果たしてこいつらは本物か、それともただのハッタリか――或る感覚、セカンド・フル・アルバムの全曲フル試聴&特典付き予約スタート!

「おかえりなさい。《〜DAN NO URA〜 無銭新代田の変》はどうでしたか?」 …と聞きたいところですがさっそく紹介していきましょう。本日11月6日に東京・新代田FEVERで前述のフリー・ライヴを行った4ピースのロック・バンド、或る感覚。彼らの最新作となるセカンド・フル・アルバム『バイタルリスペクト』が、12月3日の発売に先駆け全曲フル試聴をスタートです!!
「歌詞とメロディーをしっかり届けたいと思ってたら、おのずと曲のBPMが落ちていったし、音質のこともすごく気にするようになった」――このロンの一言が表すように、これまでになくサウンドに集中されたアルバムになったことは確かでしょう。その変化はインタヴューにて大いに語ってもらったのでじっくりと読んでいただければ。そして注目は彼ら初のハイレゾ配信!! その音のこだわりは、ぜひともハイレゾで味わってください。
OTOTOYでは同時に予約注文も開始です! しかも予約の特典に、ロンと大野によるセルフ・ライナーノーツが付属。この12曲は何を想ってつくられたのか。ぜひともその想いを受け止めてください。
或る感覚、セカンド・フル・アルバム『バイタルリスペクト』全曲フル試聴スタート!
※フル試聴期間 : 2014年11月19日(水)24:00まで
音へのこだわりを見せた新作がハイレゾでも登場!! 特典付き予約開始!!
或る感覚 / バイタルリスペクト
【配信価格】(各税込)
ALAC / FLAC / WAV / mp3 : 単曲 200円 アルバム 2,000円
※この作品は、12月3日(水)の配信開始に先駆けて予約注文を受付中です。音源の配信が開始されると、ご登録のメール・アドレスおよびOTOTOY内メッセージに、アルバムのダウンロードURLが送られます。
・予約注文について、詳しくはこちら
【予約特典】ロン&大野によるセルフ・ライナーノーツ
INTERVIEW : 或る感覚
果たしてこいつらは本物か、それともただのハッタリか――最初にここでそう問いかけたのは、もう2年前のことだ。改めてあのころを振り返ると、この或る感覚というバンドはデビュー時からすでに熱狂的なファンを抱えていたものの、その一方では「よくある邦楽ギター・ロックのひとつに過ぎない」という見方も少なくなかったし、今日に至るまで、なかなかその温度差を縮められなかった。しかし、そんな歯がゆい思いをするのもここまでだ。さあ、或る感覚のセカンド・アルバム『バイタルリスペクト』を聴いてくれ。地を這うようなグルーヴを展開する1曲目「ファイトクラブ」が流れてきた時点で、きっとあなたはこのバンドへの認識を改めずにはいられなくなるはず。なにかと挑発的な言動ばかりで注目されてきた4人の姿は、もうここにはないのだ。『カウンター』以降、何度も自分たちの鳴らすべき音楽を見つめ直した彼らの成果を、ぜひここで確認してほしい。そして、ここで2年前と同じことをもう一度問いかけたいと思う。果たして或る感覚は本物か。それともただのハッタリか。『バイタルリスペクト』がリリースされた今、もうその答えに迷うことはないはずだ。
インタヴュー&文 : 渡辺裕也
今は「俺たちはこういう音楽がやりたいんだ」ってことを全力で表したかった
――早いもので、『カウンター』がリリースされてからもうすぐ2年が経つんですけど、もはやあのころと今では、みんなの意識もかなり違うような気がして。
ロン : ホントそうですね。とは言いつつ、あのころに感じていたフラストレーションが消えたわけではないんですけどね。今はその矛先が他者ではなく、自分に対して向けられるようになったというか。少なくとも、今は『カウンター』のころみたいに歌詞で他者のことを無闇に批判するのはやめました。それより、今は「俺たちはこういう音楽がやりたいんだ」ってことを全力で表したかった。このアルバムではようやくそれが前向きなカタチで示せたような気がしてます。
――うん。これまでの或る感覚を知っている人は、今回のアルバムを聴いたらけっこう印象が変わると思う。『カウンター』よりもはるかにビートがどっしりしているし、サウンドの質感にもまるみがあるよね。
