仲秋に届けられたあの夏のものがたり──GOING UNDER GROUND『真夏の目撃者』をリリース
GOING UNDER GROUNDから真夏の回顧録が届いた。『真夏の目撃者』と名付けられたそのアルバムは、日々秋を感じつつあるこの10月にリリースされた。今作は昨年リリースされた『Out Of Blue』に続く新アルバムで、先行シングル「超新星 / よそもの」を含めた11曲が収録された。これまで彼らが通ってきた真夏のできごと、そしてそこから学んだことがすべて詰まっているアルバムだ。中学時代の同級生5人で結成され、メジャー・デビュー、武道館公演、そしてメンバーの脱退など様々なできごとを経験した彼ら。青春を終え、懐かしい風景ではなく、いまのバンドの音を鳴らした彼らの新アルバム『真夏の目撃者』を、ぜひインタヴューとともにお楽しみください。
これまで通り過ぎた真夏の回顧録
GOING UNDER GROUND / 真夏の目撃者
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(16bit/44.1kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 250円(税込) / アルバム 2,000円(税込)
【収録曲】
1. 時計機械
2. よそもの
3. 夏が僕らに嫉妬する
4. Struggle Baby
5. ダニーボーイ
6. あたらしい
7. ラストダンスウィズミー
8. Young Japanese
9. Wasted Summer
10. 君は誰ですか
11. 超新星
INTERVIEW : GOING UNDER GROUND
GOING UNDER GROUNDが最高の名盤をつくった。その名も『真夏の目撃者』。前作の『Out Of Blue』では、5人から3人になったバンドが、それでも音楽を続けていく意志を表明した作品だった。それに対して今作は「自分の私生活を切り売りして、それを歌にして、いまの俺たちはこう思ってる、っていうだけのはしたくなくて」と松本が語るように、いまの3人が鳴らしたい音を純粋に形にした作品だと思う。いま、彼らはどんなスタンスで音楽に向き合っていて、代名詞とされてきた“青春”をどのように捉えているのか訊いてみた。
インタヴュー&文 : 真貝聡
写真 : 大橋祐希
今回は周りの期待に応えようとしなかった
──まず『真夏の目撃者』ってタイトルが最高だなと思いました。
松本素生(以下、松本) : 日本語にしようっていうのと、アルバム・タイトルらしくない方が良いなあと思って。僕もやってますけど、いまはApple Musicとかストリーミング・サービスでいろいろ聴けるじゃないですか。それで最新リリースが表示された時に、「ブルースカイ」みたいな横文字のタイトルだとちょっと弱いなって。今回は夏の曲が多かったのもあって、最初は「真夏」にしようと考えたんですよ。
──秋のリリースで「真夏」というのはおもしろいですよね。
松本 : そうそう。人生の中に春夏秋冬があったとして、去年『Out Of Blue』を出したときが春なら、いまはテンション的に夏だなっていう、それぐらい解放されて、いろいろできたんですよね。なんかそこのポジティブな部分を「真夏」って表現したんですけど、それだけだとインパクトが弱いなと思ってて。そしたらマネージャーから「目撃者ってどうですか?」って言われて、『真夏の目撃者』に決まりましたね。
──制作ドキュメンタリーを観ましたけど、素生さんの好きなモッズの本に「人生で重要なことは全部、夏に起こる」って書いてあったそうですね。
松本 : そうなんすよ! あれいいっすよね。
──シビれましたね。
松本 : ちょうど、そういうテンションだったんですよね。それで『真夏の目撃者』ってつけて、完成! っていう感じで。
──過去のインタヴューを読んでいたら、以前も夏について話している記事があって。18歳の頃に『月刊Player』って雑誌に掲載されていた「5万円でCDがつくれる」みたいな記事を見つけて、全員でCDをつくりに行ったそうですね。
松本 : ああ、そうです!
石原聡(以下、石原) : あははは(笑)。
──モッズの本に書いてあった「重要なことは全部、夏に起こる」が繋がった、と思いました。
松本 : 葛西に1人1万円くらい出せば、レコーディングをさせてくれるっていうスタジオがあって。思い出としてつくりに行ったんだよね。
石原 : 高校を卒業するくらいだ。
松本 : そう…… 確かにあれも夏だったな。その写真、いまでも家にありますもん。始発でふざけて網棚に乗ったりしてる写真。
石原 : あぁ、あったね。
松本 : 俺らは幼馴染っていうのがあるから、大概は一緒にいるし、何かハプニングが起こるとしたら夏休みとか、そういう時が多いじゃないですか。たぶん、その経験があるんだろうなって思いますけどね。
──いまのお話は「STAND BY ME」をリリースした2005年のインタヴューでお話しされていたんですけど、当時と現在で夏の捉え方は違いますか?
