album jacket
 How To Buy
TitleDurationPrice
摩天楼物語  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 05:00
ファイナル・レイン  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 04:04
ターキッシュ・コーヒー  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 05:02
Lovely City  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 05:01
レイジー・アフタヌーン  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 04:24
よろめいてヒロイン  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 04:37
Just Samba  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:33
マイルド・コネクション  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 03:37
ボーカリスト  alac,flac,wav,aac: 16bit/44.1kHz 04:21
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Album Info

ティナ・ターナーやルーファス&チャカ・カーンに触発され、ディスコで歌い始めたというプロフィールに相応しい、ついに本領発揮といった超弩級のファンキー・ボム「摩天楼物語」で幕を開ける本作。シングル・カットされたマエストロ:林哲司作曲の極上メロウ・ソウル「ターキッシュ・コーヒー」、そして市川秀男、大村憲司、後藤次利、ペッカー、ジェイク・コンセプションらジャズ~フュージョン系超一流ミュージシャン達の迫力のプレイも聴き応え満点の和モノAORファン・マストの大本命盤! このアルバムのキー・パーソンは、ほとんどの楽曲アレンジを手掛けた市川秀男である。今も現役バリバリでプレイするジャズ・ピアノのベテランだが、最近も椎名林檎と共演したように、実にフレキシブルな感性を持っていた。この頃はきっとフュージョン系のサウンドに興味を抱いていて、それがmimiとのベスト・マッチに繋がったのだと思う。


日本語のポップスでありながら、ジャズ・フュージョンやファンク・テイストがふんだんに散りばめられ、彼女らしい個性がキラキラ光る。オープニングを飾る<摩天楼物語>のスケール感、情熱的に盛り上がるラテン・ダンサー<ファイナル・レイン>のビッグ・バンド・スタイルは、やはりジャズ・ミュージシャンなればこそ。もしポップス系のアレンジャーだったら、もっと小じんまりまとまっていたかも知れない。<Just Samba>もタイトル通りのサンバだが、実はシンセサイザー・オーケストレーションが凝りに凝っていてビックリ。もしかしたら市川氏も、大野雄二や深町純のように、ジャズ・ピアノから脱却してサウンド・クリエイターになることを模索していたか!?なんて勘繰ってみたくなる。いずれにせよ、こうしたサウンド面のダイナミズムやクリエイティヴィティが、mimi本来のヴォーカル・スキルを引き出したのは間違いあるまい。“水を得た魚”とは、まさにこのこと。

MUSICIANS KEYBOARDS:市川秀男/渋井伯 GUITAR:高島政晴/大村憲司 BASS:松本茂/後藤次利 DRUMS:市原康/菊地丈夫 LATIN PERCUSSION:穴井忠臣/ペッカー


TRUMPET:数原晋/小林正弘 FLUEGEL HORN:数原晋 TROMBORN:新井英二 SAXOPHONES:ジェイク・コンセプション/中川昌三 STRINGS:JOEストリングス CHORUS:Eve SYNTH MANIPULATOR:助川宏


RECORDING STUDIO:SOUND CITY 1st&MIXDOWN ROOM


ENGINEER:篠田健二 assistant engineer:安木健一郎/松本秀雄 ARRANGED BY:市川秀男/後藤次利(1,3,6,8)/ジェイク・コンセプション(6,8) PRODUCED BY:赤城光