ロン : なんか、それも自然にそうなったんですよ。歌詞とメロディーをしっかり届けたいと思ってたら、おのずと曲のBPMが落ちていったし、音質のこともすごく気にするようになった。俺たちはこういう攻撃的な音楽をやっているからこそ、爆音でもずっと聴いていられるような音にしなきゃだめだって。そういう気持ちは歌詞の内容にもつながったんじゃないかな。今回はベースとドラムもめっちゃこだわってるし。

――そうそう。それこそ『ナチュラル / 初夏のピラニア / ロマンチック・アルカイダ』では、リズム隊がかなり控えめだったけど、このアルバムは4人の音がしっかり並列で鳴っていて。変な言い方、前よりもずっとバンドらしくなったよね(笑)。
ロン : いや、マジでそうなんですよ。俺もこのアルバムでやっとバンドっぽくなれた感じがしてて。
Kou : 今回は僕も曲をもらった段階からどんどんアイデアが沸いてきて、ものすごく楽しかったんです。それこそ前作の「鬼」なんかは、ひたすら弾きまくるみたいな発想しか出てこなかったんですけど、今回はゆったりしたテンポの曲もあって、ベーシストとして演奏に入り込める隙間がグッと増えたし、このバンドの方向性にもっと自分を寄せることができたというか。
ロン : 俺は大野もけっこう変わった気がしたんだけど。今までのこいつなら単音で弾きまくっていたようなところが、アルペジオとかストローク弾きになってて、どのフレーズもしっかり歌を活かす感じになってるんですよね。
大野 : 別になにも考えずに弾いてるけどね(笑)。たぶん勘がよくなったんじゃないかな。それに僕自身、最近はギターよりも歌に耳がいくようなところがあるから、自然とそれが演奏にも表れたんだと思う。まあ、そうは言っても「これは俺にしか弾けないだろう」みたいなギターはちゃんと弾けているから、そこはバランスよくやれたんじゃないかなと思います。
――相変わらず大野くんの自信は揺るぎないね(笑)。
ロン : あと、今回のアルバムで4つ打ちが終始鳴っている曲って、大野が書いた「スローウェイヴ」だけなんですよ。俺の曲で4つ打ちはあまりやってない。それはなんでかって言うと、やっぱり大野はテクノやダンス・ミュージックをよく勉強しているからなんですよね。つまり、そういう曲はこいつに任せた方がいいなと思ったんです。逆に言うと、俺は自分がちゃんと勉強できてないような音楽は作れないなと。やっぱり無勉強なままで作った音楽って、浅はかさがすぐにバレるじゃないですか。いま思うと『カウンター』は完全にそんな感じだから。
大野 : 「ヒーロー」とかね(笑)。
ロン : そうそう。俺、リスナーよりも音楽を聴いてないようなミュージシャンはやっぱりダメだと思う。それってなんとなく自分の中では答えが出ていることなんですよ。だって、それは俺が尊敬するミュージシャンはみんな、ものすごくたくさんの音楽を聴き込んでいる人ばっかりだから。俺たちの音楽にもそれくらいの器がないと、リスナーを感動させることなんて到底できないと思って。
僕、『カウンター』は黒歴史だと思ってるんで
――もっと音楽的な蓄積や経験が必要だと。
ロン : そう。このバンドがやれる音楽にもっと高いクオリティを求めている以上、俺は「自分の書いた曲以外は歌わねえよ」なんて一切思わないし、むしろこれからはメンバー個々がどんどん意見を出し合って、それぞれ得意な要素をどんどん持ち寄れるようにしていきたくて。繰り返しになっちゃいますけど、そういう意味でも俺たちはやっとバンドらしくなれたと思うんです。
――たしかにそこは今回はっきりと変化を感じるところで、前作と比べて圧倒的にサウンドが充実しているよね。でも、以前のロン君はそういう音楽的なことよりも、自分の精神面を強調するところがあったじゃないですか。バンドのオリジナリティを決めるのはそこなんだって。
ロン : うん。『カウンター』を出したのは、たしか19歳か20歳のころだったんですけど、正直あの頃の俺は日本語の音楽にしかほとんど興味がなかったんですよね。でも、今はまったくそうじゃない。俺、やっぱり音楽的に素晴らしいものがやりたいんですよ。そんな当たり前のことに今さら気付いたっていうだけの話なんですけど(笑)。そう思うようになってからは、意識的にいろんな音楽を漁るようになりました。
――今はどうやって音楽を漁っているの?