松本 : 違いますね。いまはいろいろと冬の時代を経ての夏だから。このときは冬の時代を経てない時代の夏ですから。
──前作は「周りや自分の中にあったGOING UNDER GROUND(以下、ゴーイング)の青春性から解き放たれて、青いところの次にいけた」と話してましたね。
松本 : 長く続けているバンド特有の「俺たちはこんなことがあってもバンドを続けていく」というメッセージを音楽に乗せるのは、あんまりやりたくないな、と思ってたんですよね。自分の私生活を切り売りして、それを歌にして、いまの俺たちはこう思ってる、っていうだけのはしたくなくて。だから『真夏の目撃者』は『Out Of Blue』とは全然違うやり方でつくりました。良い感じにテキトーに去なしながらやっていたから、周りのスタッフはどんなものが上がってくるのか不安しかなかったと思うんですよね。
石原 : そうだね。
中澤寛規(以下、中澤) : 極端な言い方をすると、今回は周りの期待に応えようとしなかった。なんかね、長年やっていると期待に応えようとしがちなんですよ。とにかく、そういう考えから離れてつくりました。もっと内輪受けを大事にするというか、「俺たちはこれが良いぜ」と思ったものを拾い上げて、カタチにしていくっていう。
松本 : そうね。バンドのメンバーが楽しんで演奏できているのが1番良いって、それだけはありましたね。
中澤 : 20歳の頃に誰かの部屋で好きな音楽をかけて「こういうのつくりたいね」って言いながら、曲をつくるような感覚。あの頃から何周したのかわからないけど、そのつくり方に近いですね。
頭のネジを2本くらい外さないとできないなっていうのはありますね
──初心に戻って自分たちの出したい音楽を鳴らすっていうのは、キャリアを重ねるほど難しくなるものだったり、覚悟がいる気がします。
松本 : だと思うんですよ。ただ、それで言ったらビジネスとして成り立っていれば、そうなりがちなんじゃないですか。俺たちは1度ビジネスとして成り立たなくなったし、1回ストップしないとバンドが続けられないというのがわかって。3年前に事務所を辞めて、またはじめたので、それはデカかったなと思います。昔は曲をつくることや、ライヴをやることも含めて音楽が日常だったんですけど、いまは音楽をやること全部が非日常だから。そこの楽しみ方が根本的に違うっていうのはあるかもな。それは『Out Of Blue』以降にすごく感じてる。
──『Out Of Blue』から『真夏の目撃者』をリリースするまでの間に、ザ・コレクターズが武道館に立ったり、サニーデイ・サービスが『DANCE TO YOU』をリリースしたり銀杏BOYZの3ヶ月連続でシングルを発売したり…… ゴーイングと親交のあるバンドの活躍が目立ちました。それで制作意欲を触発されることはありますか?
松本 : 触発はねえっす。うん、悔しさしかないですよね。「いやぁ良かった」っていうのと同じくらい、ハンカチを噛んでます。なんで俺がここにいないんだろうって…… だから、意欲にはなってるのか。
中澤 : 結果ね。
松本 : 意欲にはなってるけど悔しさしかないな。黒い感情じゃなくて、単純に俺たちはコレも越えられるじゃねえかなと思ってやってる。だからライヴもなるべく本当は観たくないですけどね、悔しいだけだから。
──手放しに喜べないと。
松本 : みんなそうだと思うんだけどな、バンドマンって。でも、その悔しさを感じた時に「じゃあ、俺はこういうのをつくろう」と思うことはよくあります。それはカッコいいバンド限定ですけどね。あと、最近思うのがよくわからない対バンってやりたくねえっすね。いまの俺にとって、音楽は非日常だから、やりたくないことをして後悔したくなくて。多くのフェスに出るよりも、この前の〈リプレイスメンツIII〉みたいな、ああいうイベントを1個誘ってもらって前の日から緊張しながらやるということの方がバンドにとって重要で。それをいつも思ってます。
〈リプレイスメンツIII〉
2017年9月2日に駒澤大学駒沢キャンパスにて行われた、SEVENTEEN AGAiNの新アルバム『スズキ』レコ発イベント。
SEVENTEEN AGAiN、GOING UNDER GROUNDのほかに2、CAR10、NOT WONK、tetoが出演した。
──ゴーイングが企画している対バン・ライヴの〈全方位全肯定〉をよく観に行かせていただきますけど、毎回ヒリヒリしますね。凄みに圧倒されるというか。
松本 : そうですね。あの…… ザ・コレクターズと対バンする1週間前に友達が死んで。ずっとゴーイングのキーボードを弾いてくれていたメンバーでもあるんですけど、その友達が死んじゃったことや、止まりたくない気持ちも含めて、あれ(〈全方位全肯定Vol.1〉)がターニング・ポイントで。ライヴに向き合うテンションとかは、あそこからパッキリ変わったかなと俺は思ってるんだけど、どう?
