宇田川別館バンド&木村イオリのLive Recordingシリーズが遂に完結!!!
『ラスイチ』、『ラフロイグ』に続くラスト3曲目を飾るのは、夏に突然降るスコールのように生まれた楽曲『いかないで』。
悩み、惑う、切ない歌詞の中に潜む、大きなカラスに少しびびり、しまいにはお腹が空いてしまう、クスリと笑える情景。
苦境の渦中にあろうとも、ふとした瞬間に顔を覗かせる人間らしさが、すれ違う二人の行く末がどんな結果になろうとも、どこか未来への希望を感じさせて心地よい。
ともすれば暗くジメジメとした曲調に傾きすぎてしまいそうだが、寂しげな中にもあえて心弾む明るさを感じさせるメロディーが、夏のスコールのような突然の心変わりを見事に表現している。
宇田川別館バンドとっておきの秘蔵曲は、才気溢れる木村イオリとのSpecial Duoによって最高のアレンジが果たされた。
One Voice, One Piano.
余計なものを削ぎ落とした、歌とピアノのシンプルな構成だからこそ魂に響く名曲が、またここにひとつ誕生した。
『ラスイチ』、『ラフロイグ』、『いかないで』全編完全1発録りで生々しくレコーディングされた胸に迫る三部作を、夏の終わりに3曲合わせてお聴きください!!!