ロン : 自分が尊敬するアーティストのルーツを辿るっていう、それこそ一番手っ取り早い方法ですよ。たとえば、向井秀徳さんが好きな音楽を探っていくなかでピクシーズやソニック・ユースと出会ったりとか、そういう感じ。で、さらにそのルーツを辿っていくと、今までの自分には見えなかったものが見えてきたりするんですよね。そういう経験が今はすごく楽しいし、間違いなくそれは或る感覚の音楽を豊かにしてくれると思う。少なくとも、今回のアルバムは『カウンター』よりもサウンドにグッと深みが出ているはず。もちろん精神的なところが大事だってことは今も忘れてないんですけど、やっぱり俺たちはミュージシャンなんだから、音で魅了できなきゃ何の意味もないし、そのための蓄積が今はもっともっと欲しいんです。
――その心がけは絶対に正しいと思います。じゃあ、大野君はどう? 元々大野君はサウンド面へのこだわりが強いタイプではあったと思うんだけど。
大野 : 確かにそうなんですけど、最近はけっこうその精神面を大事にするようになってたかもしれない。だから、ロンの話を聞いてて、ちょっと意識を戻さなきゃマズいなと思いました(笑)。
ロン : いや、それでいいんじゃない? 俺はただ、音を聴いたときに伝わる人間性だけで勝負しようと思っただけなんだ。言動で自分のオリジナリティを強調するんじゃなくてさ(笑)。それこそツイッター上の発言とかをきっかけに興味を持ってくれたりすることはあると思うんですけど、それと音楽はまた別の話ですからね。それに、今の俺は自分が吐き出したいと思ったことをちゃんと歌詞にできているから、現実世界に対する鬱憤をわざわざネット上で吐き出す必要はないんです。
――とはいえ、良くも悪くも或る感覚っていうバンドは、そのネット上の言動とかで注目されたことも過去に多かったじゃない?
ロン : その通りだし、そのくせに俺たちの音楽は浅かった。僕、『カウンター』は黒歴史だと思ってるんで。
――おお。そこまで言っちゃうのか。
ロン : うん。もし今の自分がリスナーの立場だったら、或る感覚っていうバンドが世に出てきても、絶対にCDなんて買わないと思う。あるいは仮に聴いたとしても、「ああ、イキッてるバンドが出てきたんだな」と思うだけで。『カウンター』のころの俺たちって、言ってしまえばよくあるギターロック・バンドのひとつって感じで、音もキャラはやたらとツンツンしてるんだけど、あくまでもその程度のバンドでしかなかったと思う。でも、『バイタルリスペクト』ではやっと俺にしか歌えない日本語詞の歌がやれたような気がしてるし、とりあえず今の自分たちが示せるものはここでちゃんと示せたんじゃないかなと思ってて。もちろん、音楽的にはまだまだここから深めていかなきゃいけないところなんですけどね。
――じゃあ、現在のロン君は『カウンター』のどんなところに納得がいかないんだろう。
ロン : 俺がいちばん反省しているのは、やっぱり歌詞なんですよ。あのころの俺は歌詞で他人を批判しちゃってたし、むしろそういう目的で音楽をやっちゃってた。もちろん、あのアルバムの中には、今でも「いいな」と思える曲がいくつかあるし、サウンド面に関してはあまり気にしていないんです。ある意味、あの時期にしか出せなかった音があそこで鳴らせていると思うし、今あのころみたいな曲を書こうとしたって、たぶん書けないから。ただ、今の感覚からすると、「お前、それは100パーセント間違ってるよ」みたいな歌詞があそこにはいくつかあって、それはもう完全にマズいなと。なんか俺、3枚目と4枚目を出すときも同じようなことを言ってそうな気がするな(笑)。俺らって、曲に人間性の変化がわかりやすく反映され過ぎてるんですよね。
――それは間違いないね(笑)。ヘタしたら、ロン君は『バイタルリスペクト』のこともそのうち「あれは黒歴史だった」と言い出すかもしれない。
ロン : あり得る(笑)。まあ、実際に「これは傑作だ!」と大声で言いたくなるのって、やっぱり長くても発売後1週間くらいですからね。今はまだ録り終わってから日が経ってないから、こうして自分達の指針を示す作品がつくれた余韻に浸っていられるんですけど。
こういうシンプルないい曲が生まれたってことに、俺はなんか一皮むけた感じがしちゃって
――じゃあ、これは作品をつくり終えた現時点の気持ちで素直に答えてください。『バイタルリスペクト』で個人的に最も手ごたえのある曲を、それぞれ1曲ずつ挙げてもらえますか。できればその理由も知りたいです。じゃあ、Kou君から。
Kou : 1曲かぁ…。新しいアプローチが試せたって意味では、「ファイトクラブ」と「亀の速さで」なんだけど、いちばん好きな曲ってなると、「赤い春」かな。
北原ジャンクション : 僕は「亀の速さで」ですね。あれはこのアルバムができるきっかけにもなった曲だし。俺がよく覚えているのは、ロンが「これってさ、言っちゃあ別に誰でも書ける曲なんだよね」と言ってたことなんです。でも、今まではひたすら人を切りつけるような曲ばかりを作ってたヤツから、こういうシンプルないい曲が生まれたってことに、俺はなんか一皮むけた感じがしちゃって。或る感覚の進歩は、ちゃんとここに表れていると思う。