中澤 : うん、そう思う。
松本 : そこからですね。1個、踏み込んでライヴをできるようになったのは。
──メンバーが亡くなったことが「超新星」という曲に繋がるんですよね。
松本 : 結果的にそうです。「超新星」と「よそもの」をつくって、今回のアルバムのセッションがスタートしたという感じですかね。
──曲作りについてもお訊きしますね。インタヴューで「いまは絶倫状態だ」って話してましたけど、それってどういうことなのかなって。
松本 : 『Out Of Blue』の前って、いろいろと疲れ切った状態でアルバムをつくってたんだけど「なんでつくってるんだっけ?」みたいな感覚がどっかにあったんですよ。だからメンバーも辞めていったしね。そこから比べたらいまは最高ですよ。1回、すべてを諦めて何もかも終わりにしようぜってなってからのいまだから。バンドをやることに対して、悔しいことはたくさんあるけど、取材を受けることもそうだし、リハに入ること、曲をつくること、ライヴをやること…… 嫌なことは1個もないんですよ。それをひっくるめると絶倫でしょ。
──たしかにいまのゴーイングを見てると仕事じゃなくて、ロック・キッズのように心からバンドを楽しんでいるように見えます。
松本 : 楽しいですよ、まあ楽しいからやってるし。ただ、頭のネジを2本くらい外さないとできないなっていうのはありますね。
中澤 : 前のメンバーが辞めて、(松本)素生もバンドを辞めようと考えた時期があって。バンドが楽しくない時期も経てのいまですからね。
松本 : あとね、バンドって誰からも頼まれてないっていうのがデカイんですよ。
中澤 : 仕事なのか仕事じゃないのかみたいな世界で生きる、って決めちゃったので。なるべく楽しいこととか好きなことをやりながら毎日を送れるようにしなきゃなって、友達が死んだことを含めて、ここ1年をいろいろと思い返すことが大きかったですね。その結果、もう好きなことをやるしかないなというところに結論づいた。
──なるほど。
松本 : 俺の家って、子供が2人いるんですけど。家に帰ったら「疲れた~」とか「キツイわ~」とか弱音を吐いちゃいけないんですよ。
──なんでですか?
松本 : なんでかと言ったら、好きなことしかしてないらしいんですよ、俺。バンドをやったり、「BAR天竺」をやったりで。楽しそうにワイワイやってるくせに「疲れた」はないでしょ、というのが奥さんの言い分。その通りなんですよ。
BAR天竺
松本素生がマスターを務め、〈YouthRecords〉主宰 / FACTORY1994のクリエイティヴ・ディレクターの庄司信也がプロデュースを手がけるBAR。
渋谷区渋谷2-7-4 KSビル 1F
03-6805-0315
https://www.facebook.com/bartenjiku/
石原 : 厳しい。
松本 : でも、たしかにそうだなと思って。
中澤 : もっともだよね。
松本 : ごもっともだと思った。たしかに自分が楽しいという風にしか生きてきてないから。でも、バンドをやるということはそういうことです。好きなものを信じて、それを続けていきたいと思うことだろうなって。たとえば絵を描いている人でも、一生懸命に突き進んでいる人を見ると、大変だろうなと思うけど、同時に美しいな、キラキラしてるな、と思う。それが表現というか誰からも頼まれてないことをわざわざやることのカッコよさだと思いますね。
──バンドマンにとって「この人、好きなことだけして生きてるな」って見られることは、ある意味、正しい気がします。
松本 : そうですね。ミッキー・ロークが出ていた『レスラー』という映画があって。俺はプロレスの世界を全然知らないけどすごくグッときて。その人たちがそれぞれ真っ直ぐにやっているっていうのが、第一条件というか。中澤が言っていたみたいに周りの期待に合わせていくというやり方よりも、自分たちが最高じゃん! と思いながらやれてることの方が大事だし、そうしないとやっている意味がないし。そういう気持ちでつくったアルバムが今回ですね。
もう青春が歌えないんだと思います
──「好きなことをやっていく」と話してましたけど、これから先のバンドマン人生はどんなことを考えてますか?