Discography

Pop

ティナ・ターナーやルーファス&チャカ・カーンに触発され、ディスコで歌い始めたというプロフィールに相応しい、ついに本領発揮といった超弩級のファンキー・ボム「摩天楼物語」で幕を開ける本作。シングル・カットされたマエストロ:林哲司作曲の極上メロウ・ソウル「ターキッシュ・コーヒー」、そして市川秀男、大村憲司、後藤次利、ペッカー、ジェイク・コンセプションらジャズ~フュージョン系超一流ミュージシャン達の迫力のプレイも聴き応え満点の和モノAORファン・マストの大本命盤! このアルバムのキー・パーソンは、ほとんどの楽曲アレンジを手掛けた市川秀男である。今も現役バリバリでプレイするジャズ・ピアノのベテランだが、最近も椎名林檎と共演したように、実にフレキシブルな感性を持っていた。この頃はきっとフュージョン系のサウンドに興味を抱いていて、それがmimiとのベスト・マッチに繋がったのだと思う。 日本語のポップスでありながら、ジャズ・フュージョンやファンク・テイストがふんだんに散りばめられ、彼女らしい個性がキラキラ光る。オープニングを飾る<摩天楼物語>のスケール感、情熱的に盛り上がるラテン・ダンサー<ファイナル・レイン>のビッグ・バンド・スタイルは、やはりジャズ・ミュージシャンなればこそ。もしポップス系のアレンジャーだったら、もっと小じんまりまとまっていたかも知れない。<Just Samba>もタイトル通りのサンバだが、実はシンセサイザー・オーケストレーションが凝りに凝っていてビックリ。もしかしたら市川氏も、大野雄二や深町純のように、ジャズ・ピアノから脱却してサウンド・クリエイターになることを模索していたか!?なんて勘繰ってみたくなる。いずれにせよ、こうしたサウンド面のダイナミズムやクリエイティヴィティが、mimi本来のヴォーカル・スキルを引き出したのは間違いあるまい。“水を得た魚”とは、まさにこのこと。 MUSICIANS KEYBOARDS:市川秀男/渋井伯 GUITAR:高島政晴/大村憲司 BASS:松本茂/後藤次利 DRUMS:市原康/菊地丈夫 LATIN PERCUSSION:穴井忠臣/ペッカー TRUMPET:数原晋/小林正弘 FLUEGEL HORN:数原晋 TROMBORN:新井英二 SAXOPHONES:ジェイク・コンセプション/中川昌三 STRINGS:JOEストリングス CHORUS:Eve SYNTH MANIPULATOR:助川宏 RECORDING STUDIO:SOUND CITY 1st&MIXDOWN ROOM ENGINEER:篠田健二 assistant engineer:安木健一郎/松本秀雄 ARRANGED BY:市川秀男/後藤次利(1,3,6,8)/ジェイク・コンセプション(6,8) PRODUCED BY:赤城光

9 tracks
Pop

カサブランカ・レーベル(ポリスター)移籍第1作となる本アルバムは加藤和彦プロデュース、ミュンヘン録音。当時の音楽シーンを席巻していたミュンヘン・ディスコ・サウンドと、加藤和彦のヨーロッパ3部作の邂逅ともいえるような孤高の美意識に貫かれたサウンド・プロデュースが印象的なアルバム。一十三十一がカヴァーしたことでも話題の安井かずみ/加藤和彦による名曲「SILVER RAIN」を収録。 82年に発表されたポリスターでの第1弾にして通算4作目。同時に彼女のキャリアで一番の異色作である。プロデュースは加藤和彦で、何とドイツのミュンヘン録音。アレンジ面では、当時の彼の右腕で、“ひとりYMO”などと異名を取った清水信之が大活躍している。そうした加藤/清水ラインのヨーロッパ・サウンドがお好きな方々には、高く評価される一枚だ。ただし、mimiの個性や歌唱力が活かされているか?というと、少々首を傾げてしまうところ。作品の善し悪しではなく、やはり何よりも加藤のプロダクツありきの作品だったと思う。 当時の加藤和彦と言えば、まさにヨーロッパ3部作の真っ只中。パリ録音の3枚目『ベル・エキセントリック』が、ちょうど81年作だ。その前作『うたかたのオペラ』(80年)は、デヴィッド・ボウイやブライアン・イーノも使用した西ベルリンのハンサ・スタジオでレコーディングされた。加藤/清水に加えて、当時の一口坂スタジオのエンジニア:大川正義も、『ベル・エキセントリック』と本作両方に参加している。そういう意味で、加藤のヨーロッパ3部作を補完する外輪作としてとても重要。大貫妙子『ROMANTIQUE』(80年)や『ADVENTURE』(81年)、大空はるみ『はるみのムーンライト・セレナーデ』(82年)や『VIVA』(83年)あたりと同じく、加藤ファンなら絶対に聴き逃せない作品なのだ。 Produced by Kazuhiko Katoh Recorded at Union Studios Murich, West-Germany by Cedric Beatty at Hitokuchi-Zaka Studios Tokyo, Japan by Masayoshi Ohkawa, Makoto Morimoto Mastered by Tadao Tomita Drums:”Ponta”Murakami, Kurt Kress Bass:Guenter Gebauer Guitar:Mats Bjorklund Keyboard:Christian Schulze, Nobuyuki Shimizu & Tohru Okada MC-8:Hideki Matsutake