――なるほど。じゃあ、ロン君はどうですか。
ロン : うーん…。「対話」かな。あれは今回いちばんオルタナティヴなものが出来たなと思える曲。「これがジャパニーズ・オルタナティヴだ」と胸張って言いたいですね。俺、カウパーズとか大好きなんですけど、あの曲ではそういう自分の音楽的なルーツがすごくいいカタチで出せたんじゃないかな。アルバム最後の「エンドビールで乾杯」も気に入ってるんですけどね。あれもパンクなものが録れたと思う。

――今回のアルバムは終盤3曲が本当にいいよね。じゃあ、最後に大野君。
大野 : 俺も「対話」にしようと思ってたんだけど、そうだなぁ…。じゃあ、ここは自分が書いた「スローウェイヴ」にします(笑)。あの曲は歌詞もすんなり出てきたんですよね。しかも、それが今のバンドの状況をうまく言い当ててる感じがしていて。
ロン : 俺はこの「スローウェイヴ」っていうタイトルもすごく好きなんだよね。なんか、ゆっくり巻き起こしていくみたいな感じがするじゃん。大野がここで書いた歌詞は、ホント今の俺たちって感じだよ。俺たちって急激に変化したわけじゃなくて、いろんな段階を経て今こうなってるわけだから。あと、〈私髪を切って次の宇宙へ〉って歌詞が、めちゃくちゃ大野っぽい。なんでそこで髪を切るんだよ、と(笑)。
大野 : いや、失恋したら髪を切るとかってよく言うでしょ。そして次に向かうっていう。あれはつまり、そういうことだよ(笑)。
ロン : あと、今回のリード・トラックに「赤い春」を選んだのは、この曲こそまさに或る感覚の王道って感じがするから。バキバキの攻撃的なサウンドと憂いのあるメロディーっていう、或る感覚のいちばんいいところがしっかり録れてると思う。でも、アルバムを全曲聴いてもらえたら、きっと「ファイトクラブ」がいちばん好きだっていう人もいるだろうし、北原が言ってた通り、「亀の速さで」ができたのはマジでデカかったから。あの曲ができたから、俺は腹が括れたんです。それこそ俺たちは誰が聴いてもすぐにわかるような、たとえば「た●この歌」みたいな曲を書くバンドではないわけで。あるいは「ポ●ョ」とかさ。
大野 : たとえ、それでいいのか(笑)。なんか微妙に古いし。
ロン : これで今回いきなりドカーンとブレイクするようなこともないと思ってる。でも、着実に俺たちの音楽は伝わっていくはずだし、今はメンバー全員がそう確信できてるんじゃないかな。それこそ『ナチュラル / 初夏のピラニア / ロマンチック・アルカイダ』のときは無駄に焦っちゃってたんですけど。
――あのときはたしかにちょっと焦ってたかもね。
ロン : あのころはホントいろいろあったし。でも、今回のレコーディングではその「ナチュラル」も今のいい状態で録り直せたから、よかった。「初夏のピラニア」なんて、いまやライヴでいちばん盛り上がる曲になりつつあるし。バンドなんていつまでやれるかわからないけど、だからって焦っちゃダメなんですよね。ちゃんと自分のペースで進んでいけば、俺たちにもこういうアルバムが作れるんだから。
――そうだね。とはいえ、デビューしたころの傍若無人な或る感覚を知っている僕としては、やっぱりロン君には日本トップクラスの人気バンドを目指していてほしいっていう気持ちもあるんですけど、そのへんはどうですか。
ロン : あ、もちろんセールスのことはまったく諦めてないですよ。まあ、綺麗事を言うつもりはないけど、俺は普通に働いている人が聴きたくなるような曲を作りたいし、実際に『バイタルリスペクト』はそういう人の気持ちにすっと入り込んでくれるような音楽になってると思う。俺、こういう音楽がちゃんと売れると信じてますからね。マジでここからなんですよ。
過去作品
【特集ページ】
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PROFILE
或る感覚
ロン(Vo、Gt) / Kou(Ba) / 北原ジャンクション(Dr) / 大野(Gt)
染み入るようなグッドメロディーをあくまで鋭角に鳴らす4ピース・バンド。
2010年5月、結成。2011年9月に「閃光ライオット」のファイナリストへ選出され、日比谷野外大音楽堂にてパフォーマンス、同年12月には「知性のギター」が収録されたコンピレーション・アルバム「閃光ライオット2011」が全国リリース。その後リリースされたデモCD『CITY STYLE ALTERNATIVE』が異例の売上を記録。
2013年1月にファースト・フル・アルバム『カウンター』をリリース。同年9月に『ナチュラル / 初夏のピラニア / ロマンチック・アルカイダ』がリリースされ、オリコン・インディーズ・ウィークリー・チャート1位を獲得した。2014年3月に会場・枚数限定EP『画家と筆EP』がリリースし、6月に初のワンマン・ライヴ「~DAN NO URA~ 天下統一」を開催。そして12月、セカンド・フル・アルバム『バイタルリスペクト』をリリースする。