2010/01/18 00:00

VOL.11

年末に開催した「ラウンジサウンズフェスティバル'09」のレポです。

2009年はホントいろいろやりきった感でいっぱいだ。 年末の慌ただしい中、遊びに来てくれたお客さんありがとう! 俺はお客さんに支えられてます! そして素晴らしい音楽を聴かせてくれた出演者のみなさんありがとう! 俺はバンドマンに支えられてます! 今年も1年やりたい放題自由にやらせてくれたVooDooLoungeありがとう! 俺は環境に支えられてます!

たくさんの感謝を込めて。レポる。

1.Hypstone Friends
年間ライブ本数は若手バンド以上に多いけど、俺と同年代(30代半ば)。 ホントいつも楽しんでライブやってるのが素敵だ。 この日もトップで充分に温めてくれた。

2.漢方先生
あ、こちらもまた同年代。 あいかわらずステージ映えするなあ。

3.八洲
いつもより酒飲んでないハズなのに、 いつも以上にしゃべりがベロベロなのは、何で(笑)? 半分以上聞き取れない話をみんな一生懸命聞き取ろうとするが、やっぱり理解できない(笑)。でも爆笑を誘う八洲。凄い。

4.キツネの嫁入り(京都)
曲がもの凄く面白いんよね〜。木琴叩きまくる曲とか特に大好き。聴いてるといろいろインスピレーションが湧いてくる音楽だ。しかしマドナシくんたち、日帰りながら福岡を満喫しまくってたなあ(笑)。

5.フーミンワンマンバンド
間髪入れずフロアに乱入、背負ったドラム・セットをドンチャカ鳴らして、会場をぐるぐる回りながらの熱演! 体力が尽きるまで全力で歌うコガくん。決して上手いわけじゃないけど、一生懸命さが見てるみんなを笑顔に変える。

6.拓真(9才)&レン(10才)
可愛いだけの子供の演奏と思って甘く見てたら大間違い! 大人顔負けの演奏とステージング。特にレンくんのパワフルなドラムソロは圧巻の上手さ! 会場がどよめく(特に共演者のドラマーたち(笑))。ステージが大きく見えるなあ。

7.jaaja(名古屋)
手製のお面をかぶって登場! 途中からお面を取ったけど、お面取ってもすごくイイ顔(笑)、イイな〜。雰囲気も楽しいが、とにかく曲が素敵すぎる! 俺は次が出番だったから楽屋で岡村ちゃんのステップを踏みながら聴いてた。あ〜、じっくり見たかったあ。

ここで、シルバーゲイシャが会場を徘徊! 子供たちは怖がりつつも大ハシャギ。今日はホント、遊園地みたいな雰囲気にしたかったんだ。

8.奥村靖幸&PeachTimes
はい、自分がやってます岡村靖幸のコピー・バンド(笑)。女の子たちの黄色い声援を一斉に受けるなんてまず無いからすっごい楽しいんだよな〜(笑)。「だいすき」の時にステージ前で聴いてくれてたモンドや拓真君ら子供たちをみんなステージ上げて一緒に歌って踊るという、岡村ちゃんのライブDVDと全く同じシーンを再現できたのは偶然だったけど奇跡だったなホント。

9.ODORUいんどじん
岡村ちゃん終わったら間髪入れずにニラさんのインド・ダンス開始! すごい楽しい!

10.Angelic Shout! (福岡)
インド・ダンス終わったら今度はゴスペル!! 宗教的にこの有り得ない流れはオモロすぎ! しかしこちらも最高に楽しいひととき! 楽しい音楽にジャンルも宗教も関係ないのだ。女性に囲まれて真ん中で実に嬉しそうに歌うニカウさん(笑)。

11.モアリズム(東京)
魅せて笑わせて聴かせて泣かせる、これぞ大人のエンターテイメント!! 年間162本という恐ろしい数のライブを全国行脚した今年のモアリズム。その説得力は鉄壁なる叩き上げサウンド! 会場をモアリズムの色に染め盛り上げてくれた。 でもホントは1時間くらいやってその魅力が全て発揮されるバンドなんだけどね。初めて見たfolk enough井上さんも「これはイイ! イイね! 」と笑顔で絶賛。

12.オオクボ-T
モアリズムからオオクボ-Tという流れ、これがフェスの醍醐味だ(笑)! オオクボ-Tがいる福岡って、いい街だな。って、いつも思う。オオクボさん終わってそのままfolk enoughとサプライズ・セッション!! なんだこの組み合わせは(爆笑)!!!

