2012/04/17 00:00

The Corona、初のライヴ・アルバムが完成!


The Corona / Live at sonorium

1.鳥のように自由に / 2.What Child Is This – Greensleeves Jig – Green Garters / 3.おさなきひのかけら / 4.淡々と煌々 / 5.七色羽の鳥 / 6.生涯忘れない場所

販売形式 : HQD(24bit/96kHzのWAV)、WAV(16bit/44.1kHz(CDと同クオリティ))

2005年にデビューし、同年キューバ国際音楽祭より正式招待をうけ参加。また、キューバの国民的バンドLos Van Vanの オープニング・アクトを務め、ARABAKI ROCK FESTや、 写真家のハービー山口氏の音楽番組「Music Tide」(BSi)に出演するなど、様々な活動を展開している3人組、The Corona。彼らが2011年12月25日・クリスマスの夜に室内楽演奏ホールsonorium行ったコンサートの模様を収めた『Live at sonorium』を発表した。

「鳥のように自由に」で、牧歌的なイントロからはじまり、フィドルやギターを迎えた軽やかなメロディーが続く。過去を愛おしむと同時に未来への希望を綴った歌詞も、メロディーと相俟って胸を打つ。「What Child Is This~Greensleeves Jig~Green Gaters」では、シンプルなヴォーカルからはじまり、3曲をメドレー形式で披露。重量感のあるメロディーにホイッスルが彩りを加えたかと思えば、いつの間にか小躍りしたくなるようなアイリッシュ・チューンへと変化していった。UiのヴォーカルとAya Luccaのピアノだけで聴かせるバラード「おさなきひのかけら」は、両者の呼吸がぴたりと一致した、息をのむような美しさだ。圧巻なのは、「淡々と煌々」! ノスタルジックなイーリアンパイプスの音色で始まり、ピアノや唄声が旋律を奏で、リズム隊がグルーヴを波打たせる。音の緩急が次々に押し寄せるメロディアスな展開が、約10分間繰り広げられる。

本作は、ミックスを前作『Shine』に続きGOK SOUNDの近藤祥昭が、マスタリングを、ヴァン・モリソンや、ビートルズの「LOVE」のサラウンド・マスタリングを担当している、ロンドン・メトロポリスマスタリングのTim Youngが手掛けたもの。ライヴならではの息をのむような臨場感と、物語のような壮大さ、そしてジャンルを次々と飛び越えていく身軽さが、この作品には詰まっている。メンバー自身も「ベスト・ライヴだ」と自負しているこの日の、繊細かつ、エネルギッシュな演奏の模様を、ぜひとも追体験してみてほしい。

過去作もチェック!

the Corona / shine

The Coronaの3rdアルバム。メンバーの脱退を経て、4人になった彼らが、自らの楽曲に再度挑戦し、セッション・レコーディングを行ったセルフ・カバー集。日本屈指のパーカッショニスト大儀見元をゲストに迎え、スリリングなインター・プレイの高揚感と、美しき静寂が同居したセッションとなった。The Coronaがこだわり抜いた音質と空気を、高音質のDSDで販売。

収録曲:
1. 淡々と煌々/ 2. 空飛ぶジャー / 3. イマジン / 4. 誕生ルンバ / 5. 裏と表のカサノヴァ / 6. 永遠な愛しい

The Corona PROFILE

古川尚篤 : drums
Ui : vocal
Aya Lucca : Piano

ジャンル、国、現実を越えた世界を描き、その奏でる音はまるで昔からある物語のよう。人間と真実をテーマにした開放感あるライブは、心温まる独特の世界観を確立する。リアルとファンタジーを行き来するメンバーの表情は聞く人に共有を求めつつも新たな発見をさせてくれる。2005年「淡々と煌々」でデビュー。同年、キューバ国際音楽祭より正式招待をうけ、参加。また、キューバの国民的バンドLos Van Vanの オープニングアクトを務める。アナログ盤(完全限定生産) 「淡々と煌々 RMX baskets」を リリースし完売。ARABAKI ROCK FESTや、 写真家のハービー山口氏の音楽番組「Music Tide」(BSi)の出演等様々な活動を展開している。

[レヴュー] THE CORONA

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