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Jaga Jazzist

Jazz/World

ジャガ・ジャジストは、オスロー郊外にあるトンスベルグという小さな街で1994年にスタートした。メインのソングライター、ラーシュ・ホーントヴェットは当時まだ14歳!2001 年、彼らはデビュー・アルバム『A Livingroom Hush』を<Warner (Scandinavia)>からリリースし、絶大なる称賛を受け、ノルウェーのみで15,000枚という驚異的なセールスを記録した。その後バンドは、ジャガ・サウンドをノルウェー以外の世界各地に発信するため、オスローを拠点とする<Smalltown Supersound>と契約を結ぶ。2002年は年間を通し、圧倒的なライヴ・パフォーマンスで、ファン、評論家を魅了した(ヨーロッパ中でソールドアウトを記録)。その後<Ninja Tune>の注目を得て、現在まで続く、 <Smalltown Supersound>と<Ninja Tune>の協力体制が築き上げられた。 デビュー・アルバムが世界的な成功を収めると、ジャガ・ジャジストは、<Ninja Tune>から『The Stix』をリリース。1stアルバムと同様、ノルウェーのトップ・プロデューサー、Jorgen Traen(Royksopp、Kings of Convenience、Sondre Lercheらを生んだベルゲ ンのDuper Studiosの設立者)によってプロデュースされているが、『The Stix』ではバンドの音楽的可能性を押し広げることに成功。人の手によって生み出される有機的なサウンドとエレクトロニック・サウンドが最高のバランスで融合し、10人編成(現在は9人編成)のライヴ・バンドらしいオーガニックな手触りを強く残した、“これこそがジャガ・ジャジストだ”と呼ぶにふさわしいサウンドを作り上げた。 その後の多忙なツアーに続き、ジャガ・ジャジストのリリース作品で最もラディカルな作品とされる『What We Must』を発表。ノルウェーの森にあるスタジオにこもってレコーディン グされ、最終的にはボーナス音源『Spydeberg Session』としてアルバムに収録されたものをもとに、『What We Must』は作り上げられたという。1日1テイクというペースで制作されたこの作品は、彼らのライヴ・サウンドに最も近く、バンドに大きな躍進をもたらすこととなった。彼らにとって、それはロック・アルバムだった。それでいて、そのロック・スタイルの中でもジャガ・ジャジストらしい魅力がしっかりと存在感を発揮していた。90年代初期のブリティッシュ・シューゲイザーからギターポップ、そして70年代のプログレッシヴ・ロックまで、様々なサウンドを取り込み、それをジャガ・ジャジストならではスタイルと融合させた作品であった。

若干のメンバー変更を経て、2010年1月20日に通算6枚目となる待望のニュー・アルバム『One Armed Bandit』をリリースする。

[メンバー] Stian Westerhus : Electric guitar, baritone guitar, 12-string guitar, harp,effects and percussion Andreas Mjos : Vibraphone, guitar, Korg MS10, marimba, glockenspiel,crotales and percussion Martin Horntveth : Drums, drum-machines, percussion, bulbul tarang,marxophone, mandolin harp, psaltery, bells, temple blocks, spike piano and programming Lars Horntveth : Guitars, Bb & bass clarinet, tenor-, soprano- & baritonesaxophone, flute, Roland SH-2, keyboards, piano, lap steel guitar,ebow-banjo and programming Line Horntveth : Tuba, flute, percussion, glockenspiel and vocals Even Ormestad : Bass, keyboards, glockenspiel and percussion Erik Johannessen : Trombone and marxophone Mathias Eick : Trumpet, upright bass, keyboards, piano and french horn Oystein Moen : Synthesizers, piano, organ and percussion

Official site: http://www.beatink.com/records/jaga-jazzist/index.html

Discography

Jazz/World

今年Summer Sonicで来日し、圧巻のライブを見せたJaga Jazzistが昨年リリースした最新アルバム『Starfire』から、ライブでも鉄板曲となっている「Oban」の最新リミックス楽曲をリリース。Todd Terjeがリミックスし、自身のライブ・セットの中にも取り入れるなど、話題となったこの楽曲のリミックスを担当したのはJaga Jazzistと同じく、ノルウェーで活動する新鋭Apothek。

1 track
Jazz/World

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Jazz/World

ノルウェーが誇る異能音楽集団ジャガ・ジャジストがバンド結成20周年の集大成としてスタジオ・アルバムとしては実に6年ぶりとなる最新作『Starfire』をリリース!!『One Armed Bandit』『Live with the Britten Sinfonia』といったスコア重視の作品が続いた後、本作ではより実験的なスタジオ主導のアプローチへと移行し、すでにライブでは幾度も披露され音源化が待たれていた「Oban」(M-4)、先行解禁されたタイトル・トラック「Starfire」(M-1)で聞けるように現代音楽からプログレッシヴ・ロック、ジャズ、エレクトロニカまで様々なスタイルを取り入れながら、卓越したプレイヤビリティとエレクトロニクスの配合は至高の領域へと突入。「Shinkansen」(M-3)で独自のスウォーマトロンを奏でるリオン・デュワンなどのゲスト陣、今まで以上にフィーチャーされたマルクス・フォシュグレーンのギター・ワークをはじめ、新たなピースを飲込んでさらに巨大化した壮大なスケールと緻密な構造美、そしてそれを再生する圧倒的熱量を孕んだバンド・アンサンブルはバンド史上破格の傑作と断言できるマスターピースへと結実!!

6 tracks
Jazz/World

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Jazz/World

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Jazz/World

現在ノルウェーで実力、人気共にナンバー1の9人編成バンド、Jaga Jazzist衝撃の最新アルバム、『One-Armed Bandit』も記憶に新しく同アルバムのRemix EPが到着!

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Jazz/World

よりドラマティックに、よりダイナミックに。ノルウェーが世界に誇る前衛楽団Jaga Jazzistがまたもや新境地を切り拓く!! 精巧なアンサンブルで紡がれていくスリリングな音空間に酔いしれること必至!

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Dance/Electronica
V.A.

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