13.folk enough
で、今夜のfolk enoughはベース・レス。前半ぐだぐだになりかけた時は「あ、これはいつもの滑るパターンか? 」 と思ったけど、中盤からの演奏は凄かったね。初めて見たモアリズムのナカムラさんも「このバンド、凄いね! 」と笑顔で絶賛。なんかイイね、お互い全く面識無いんだろうけど、音楽でもう充分に会話しちゃってる。

14.ポカムス
こちらはこの日ギター・レス。メンバー欠けてポカムスのあのバンド・マジックも欠けちゃうのでは? と心配したけど、結局欠けたのは藤田さんのメガネだけという素敵なオチ。改めてポカムスのタフさを実感した。こんだけ踊りたくなっちゃうフォークって…もはやジャンル超えてる。

15.JAH★JAH
ラウンジサウンズに関わってくれてるバンドマンたちの中でも特に深くこのイベントを大事にしてくれてるのはニカウさんなのかもなあ。出会った頃から全くブレること無いニカウさんのメッセージはこの日も新曲となって歌われた。次の出番を楽屋で待ちながら、聴いていた。

そしていよいよフィナーレ。ボギーは今夜2度目の出番だ!

16.nontroppo
1曲目はものすごく久しぶりに演奏する「タナトピア」、心地良かった。まるで天国に向けて演奏してるような気分だった。そう、2009年は偉大な音楽家が何人も死んだ1年だ。いろんな想いが駆け巡る1年だった。おかげで「BON-ODORI」という新曲ができた。2009年に出来た曲はこの1曲のみだけど、これは今じゃないと出来ない、出来るべくして出来た曲だ。

「踊りだせ! ダセえ踊りを! 」
一心不乱に踊りまくるお客さんたちと一心不乱に演奏する俺らが、ぐるぐるバターになるまで溶けちゃいそうな気分になる曲。

アンコールもらった。

「何かリクエストある? 」と聞くと「赤い彗星! 」と数人。RCサクセションの「多摩蘭坂」を1番だけ歌い。そして「赤い彗星」。

今年のnontroppo演奏納め、全部出し切ったあ〜。

ラウンジサウンズフェスは、とてもラウンジサウンズらしいフェスだった。いろんなもんを詰め込んだ、欲張りな音楽祭。もっと! もっと! 音楽が欲しい!! そんな欲求に忠実に、2010年も頑張ります、ちゃんとやります。

面白いこと、まだまだいっぱいやりたい!

みなさん、今年もよろしく!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

PS…2月にnontroppo久しぶりの東京ツアーが決定しました! みなさん、遊びにきてねー!

2010年2月19日(金)
『まうごつよかナイト 』 @高円寺・HIGH
開場 / 開演 18:30 / 19:00
料金 前売り¥3000(当日¥3300)+1D
出演 nontroppo/杉本恭一&The Dominators/FREAKYFROG

2010年2月20日(土)
『夏祭り〜わっしょい!〜 』 @青山・月見ル君想フ
開場 / 開演 18:00 / 19:00
料金 ¥2500+1D
出演 nontroppo/THE BEACHES
DJ ヒサシ THE KID(THE BEACHES)/ボギー(nontroppo)
VJ eetee

PROFILE

ボギー。ダンス仕様のライブ・バンドとして高評価を得ているnontroppoのボーカル&ギター。ニュー・ウェイヴ、レゲエ、ダブ、ジャズ、プログレ、サンバ、トランス・ミュージック等あらゆる音楽的要素を内包したカラフルで不思議なサウンドに、無国籍なダンス・ビートが絡み、聴く者全てを狂喜の「祭」、もしくはありもしない架空のリゾート地へといざなうちょっぴり危険なトロピカル・アヴァン・ダンス・ミュージックを奏でる。

artist page https://ototoy.jp/them/index.php/ARTIST/1829

blog ”ボギーの悪趣味音楽作法” http://www3.to/yokotin/

TOP