松本 : 今は〈1994〉という事務所にいるけど、それがあろうがなかろうが、GOING UNDER GROUNDというバンドはずっと続いていくだろうなって思う。だって、俺はバンドをやりながらお店もやってるから、音楽を続けていく上で「ちょっと、生活費が……」という問題がないんですよ。だから、ずっと続けていくぐらいですかね。「武道館をまたやりたいね」みたいなことをいうのはビジネス的だもんな。その気持ちないでしょ?
中澤 : いや、あるある! 人の武道館を観に行った時に「また、ここでやりてぇな」って。
松本 : ごめん、全然ないわ俺。
中澤 : ただ単純に、あの気持ちよさを知ってるからさ。大勢の前でやるっていう。…… でも、そのために余計な我慢とかはしなくて良いかな、というのも同時にあって。取捨選択のときにやりたい方、楽しい方を選べるようにやっていけたら幸せなんだろうと思ってますね。
松本 : ずっと、ふざけてたいです。
中澤 : 基本的にはそうだね。そのスタンスで行きたいよね。
松本 : 「あいつなにして食ってんだ?」みたいな。
中澤 : カッコイイよね。それを粋に見せられたら最高です。
──石原さんはバンドマンとして、今後はどのように考えてますか?
石原 : このスタンスを続けた上で、売れたいですよね。嫌なことはしたくないですけど。
松本 : それって後付けになるよね。売れたいってことと、バンドを続けることは並列じゃないから。売れたいんだったらバンドを辞めた方がいいよ。売れるっていうことは金が欲しいってことだから。俺はこのテンションを維持して、死ぬまで行けたらそれでOKですね。あとは勝手についてくるし、そういう風になっていくだろうなって。だから石原の答えは間違いってことだな(笑)。
──(笑)。
石原 : いやいや。
松本 : 売れることと、バンドを続けることは別だから。
石原 : このテンションのまま行くってことだから。売れるために変なことをやるんじゃなくて、っていう。
──最後にお訊きしたかったんですけど、いつまで“青春”って続くと思いますか? もしくは、大人になってから訪れるのか。
松本 : 青春って、結婚をして子供をつくるまでじゃないですか。いまは確実に青春じゃないもんね、俺たち。自分本位で世界を見ている人が青春だと思います。でも、俺も中澤も子供がいるから、自分本位で世界を見ていると本当にいろいろと破綻していく。そうじゃない目線も持っていないと。
中澤 : それが正解かもしれないね。
松本 : 青春のひとりだったときのように、夜中に帰ってきて好きな映画を観たり、好きな音楽を聴くとか、もうそんな時期は来ないから。誰か人を愛しはじめたら青春は終わるんじゃないですかね。実際にそうだったし。
中澤 : 守るものができたらそうかもね。好きだったプレステもパッタリやらなくなったし。
松本 : 子供が産まれてから、レコードを売りまくったんですよ。それは曽我部さんに習ったんですけど、「俺はもう、100枚くらいで良いのよ」って言ってて。俺もマネをして結構コレクションしていたレコードをディスクユニオンへ売りに行ったら、曽我部さんがまた買い始めてたんですよね(笑)。自分で売ったレコードを。
──キャッチ&リリースですね(笑)。
中澤 : そのタイム感で、1日のはじまりと終わりを過ごせているのが青春かもね。本当にそう思うわ、それだ!
松本 : 良いこと言ったなあ…… これ歌詞にしよう。
──前作に収録されている「スパイス」はまさに青春を乗り越えた2人の歌ですよね。
松本 : そうですね。アレはもうちょっと暮らしの歌ですもんね。だから、もう青春が歌えないんだと思います。歌いたいなと思って何度もトライしたけど、最初のゴーイングの持っていた青春性は『TUTTI』で終わってるんですよ。で、そういう青春性とかその風景が美しいと思ってるのに、なんで曲が書けないんだろうと思ったら、まさに自分がそこにいないからで。そうじゃないというのを去年くらいに気付いて、わざわざそういう曲を書かなくてもいいや、と思った。
──青春性を歌わなくなったゴーイングが、いま歌いたいことは何でしょうか?
