちを整理するためにも、いろいろ思いを馳せてみたんです。

──こうやって話を聞いていると、なぜ今作が『Detox』というタイトルなのか、もう答えが出ている気がしますね。
たしかに。アルバムを作り終えたあと、これを総括しているタイトルはなんだろうと考えて、『Detox』がぴったりだと。
──これだけ自分の内面を吐き出してしまうと、次はどうしましょうって感じですね。気が早すぎるかもしれませんが(笑)。
ひとつのスタイルをやりきった感じはあって。次はぜんぜん違うことをやるかもしれないです。まだ具体的な構想とかはないんですけど。GarageBandを使って宅録するのも、割とやりきった感があるし。常にフレッシュな感じで挑みたいし、自分のアイデアが湧き出るような土台でやりたいので、ひとまず研究ですね。一旦いろんなものを吸収する期間も必要だと思いますし。
──今作はMomのキャリアにとって、最初の集大成なのかもしれないですね。
そうですね。今回に関しては、別に売れなくてもいいかなって。それよりもスッキリできたことのほうが大きくて。もちろん売れてほしいですけどね(笑)。
『Detox』のご購入はこちらから
※本作の音源配信は2019年5月22日(水)0時からになります
編集 : 鈴木雄希
過去作もチェック!
過去の特集ページ
・バンドマンでもラッパーでもないMomって何モノ?!──初フル・アルバム『PLAYGROUND』配信開始
https://ototoy.jp/feature/2018111402
・【LIVE REPORT】時代の先端を走るアイコンたち──Mom presents『PLAYGROUND』release party
https://ototoy.jp/feature/2018121901
LIVE SCHEDULE
Mom 2nd album RELEASE PARTY
2019年6月14日(金)@渋谷 WWW
時間 : OPEN 19:00 / START 19:30
出演 : Mom / chelmico
チケット : オールスタンディング ¥2,800(税込)
【その他ライヴ / 詳しいライヴ情報はこちら】
https://www.mom-official.jp/pages/2251479/page_201809101748
PROFILE
Mom

シンガー・ソングライター / トラックメイカー。現役大学生の22歳。
様々なジャンルやカルチャーを混ぜこぜにした、手触り感のある独自のジャンル『クラフト・ヒップホップ』を提唱。アートワークやMusic Videoの企画も自身でこなし、隅々にまで感度の高さを覗かせる。
すべてのトラックをGarageBandで制作しているにもかかわらず、一度聴くと頭の中を支配する楽曲たちには、サウンド構築の緻密さや、あくまでポップスフィールドからはみ出ないメロディ・センスが光る。
2018年初頭から本格的に活動を開始。手売りのDEMO CDは、タワーレコード渋谷店の未流通コーナーで取り扱われ、入荷の度に即時完売。デイリー・チャート3位を記録した。
同年11月、初の全国流通盤となる『PLAYGROUND』をリリース。Apple Music『NEW ARTIST』にも選出され、渋谷O-nestで開催したリリース・パーティは完売。
2019年5月、前作より半年のハイスピードで2nd album『Detox』をリリース、TOWER RECORDS『タワレコメン』に選出。翌月には渋谷WWWにて、ゲストにchelmicoを招きリリースパーティを開催する。
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