2012/05/23 00:00

日常とファンタジーを繋ぐショピンの最新作が2作同時リリース!!

田中馨(ex SAKEROCK)、タカハシ ペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)、内田武瑠(ex GoodDogHappyMen)の4人から成るバンド、ショピンの新作が2作同時にリリース!! アコースティックの楽器を中心に、がらくたや玩具の音も一体になった、子どもの頃の自由な気持ちを思い出させてくれる楽曲に、やさしくも力強いヴォーカル。まるで、おもちゃもぬいぐるみも一緒になって歌い出してしまうような、ファンタジーと日常が混じり合ったような彼らの最新作2枚を同時にお届けいたします!!

やさしくも力強い、ショピンの新作を2作同時リリース!!
ショピン / 花の下の人々

1.春はあけぼの / 2.グリーンピース / 3.花の下の人々

【価格】
mp3 単曲200円 / まとめ購入 450円
wav 単曲250円 / まとめ購入 750円

ショピン / マロのさんぽ

1.マロのさんぽ / 2.マロのさんぽ (テレビバージョン) / 3.マロのさんぽ (おじゃる丸バージョン) / 4.マロのさんぽ (カラオケバージョン)

【価格】
mp3 単曲200円 / まとめ購入 750円
wav 単曲250円 / まとめ購入 1000円

童話の世界から響くような音楽

ぼくね、あのポポポポ~ンっていうCMがすっごくお気に入りだったんだ。ほら、ありがとウサギだとか、さよなライオンなんかが出てくるあれ。わかるかな? あの歌をうたってるお姉さんは野々歩さんっていうんだけど、この人はショピンってバンドでも歌をうたってるんだ。ほんとに愉快で楽しくて、ぼくも大好きなバンドだよ。あ、それでね、そのショピンが最近2作も新しい作品をリリースしたみたいだから、紹介するね。

『マロのさんぽ』と『花の下の人々』っていうのがその作品なんだけど、どっちもまるで童話の世界から響いてくる音楽みたいなんだ。もしどこかに動物と人間が仲よく暮らしている国があるとしたら、きっとショピンは専属の楽団に選ばれるだろうね。動物たちが輪になって踊ったり、人間と一緒にごはんを食べたり、たまにはお昼寝をしたり、そんな世界に流れてそうな音楽だとぼくは思うよ。それくらい無垢で素朴なんだ。

いつもはカフェやライヴ・ハウスで演奏をしているショピンだけど、2008年にはフジロックにも出てるし、ときどき幼稚園に呼ばれることもあるんだよ。こんなにいろんな場所で歌をうたってるバンドも珍しいよね。だけどそれだけの魅力がやっぱりあると思うんだ。だってどの楽器もにぎやかで楽しげだし、そこに野々歩さんのやさしくて伸びやかな歌声が入ってくると、いつのまにか春の昼下がりみたいな雰囲気になってるんだもん。聞いてるだけでこんなにポカポカな気持ちになる音楽って、少ないんじゃないかな。

『マロのさんぽ』は「おじゃる丸」っていうアニメのエンディング・テーマになってるから、聞いたことがある人もいると思うよ。まあとにかくショピンの音楽はとっても素朴で愉快だから、ぜひ栗コーダーカルテットなんかとあわせて聴いてみてほしいな。(Text by アンドレ川島)

RECOMMEND

ヒネモス / どっかの国のお祭り

タカハシペチカ(ショピン)を中心とした、メンバー11人を擁する無駄に大迫力な楽団ヒネモス、待望の2ndアルバム。チューバ、サックス、トロンボーン、フィドル、チェロ、アコーディオン、トイピアノ、のこぎり、多種多様な玩具、ガラクタ等が一丸となって、有象無象を飲み込む独特のサウンドを形成。4年ぶりとなる今回のアルバムは、変わらぬユルさを伴いつつも円熟度を増し、より味わい深く、ライヴ感を重視した五感を刺激する音像に仕上がっています。

John John Festival / 歌とチューン

イギリスの隣の小さな島国、アイルランドの音楽を演奏する3人組、John John Festivalの2作目となるアルバム作品。フィドル(バイオリン)とギター、アイルランドの太鼓バウロンを使って奏でる音楽は、どこか懐かしく牧歌的。今作には、前作になかった「歌」が10曲中4曲収められており、色彩豊かな作品となっています。

栗コーダーカルテット / 鉄道ワルツ

ピタゴラスイッチ、映画「クイール」、「山形スクリーム」の音楽等で知られる"栗コーダーカルテット"が放つ、極上インストゥルメンタル・アルバム。全編に流れるリコーダーの音色は、旅のお供は勿論、仕事や快眠のBGMにも最適。2001年発売、名盤の誉れ高いロング・ヒット作品。

ショピン LIVE SCHEJULE

2012年5月26日(土)@茨城 結城 cafe la famille
2012年5月27日(日)@東京 立川 ロバハウス
2012年6月19日(火)@新代田FEVER
2012年6月23日(土)@下北沢 風知空知
2012年6月24日(日)@東京 立川 ロバハウス

『花の下の人々』&『マロのさんぽ』リリース記念ライヴ
2012年7月22日(日)@原宿 VACANT
開場 17:00 / 開演 18:00
料金 2,500円(ドリンク別)

PROFILE

田中馨(ex SAKEROCK)、タカハシ ペチカ(ヒネモス)、野々歩(コケストラ)の3人が集まって、2006年活動開始。2011年内田武瑠(ex GoodDogHappyMen)加入。

野々歩の素直な歌声を囲む 、ひと癖ある楽曲と演奏者達。アコースティックの楽器から ひとたび音が広がると、がらくたや玩具も 一緒に歌い出す。ちょっと古風な言い回しや 何でも無い一時の情景をおとぎの話の様に歌い継いで行く。ちょっぴりおかしくて、じんわり染み入る新しい音楽の形。是非、ご賞味あれ。

2008年6月1stALBUM『ユーテンジェルグの缶詰工場』発売。7月FUJI ROCK FESTIVAL出演。都内中心のライヴ・ハウス、カフェ・ライヴ。他、落語との共演、子供向けのワークショップ、金沢21世紀美術館での公演、新潟小千谷市震災チャリティ・ライヴなど地域に密着したイベントにも意欲的に活動中。2009年秋2ndアルバム『はしょられた物語』を発売。2011年春P-vine recordsに籍を移しミニ・アルバム『春のソノタ』を発売。日本各地しみじみと活動中。

ショピン HP http://chopiiin.com/

[レヴュー] ショピン

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