松本 : 20代の頃に見ていた、あの懐かしい風景じゃなくて、いまのバンドの音を鳴らすべきだって結論に達したんですよね。俺だけだったらアレだけど、中澤も家族がいたり、石原も好きな女ができたりというのあって。そういうところで、バンドとして立ち姿がやっと決まったのかなっていうのがありますね。
RECOMMEND
VIRGIN /2
The SALOVERSのヴォーカリスト・古舘佑太郎と、現在銀杏BOYZのギタリストとしても活動をしている加藤綾太を中心に結成された新バンド「2」。鬱屈とした初期衝動的破綻と、背中合わせに在るギリギリ緊張感の狭間を、キラリと光るメロディーがどこまでも疾走していく、若者音楽処女作。
銀杏BOYZ / 恋は永遠
銀杏BOYZ、3ヶ月連続リリースの第3弾シングル「恋は永遠」懐かしさを感じさせるグループ・サウンズの雰囲気もありながら、銀杏BOYZらしいあたたかいノイズにつつまれた新しい音を醸し出す。
昨年〈FUJI ROCK FESTIVAL〉レッドマーキー・ステージの舞台にも立ち、ライヴでの活躍も目立った彼ら。メンバーの福富優樹が「自称・日本中のGOING UNDER GROUNDマニアとして3本の指に入る男」という、Homecomingsの最新EP
LIVE SCHEDULE
ニュー・アルバム・リリース・ツアー〈真夏の目撃者〉
〈真夏の目撃者 ワンマン・ライヴ 大阪公演〉
2017年10月27日(金)@大阪ファンダンゴ
〈真夏の目撃者 ワンマン・ライヴ 名古屋公演〉
2017年10月28日(土)@名古屋UPSET
〈真夏の目撃者 ワンマン・ライヴ 東京公演〉
2017年11月5日(日)@代官山UNIT
その他ライヴ
〈THE BOYS&GIRLS 2nd Album RELEASE TOUR“ENDLESS SUMMER 2017”〉
2017年10月30日(月)@札幌COLONY
〈CLUB ROCK'N'ROLL 25th ANNIVERSARY!!! “brown sugar"〉
2017年12月12日(火)@新栄 クラブロックンロール
出演 : GOING UNDER GROUND / プププランド
〈KOBE 歌ゴコロナイト 2MAN SPECIAL!〉
2017年12月13日(水)@神戸VARIT
出演 : GOING UNDER GROUND / Brian the sun
PROFILE
GOING UNDER GROUND
埼玉県桶川市にて、当時中学生だった松本素生、中澤寛規、石原聡、伊藤洋一の4人がバンドを結成。高校1年の時に河野丈洋がバンドに加入したのを機に1994年、初めてGOING UNDER GROUNDと名乗り、幾度かのメンバー・チェンジを経たのち高校卒業時に初代メンバー5人が揃う。この頃から作り始めたオリジナル曲が業界関係者の目に止まり、1998年12月にミニ・アルバム『Cello』をインディーズ・レーベルからリリース。その後も数作品をリリース、全国にライブ活動を広げる中、2001年6月にシングル「グラフティー」で〈ビクター〉よりメジャ・ーデビュー。
2006年7月には日本武道館ワンマン・ライヴを成功させる。2009年4月18日、日比谷野外大音楽堂でのライブをもって伊藤洋一(key.)が脱退。2010年に〈ポニーキャニオン〉へ移籍。同年、メンバーの地元である桶川市民ホールにて初の凱旋ワンマン・ライヴを開催。2014年、通算10枚目のアルバム『ひとりぼっちになる日のために』をリリースするも、同2月に河野丈洋(Ds.)がバンド脱退を発表。2015年1月31日の渋谷公会堂ライブをもって正式脱退。3人体制となるも、すぐさま翌月から開始した東名阪ツアー〈Teenage last〉、その後の全国ツアー〈soul train〉で早くも数々の新曲を披露し、バンドの再出発を強く打ち出した。9月に新代田FEVER にて行われた新生GOING UNDER GROUNDとして初のシングル・リリース記念ワンマン・ライヴはソールドアウト。12月には新ファンクラブ・コンテンツ「SUNSET CLUB」設立を記念した東名阪ツアー〈hello sunset club tour〉を開催。
2016年1月にインディーズレーベル〈youth records〉と契約し約4年ぶりとなる全国流通のシングル盤「the band」をリリース。同時にバンド史上初のドキュメンタリーDVD『the band~記録と記憶』を発売。2016年8月には最新アルバム『Out Of Blue』を〈ビクターエンタテインメント〉よりリリース。同年末より自主企画イベント〈全方位全肯定〉を開催。THE COLLECTORS、銀杏BOYZ、スカート、Homecomingsなどベテランから若手バンドまで多様なアーティストとの共演が話題となる。2017年5月に最新両A面シングル「超新星 / よそもの」発売。さらに8月には渋谷CLUB QUATTROにて発売前のニュー・アルバム全曲初披露ワンマン・ライヴを開催。大きな話題を呼んだ。2017年10月25日ニュー・アルバム「真夏の目撃者」発売。リリース全国ツアーも開催 。