8 tracks
Pop

ジャパニーズ・R&B・ディーヴァの先駆け、宮本典子! 1980年にトリオ・レコードから発表されたサード・アルバムは日本語詞中心の楽曲が並び、前年の各音楽祭で軒並み新人賞を獲得したヒット・シングル『エピローグ』をはじめ、林哲司らしいライト・ソウル調シティ・ポップス『シルバー・レイン』、いかにも筒美京平といった曲作りの才が光る『炎の頃』など聴き所が満載!! ■1990年代以降、米国のヒップホップ~R&Bが日本のポップ・シーンへと定着していく過程の中で、これまで数々のソウルフルな女性シンガーが登場し、シーンを賑わしてきた。70~80年代の、まだ未成熟だった日本の音楽シーンにあって、その“ザ・芸能界”的な風潮に我慢できず、日本を飛び出していったシンガーもいた。その人こそ、本盤の主役、宮本典子なのである。本作『RUSH』は、トリオ・レコードから80年にリリースされた宮本典子のサード・アルバム。クロスオーヴァー志向の強かった前作『VIVID』に比べ、かなりポップで判りやすい内容となっているのが特徴で、歌謡曲~ニューミュージック色の濃い楽曲も多く収録されている。

10 tracks
Pop

ジャパニーズ・R&B・ディーヴァの先駆け、宮本典子! 1979年にトリオ・レコードからリリースされたセカンド・アルバムはグローバルな視野を持って歌と対峙していた姿勢を歴然と示す、全8曲中5曲が英語詞によるもの。コンテンポラリーでクロスオーヴァー志向の強い音楽性へとシフトし、前作以上にスケール感あふれる歌世界を聴かせてくれる充実作!! ■1990年代以降、米国のヒップホップ~R&Bが日本のポップ・シーンへと定着していく過程の中で、これまで数々のソウルフルな女性シンガーが登場し、シーンを賑わしてきた。70~80年代の、まだ未成熟だった日本の音楽シーンにあって、その“ザ・芸能界”的な風潮に我慢できず、日本を飛び出していったシンガーもいた。その人こそ、本盤の主役、宮本典子なのである。 ■本作『VIVID』は、トリオ・レコードから79年にリリースされた宮本典子のセカンド・アルバム。前年の『PUSH』でジャズ/フュージョン系シンガーとしてデビューした彼女は、本作でも、その路線を踏襲しつつ、よりコンテンポラリーでクロスオーヴァー志向の強い音楽性へとシフト、前作以上にスケール感あふれる歌世界を聴かせてくれる。全8曲中5曲が英語詞というのも、すでにグローバルな視野を持って歌と対峙していた彼女の姿勢の表れだろう。

8 tracks

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あの名作をひっ捕らえい! 新連載〈アーカイ奉行〉第1巻

連載

あの名作をひっ捕らえい! 新連載〈アーカイ奉行〉第1巻

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